『2015/11/06(金) イベント出席のお知らせ』にてお知らせした、「26th State Level Inter Dojo Karate Championship」開幕式にゲストとして出席してきました。

主催している空手教室の代表者(兼全インド武道館流空手連盟副会長)が、実はダクシナカンナダ県武術協会の会長職を引き受けてくれてておりまして、お気遣いいただいて呼んでいただいたわけですが……。
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よその団体と自分の団体を比べるべきではありませんが、多数の生徒達が集っているのを見ると、自らのみじめな状態を思い知らされて悲しくて胸が痛くなるのも現実です。
日本でも、取材を一生懸命取ってきても全然効果が出ずに、毎大会ごとに「生徒さん出ないんですか?」と周囲の皆様から訊かれるたびにつらくて悲しい思いばかりしていたのを、ここインドでも反芻している状態です。
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孤独で鬱病スレスレの引きこもりで死にそうな時でさえ、「順調だ」「きっといつも皆に囲まれて幸せなのだろう」と何故だかこういう誤解が継続するばかりで、線路に吸い込まれそうになったこと数知れず………だったことが嫌でも勝手に脳裏に甦ってきます。
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おまけに、せっかく私を紹介してくださったアナウンスが「ウーシュー!空手!」だったので…………胸がつぶれるくらい「どうして空手と一緒にするのか」と泣きたい気持ちになりました。
前日の「スポーツもマーシャルアーツもぜーんぜん興味ないもんね」ゲスト陣と違って、空手教室の審判さん達は皆さん素晴らしい敬意を払って接してくださり、それについては本当に心から感謝しているのですが………

このままじゃ「空手家」として流布されそうで困ります。
勝手に「グランドマスター」だの「常に素晴らしいチャンピオン選手だったんだ」とかいう事実と異なる粉飾バナシ流布されるリスクもありますし………(実際されたので警戒している)。
インド人、話をどこまでも過剰に「盛って盛って粉飾」する人がすんごく多いので、誤った「空手家」流布のリスクも含めて本当に困りますし、どうしたものかと思っています。
空手と一緒にされてるせいで、人も全然増えませんしね。

これならいっそ、アクション監督なり何なりでエンターテイメント方面に関わるほうが、間違いをより広範囲で言及できる立場になりますから、その方がいいかなぁ……と実はここ2~3カ月ほど思ってたりします。
もともとなりたくて指導者になったわけではないので、それは私の道ではなかったのかもしれない、とさえ実は長年常々思っています。日本でかつて教室を始めたのも武術の世界の中で他に「自分で努力して居場所を作る」選択肢が、教室を開くこと以外になかったから、という追い詰められた理由でしたしね。

何というかもつらくて、涙がこぼれそうな状態です。胸が痛くて仕方ありません。
自分が指導を受けて練習したいだけだったのに、「インド連盟の他に連盟を作って謀反を起こそうとしてる」というデマで活動制限の脅迫を受けたり、しょうもないオトコの妬みで健全な活動を制限されたり捻じ曲げられたり遅延させられたり(しかも遅延は自分の太極拳の生徒のよけいな助言が原因)、ほんともういい加減にしてくれよ男性陣!という感じです。

ホントにもう……どうしたらいいのか………です。
。・゜・(ノД`)・゜・。