この日は、市民利用者制度による利用カードを持っている某大学図書館へと行ってまいりました。
利用カード作ってから実は初めてだったり...... ←オイ(汗)
大学最寄り駅に到着したのはちょうどお昼どき。
駅前にあったインド人スタッフによるインド料理店のランチセットで、ナンとカレーを馳走になりまして。
いざ図書館...というか情報センターへ突撃。
自宅ではズルズルダラダラしてしまって進まない作業を、情報センターの机を借りていくらか進めたのですが、雑誌コーナーで見たある記事が気になりました。
それは、「中国製品に関する問題」です。
日本国内で安穏と「日本のメディアによる報道だけ」に触れているとついつい、外国製品は中国製だけが突出して危険だ!という認識を持ってしまいがちのような気がするのですが......
当然その危険は中国製だけであるはずもなく...
かつて果物のポストハーベストで問題になった米国の製品や、パソコンのHDDでは実は意外と見かけるタイの製品、その他枚挙にいとまがありません。
私がその情報センターで目を通した記事は、雑誌『アエラ』に掲載されたものでしたが、同誌では「問題の発生“率”は、中国製よりもむしろ米国製やタイ製の方が高い」と指摘しています。
中国産の商品が、種類・量ともに一番多く入ってきているために中国産が目立つ結果となり、「一番危険だ」という誤解を産んでいる、という図式らしいのです。
ここから読み取れるのはやはり、「対象となる事柄は、常に複数の立場からの視点をもって判断することが重要」ということです。
たしかに、中国製品の問題は無視できない件数となっており、問題はたとえそれが1件であってもきちんと問題として扱わなければならないわけですが、数量で目立つ中国がある一方、国別という単位で見ていくとむしろ、米国製やタイ製の方が発生率が高い=危険度が高いので、
「中国さえ避けていれば...」
という一面からの発想では足りない、ということですね。
私の場合は、「国産だって偽装だのなんだのあるんだから、中国やタイやその他モロモロの国だってあるだろうし、何よりもまず他の人に任せてる時点で危険は皆無じゃないじゃん」というスタンスでしたので、むしろ雑誌『アエラ』の指摘の方に信憑性を感じてしまった次第です。
いやぁ~物事って、複数の情報ソースにあたったり、いろいろな視点から見て判断しないと、本質が見えないってことですね。
改めて、気をつけないと......と自戒してみるのでありました。
前ブログでの最終更新日 2007年10月30日 23時00分28秒
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