ココさん
 復活

(目が白く見えるのは、光の加減
なので大丈夫です。問題ありません目に力が出てきたから、もう大丈夫だね。

5月3日の夜。
(というか、2日の夜中か)
夕食を食べてから、いつものようにずっと寝ていたんだけど
起きてからの様子がどうもおかしくて。。。
暫くの間、注意深く観察していたのだけど、気のせいではなさそうだったので
救急病院へ行くかどうかの判断を見極めつつ、ネットで情報収集。
同じような症状の記事を探し出し、いくつか病名を予想。
迷ったけど、自己判断で痛み止めの薬を与えてみたところ、やっと落ち着いて寝てくれた。
急変しそうな容態でもなかったので、朝になってからかかりつけの病院へ行くことに。
ただ、心配なので、一晩中観察

一晩で100回くらい生存確認したかな

息をしてるかどうか、心配で…。
翌朝、昨晩よりは元気になっていたけれど
やっぱりちょっといつもとは違うので、予定通り病院へ

その際、診察に役立つかもと思い、発症時から朝までのココさん
の様子を纏めたメモ書きを持参。症状とか行動の様子を、時刻と共に箇条書きで纏めてみました。
これなら伝え忘れもないし、先生もわかりやすかったみたいだから
次回からもこのスタイルでいこう


で、
診察していただき、痛み止めの注射とビタミン注射をしていただく。
(昨日の、自己判断で与えた痛み止めの薬。判断は間違ってなかったかな?
とりあえずホッと一安心
)それから、耳の治療
掃除
も。先生曰く、「神経系の異常」とのこと。
「前庭障害」ではないかと。
確かに、頭がほんの少しだけど片側に傾いていたりしたので、多分コレだと思う。
(
頭の傾きもメモに記載しておいた)眼振の症状もあるみたいだしね。
昨日の白目グリン

ともあれ、薬と注射、そして耳の治療で症状は落ち着きました。
今日はもう、いつも通りの元気なココさん


再発はしてないけど、また近いうちに受診して先生に診ていただこう



ココさん
も、もう13歳。色々とガタがくるお年頃だよね


いつまでも元気でいてくれるように
飼い主もココさん
のお世話、頑張るからね

(現在の寝顔。。)
◆病気の概要
高齢のワンちゃんの多く見られる病気の一つに、前庭障害があります。
これは、脳神経の前庭神経に炎症が起こってしまうことが原因となり、平衡感覚が保てなくなる傷害です。
前庭神経は、三半規管とコンビを組んで平衡感覚を保つ役割を担っています。
ですので、この前庭神経に異常が出てくると、頭や体を上手くコントロールできなくなっていきます。
前庭神経の炎症がなぜ起こるかのメカニズムは、はっきりと解明されておりません。
しかし前庭神経は、鼓膜の奥のほうに存在しているため、外耳炎、中耳炎などに代表される、耳関連の疾患などが原因となる可能性が高いとされています。
また、ストレスなどの環境や精神的な要因もあると考えられています。
この場合は、原因は1つではなく、色々なことが合わさって前庭障害という形で現れているというケースが多いようです。
◆主な症状
前庭障害は、何の前ぶれも無く突然起こります。
突然症状が出るケースが多いだけに、飼い主が何が起こったのかとびっくりしてしまうと思います。
頭をかしげる仕草をしたり、ぐるぐる回ったりまっすぐ歩けなくなるなどの症状が出てきます。
目線も一定方向に向かず、眼球が意味も無く動いたり、眼球震盪という眼球が震えるような動きをすることもあります。
◆治療方法
診断は、犬の様子や仕草を観察することで行います。
前庭障害は、独特の動きをするので、獣医師であればすぐに診断できます。
治療は、副腎皮質ホルモン薬やビタミン剤を投薬します。
迅速な治療が出来れば、1週間ほどで完治できる病気です。
早急な治療が大切な障害ですので、急いで動物病院を受診してください。
予防策は特にありませんが、耳の病気に関連して起こる場合がありますので、耳の病気および異常にすぐに飼い主が気が付き、適切な治療を行うことで、前庭障害を予防できるケースもあります。
また、ワンちゃんの生活環境が良好であることも重要です。
バランスの良い食生活に適度な運動、ストレスフリーな毎日をおくれるように努力していきましょう。
