いろいろと諸般の事情により、ここ半年強は日本に滞在しているのですが、インドでの生活と比較して痛感するのは「プラスチックゴミの多さ」です。
良し悪しは別として、相対比較だけで見ると、毎週のように「うわ、多いな〜」とついついつぶやいてしまうほど多い、気がします。
まぁ、インドでの生活では「野菜はローカルマーケットで量り売りで購入する方が安いので、パッキングされていない野菜を買うのが日常」でしたし、「肉も重量指定でさばいてもらって肉屋で買ってくる」のが基本的なパターンで、この方式だと発生するゴミは基本的にポリ袋(Plastic Bagと呼ばれています)のみで、それ以外にゴミが発生するのはスーパーマーケットで既製品を買ってきた場合に限る、だったので、そもそも日当たりでのゴミの総量自体がインドの方が日本より少ない、というのが我が家のケースだったわけです。
そういうわけで、「プラスチック包装された冷凍食品などが多いおかげで便益を享受できている」ものの反面では、3日に1度は「日本の生活って、本当にプラごみたくさん出るよなぁ......」とつぶやかずにはいられないのであります。
我が家の場合は、ライフスタイル的に日常的ゴミはインドではあまり出ていなかったのですが、日本だと一時滞在にしろ長期にしろ、ゴミはびっくりするくらいたくさん出るなぁと思います。
「日本の商品は(過剰包装が多くて、という解釈でいいと思うのですが)ゴミがよく出る」エピソードは、インド人の夫さんがいらっしゃる漫画家の流水りんこさん著『インド夫婦茶碗』でも出てきていました。
どちらが良いのか、とかそういう良し悪しはさておきまして、個人的には「日本の生活はプラスチックゴミがよく出る」は、たぶん今後も一人でボソボソとつぶやき続ける気がします。