あらすじは、テレビ朝日公式サイト『仮面ライダー電王』にてどうぞ☆
第2話 「ライド・オン・タイム」 分
前回第1話では砂状の“イマジン体”でのみ登場だったモモタロスが、真っ赤な姿でお目見え。
どう見ても、正義側につくキャラクターのデザインじゃありませんw
って、モモタロスはもともとの性格が正義の味方じゃないんだけどね(笑)。
良太郎が桃太郎をイメージしてしまったがゆえに、モモタロス本人にしてみれば大変にご不満な姿になっちゃったようですが(ますます笑)。
ってぇことは..............(なにか良からぬ想像をしているらしい)......
ガオシルバーを想像したらガオシルバーになってくれるわけかっ!!!(喜)
キャッヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃キャッ
.......そんな上手い話は無いわなー世の中......(〃_ _)σ∥イヂイヂ・・・
ま、それは置いておきまして(汗)。
やはりこの作品は、少なくとも現状では「何かしらの巨大組織があって、その組織の手足となって侵略をする怪人怪獣」という描写がなされていない様子です。
電王ワールドの舞台となっている2007年の“現在(いま)”を変えるために、2007年よりも未来からやってきたイマジンたちは、人間にとりつき、望みを叶えてやる代わりにその人間の過去の時間を手に入れ、歴史を変えてしまおうとします。
その「望みを叶えること」を彼ら自身は「契約」と呼び、第1話で現れたバットイマジンが口にした「代償」とはその契約者の過去の時間であることが、良太郎を電王になれる資格のある者だと認めた美少女・ハナ(演:白鳥百合子)によって良太郎に教えられます。
イマジンが奪う過去の時間は、「その契約者がもっとも自分の記憶から忘れることのできない時間」。
第1話ラストで倒されたはずがどっこい、まだ生きていたバットイマジンがとり憑いたテツオにとってのその“時間”は、2004年12月24日。
それは、病気で入院していたテツオの母親が、亡くなった夜。
不良仲間と遊びまわっていたために、母の死に目に間に合わなかったテツオ。
愛しい母が最期に残したクリスマスプレゼントが、あのキーホルダー。
だから、何としても探し出さないといけなかった。
そこにとり憑いたイマジンとの契約は、「キーホルダーを探し出して欲しい」。
無差別に人間を襲いテツオのキーホルダーを探すバットイマジン。
テツオのキーホルダーを拾っていたのはハナで、ハナからそれを受け取った良太郎はテツオを見つけ出し、キーホルダーを返す。
視聴する側としてはここで、
「ああーそれじゃ契約完了になっちゃうじゃん!」
とも思うのですが、そこが良太郎らしくもあります。
たとえ自分をコテンパンにした人間でも、恨み返すことなく対応するところが.......
ライダー史上最弱なのは間違いない(笑)が、「若いのに人間できてる度」では文句ナシにダントツNo.1でないのかい?!とツッコミ入れたくなりますだwww
で、テツオとの契約を完了したバットイマジンは、2004年12月24日のテツオの元へと時間移動をし、彼にとり憑いて無差別に破壊活動を繰り広げます。
過去に本来あるはずのない破壊活動が起これば、本来の2007年に存在していなければならない建築物や出来事はすべて変わってしまいます。
そんなイマジンの活動を食い止めるべくデンライナーで時空を越えて「時の運行」を守っているハナは、良太郎と共にバットイマジンを追いかけ2004年12月24日へとデンライナーで飛ぶのです。
「なるほど、それで電車が出るのか......」
と、とりあえずおとなしく納得すると共に、『タイムレンジャー』とは展開のさせ方がずいぶん違うのだなぁ.....とも感じました。
時空もの、という点ではタイムレンジャーも電王も同じジャンルに位置する作品ですが、タイムレンジャーは西暦2000年の世界の中でしか戦うことを許されない存在。
いっぽう電王は文字通り「時空を飛び越えて戦う存在」です。
ともすれば似たような造りになってしまいがちですが、ちゃんと変化がつけられていて、脚本への期待を裏切られなかったことに安堵。
「変えてはならない時の流れの中で、自分の明日を変えようと自らの運命と戦うタツヤたちTR(タイムレンジャー)」と「変えてはならない時の流れではあるけれど、時の運行に支障のない範囲で歴史を演出する良太郎」。
抗い方は違うけれども、根底にあるものは「運命と戦う姿」。
時と異世界を題材に使ってのストーリーテリングの上手さにとどまらない小林靖子女史のまた別の真骨頂がこの「越えられない運命に対峙しながらも、それでも乗り越えようと戦う者」の描写です。
子供番組という制約があるために、イマジンが過去で破壊活動をおこなった結果2007年に起こる変化は、実にわかりやすい、ある種陳腐と呼べなくもない映像で表現されますが、「(電王になることは)ぼくにしかできない」と理解していく良太郎の心理が、ありがちな誰かの“諭し”や説明的セリフではなく、良太郎自身が直面する事象と彼の行動とで紐解かれていく様は、やはり「うーん、小林さん上手い仕事だ!」と感じざるを得ません。
平成ライダーにはハマる予定などなかったんですが..............
