この日の夜に放送された『世界の果てまでイッテQ』にて、「空手VS少林寺」なる企画がありました。

中国河南省の少林寺で武術を学ぶ少年と、日本で空手を学ぶ少年による組手試合で勝負を決する...という内容で、要は「中国と日本、どっちがより強いか」という趣旨なんだと思います。

ただ...ここで個人的に思ったのは、「空手は、中国の南派武術が沖縄に伝わり、日本の空手へと変化していった」という説があることと、それぞれの演武を 見ても似ていると感じる部分が多々あるので、「中国VS日本」という趣旨でいくのであれば、むしろ柔道で乗り込んだ方が......ということ。

本企画で中国側から参戦した少年が学んでいるのが「散打」だったので、尚更そう感じてしまいました。
(散打は、試合でよく「投げ技」も見かけますからね)

対戦した本人同士は、頑張って戦っていてそれはそれでとても良かったと思うのですが、企画担当者やリサーチ担当者の方には、東アジア地域の武術の相互関連性をもっと調べてから企画を通していただけるともっと良かったのにな、と感じました。

製作担当者の方々もお忙しくて難しいとは思うのですが.......
個人的にはそんな風に希望したりしますですよぅ...(遠い目)。

 

 

前ブログでの最終更新日  2007年06月07日 10時47分06秒

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