東映特撮YouTube Official、『電撃戦隊チェンジマン』配信は明けて本日の配信で最終回を迎えます(次の土曜日朝まで最終回が視聴可能)。
キュウレンジャーのジャークマターが「既得権益移譲型植民地政策」なのに対して、チェンジマンの大星団ゴズマは明確に「恐怖政治型支配政策」のそれ(支配するためのリソースは前者の方が少なくて済むのだけど)。
既得権益型だと突き崩すのが難しい支配者側を、「宇宙のあちこちの星でそれぞれが「自分の星を取り戻すため」に戦っている」ことを感じさせるエピソードをいくつも丁寧に積み重ね、内紛ではない「故郷を取り戻したいという思い」によって敵組織の遠征軍司令部が瓦解していくさまは、現実世界の「植民地政策からの解放」を彷彿とさせる部分が感じられて、観ていてとても心に響いて沁み入るものがあります。

放映順でいくならば、次の配信は『超新星フラッシュマン』になりそうだけど、中国残留孤児をモチーフにしたこの作品、リアルタイムで観ていました。シリーズの終盤シークエンスでは毎回涙を禁じ得ず、最終回のほとんどを泣き通しで視聴していた記憶があります。個人的にはぜひ、フラッシュマン配信が来てほしいです。

 

※涙もろいのでドラマですぐに「あ、目から汗が」となっちゃう私ですが、とりわけ「嗚咽を禁じ得ずしゃくりあげて声出して泣いた最終回」というのは意外と多くなくて、我慢しなかったら声あげてオイオイと泣いたであろう最終回は『超新星フラッシュマン』と、つい最近視聴したばかりの『暗殺教室」かなあ。