『2008/01/14(月) 警告は夢に現れる。』にて、「絶対に引っ越すべきだ」という警告が夢に現れる前からも物件探しをネットではしていましたが、本当に「より家賃負担の少ないところへ移らないと、本当に本当に本当にマズい!!!」という、まさに「私の背中はかちかち山」状態(汗)。

しかし、鬱々と引きこもりがちで、まともな場所へと引っ越せる職や貯金などあるはずもない状態(ますますもって汗)。

通常の賃貸情報を日夜チェックしつつ、さらに検討範囲に入れたのは、
「デイルーム」
「ゲストハウス」
という選択。

「デイルーム」とは「http://www.dayroom.jp/」を見てもらえればわかるとおり、通常の賃貸物件の家賃支払方式に「日払い」という手段を追加したものです。
なるほどその支払手段ならば、物件を貸す側も未納のトラブルに対処しやすくなりますよね。

そして「ゲストハウス」は、香港やタイ・ベトナムなどアジア諸国に個人旅行に出た経験のある方ならば馴染みのある方も少なくないと思います。
他のアジア諸国では「安宿」として利用され、もちろん長期に滞在して「出張ビジネスの拠点」にするなり「沈没(←バックパッカー用語w)」するなりも当然可能!という物件です。

大阪ではまだ「ゲストハウス」という概念が浸透しきっておらず、供給物件も少ないのですが、以前からmixiでマイミクシィになっている「デイルーム」さんがそもそも、それら「デイルーム」「ゲストハウス」の関係者であるため、去年の時点で(潜在的顧客を求めてか?)私にマイミク申請をしてきて私も受理していた経緯がありました。

ここで、バックパッカー経験のない日本人ならば「ゲストハウス?!?!?!」といぶかしがるところですが、香港やタイで慣れている私はある程度想像がつきます。

1月18日(金)の時点では、直接の友人知人ネットワークから提供していただいた物件に入居しようかと思っていたのですが、その物件の所在地は大阪市外。

 

 

 

この13年近くずっと大阪市内にしか居住しておらず、市外へ転居することに何とも根拠がない不安のような?心配のような?ものを覚えてしまい、1月25日(金)に急遽、前述の「ゲストハウス」のコールセンターに連絡してお部屋を見せてもらうことにしました。

そのゲストハウスが所在している行政区は、区名を聞くと「えっ?あそこ?」と大阪市民でもいぶかしがるところ。
単刀直入に言うと「西成」です。
「とにかくヤバいところ」というイメージだけが、おっそろしく一人歩きしていますからねぇ。
実際にアブない......じゃなかった「怖い雰囲気」をかもし出しているエリアは、多く見積もっても区全体の1割強程度なんですけどね。

で、実際にゲストハウスがあったのは、「ふつーの住宅街」エリアの中です。
物件本体も、小工場だった建物をリノベーションしたものなので、設備は新しいのです。
トイレもウォッシュレットだし、湯船こそないもののシャワーBOXが広い。
家賃も安いし、面倒な手続きも踏まなくて良いし、物件を案内してくれた運営元会社の方も「人間性の良さ」がにじみ出ていて私の感覚アンテナには「危険」なものは感じられなかったし...。
さらに、この運営元会社の方々が関わっておられる「協創(http://kyosou.jp/)」という組織のプロジェクトのひとつが、この「西成のゲストハウス」なのです。

「住」のアプローチから西成をより良く変えていこう。

そんな志が感じられました。

どんな物件でも実際に入居してみないと、細かい良し悪しはわからないものですが、物件の背景にある「プロジェクトの構想」がいいなぁ......と思い、お部屋を見せていただいたその日に入居の手続きをしました。


んで、1月30日(水)の夜。

とりあえずは大半の荷物の移転が終了。
洗濯機と冷蔵庫とオーブンレンジなどは、捨てるにしのびないので、そのままゲストハウス側の共有スペースへ「使ってください☆」と、半ば寄付状態。

2DKにあった荷物がワンルームサイズの部屋に全部入るのか?????
という懸念がありつつも、昨年の初夏から地味に続けていた「実践そうじ力!地道にポイポイ大作戦(←毎回プロジェクト名変わってるやんw)」のおかげか、かろうじて寝床を確保できる荷物量にまでは減っておりました。

 

 

 

全部の荷物は、またちょっとずつ自力で何とかしなければいけないものの「さすがに手放せない大事なもの」はとりあえず移転できました。
(とりあえず安堵)


で。

荷物の搬入が終わって一息ついた私が、何を一番最初にしたかというと............

 

 

モモタロスのお面を壁掛けにすることでしたとさ♪♪♪

.........やることの優先順位間違ってるよな~~~~~我ながら(苦笑)。

 

 

 

前ブログでの最終更新日  2008年03月24日 21時42分49秒

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