自分のブログを見ればなんと一昨年(2023年)の9月に掲載して以来、ずっとサボっておりました。
自転車から浮気をしてこの2年間ほどはバイクのレストアに明け暮れて自転車から遠のいておりましたぁ~
ここで1枚の写真ですが、これが何かおわかりの方がおられましたら昭和人間ですね^^
自転車のパーツですが、今では殆ど見ることが無くなりましたね。当時はどの自転車にも使われていたパーツなのですが・・・ペダルクランとシャフトを止める部品なのですが。
「コッターピン:」という代物です!
今ではこのピンを使わずコッターレスでクランクシャフトにクランクの元から直接ボルトで締め付けるようになっていますが、当時は画期的な方法でした。
私の原付バイク「HONDAダックス50」購入よりさらに3年遡りブリジストン輪行車「ダイヤモンドDST10」は53年前になります。当時はまだこのコッターピン仕様の自転車。
クランクシャフトを抜くためにはコッタピンを抜いて、シャフトからクランクを外すのですがコッターピンを少し緩めてナット側から打ち込んであるコッターピンを抜くのですが最初の初期作業を安易に作業してしまったために抜けず、1年以上気が向いたときにポンチや様々な道具を駆使しましたが、微動たりともせず簡易バイスで締め上げたらご覧のとおりバイスが破断してしまい(写真はピンが抜けた後で撮影したもの)
次にもう少し本格的な小型バイスで締め上げてピンを抜こうとしましたが、結局テーパーで打ち込まれたピンは全然抜けそうにならずバイスの方が悲鳴をあげていました・・・(汗)
反対側にはコッターピンより長い目のカラーをピンに被せて反対から様々な器具で試みました。最後は、玄能でかハンマーで叩くなどシャフトが歪むのでは無いかと心配するぐらい・・・究極はバーナーで過熱も考えましたがフレームに悪影響と思ったので却下!
結局、悩んだ末に先日とうとうコッターピンのネジ側をドリルで掘削してその凹みに再度ポンチを当てがい思いっきりハンマーで叩いて1年振りにやっと抜けました!(汗)
これでクランクシャフトを抜くことが出来る様になりました。ここまで行き着くのにバイクの整備に明け暮れて片手間にやっていましたので1年以上も作業を放置したままになりブログ更新も止っておりました。反省です(続く)