『2012/01/24(火) バンガロールへとうちゃく。<3>』にてインド最初の夜を過ごした安宿を後にし、皆でお茶でもという日本人女性Mさんの強いお薦めにより、UB Cityというランドマークへ行きました。K氏の四輪車の乗車定員の都合もあり?Mさんに同行してきたインド人男性のバイクの後部座席に乗ったのは私。
こういうときにチャレンジャーな役回りさせられるのはたいてい私、というパターンになってないかこれ?!
(´Д` )

ともあれ、一同無事にUB Cityに到着し、テラス形式で飲食できるところへ移動。ちゃんとSUBWAYもあります。
カフェにて着席し、飲み物を注文。朝食の時点ですでに、Mさんに同行してきたインド人男性は不動産業者らしいことが判明しており、ヒゲ氏の日本人自治区案にとても興味を示しているようでしたが、我々の目的地はバンガロールではないので、とりあえずそれはそれとして、というだけのお話に。
「綺麗なインドも最初に見ておいてもらわないと!」と力説するバンガロール滞在歴3ヶ月のMさんとは対照的に、「綺麗なインドねぇ……」と苦笑いするインド滞在歴数年のK氏。人によって見えるものも目線もまさに千差万別なのが世の道理ですが、まずは見たものを見たままにと思うインド滞在歴まだ実質一日目状態のワタクシ。

日本で刷り込まれてきた「インドといえば、とにかく汚くて物騒でヤバい」という偏ったイメージは私の脳内でわずかに緩和されつつありますが、なんというか「面積をとってもちっちゃくした六本木ヒルズのエントランスエリア」みたいな感じで、確かに快適で綺麗な環境には見えますが、「その国らしい個性」がどこかへ行ってしまうのよねぇこのパターンは……とも内心すこぉし思ったりするのです。
そう、バンコクやハノイやヤンゴンや南京で出くわす「突然ここだけ超近代的なショッピングモール!」的なあの感覚が甦ってくるのですね。
それらの是非や良し悪しはさておいて、どの国も同じように画一化された様式で満たされていくような感じがするので、「グローバル化というのは、画一化という側面も持つのだろうなぁ」などと、ひそかに心の中でそんなことをしばし考えたりするのでありまする。