どうやら、「靖子マジック」にやられたかもしれないですぅ.......。
この第2話のラストの方で、良太郎の演出でほんの少しだけ変わった歴史に、涙ぐんでしまったぐらいに。
前ブログでの最終更新日 2007年03月31日 05時04分46秒
(前ブログURL:http://plaza.rakuten.co.jp/dawuyan/diary/200702040002/ )
第2話 「ライド・オン・タイム」 分
前回第1話では砂状の“イマジン体”でのみ登場だったモモタロスが、真っ赤な姿でお目見え。
どう見ても、正義側につくキャラクターのデザインじゃありませんw
って、モモタロスはもともとの性格が正義の味方じゃないんだけどね(笑)。
良太郎が桃太郎をイメージしてしまったがゆえに、モモタロス本人にしてみれば大変にご不満な姿になっちゃったようですが(ますます笑)。
ってぇことは..............(なにか良からぬ想像をしているらしい)......
ガオシルバーを想像したらガオシルバーになってくれるわけかっ!!!(喜)
キャッヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃キャッ
.......そんな上手い話は無いわなー世の中......(〃_ _)σ∥イヂイヂ・・・
ま、それは置いておきまして(汗)。
やはりこの作品は、少なくとも現状では「何かしらの巨大組織があって、その組織の手足となって侵略をする怪人怪獣」という描写がなされていない様子です。
電王ワールドの舞台となっている2007年の“現在(いま)”を変えるために、2007年よりも未来からやってきたイマジンたちは、人間にとりつき、望みを叶えてやる代わりにその人間の過去の時間を手に入れ、歴史を変えてしまおうとします。
その「望みを叶えること」を彼ら自身は「契約」と呼び、第1話で現れたバットイマジンが口にした「代償」とはその契約者の過去の時間であることが、良太郎を電王になれる資格のある者だと認めた美少女・ハナ(演:白鳥百合子)によって良太郎に教えられます。
イマジンが奪う過去の時間は、「その契約者がもっとも自分の記憶から忘れることのできない時間」。
第1話ラストで倒されたはずがどっこい、まだ生きていたバットイマジンがとり憑いたテツオにとってのその“時間”は、2004年12月24日。
それは、病気で入院していたテツオの母親が、亡くなった夜。
不良仲間と遊びまわっていたために、母の死に目に間に合わなかったテツオ。
愛しい母が最期に残したクリスマスプレゼントが、あのキーホルダー。
だから、何としても探し出さないといけなかった。
そこにとり憑いたイマジンとの契約は、「キーホルダーを探し出して欲しい」。
無差別に人間を襲いテツオのキーホルダーを探すバットイマジン。
テツオのキーホルダーを拾っていたのはハナで、ハナからそれを受け取った良太郎はテツオを見つけ出し、キーホルダーを返す。
視聴する側としてはここで、
「ああーそれじゃ契約完了になっちゃうじゃん!」
とも思うのですが、そこが良太郎らしくもあります。
たとえ自分をコテンパンにした人間でも、恨み返すことなく対応するところが.......
ライダー史上最弱なのは間違いない(笑)が、「若いのに人間できてる度」では文句ナシにダントツNo.1でないのかい?!とツッコミ入れたくなりますだwww
で、テツオとの契約を完了したバットイマジンは、2004年12月24日のテツオの元へと時間移動をし、彼にとり憑いて無差別に破壊活動を繰り広げます。
過去に本来あるはずのない破壊活動が起これば、本来の2007年に存在していなければならない建築物や出来事はすべて変わってしまいます。
そんなイマジンの活動を食い止めるべくデンライナーで時空を越えて「時の運行」を守っているハナは、良太郎と共にバットイマジンを追いかけ2004年12月24日へとデンライナーで飛ぶのです。
「なるほど、それで電車が出るのか......」
と、とりあえずおとなしく納得すると共に、『タイムレンジャー』とは展開のさせ方がずいぶん違うのだなぁ.....とも感じました。
時空もの、という点ではタイムレンジャーも電王も同じジャンルに位置する作品ですが、タイムレンジャーは西暦2000年の世界の中でしか戦うことを許されない存在。
いっぽう電王は文字通り「時空を飛び越えて戦う存在」です。
ともすれば似たような造りになってしまいがちですが、ちゃんと変化がつけられていて、脚本への期待を裏切られなかったことに安堵。
「変えてはならない時の流れの中で、自分の明日を変えようと自らの運命と戦うタツヤたちTR(タイムレンジャー)」と「変えてはならない時の流れではあるけれど、時の運行に支障のない範囲で歴史を演出する良太郎」。
抗い方は違うけれども、根底にあるものは「運命と戦う姿」。
時と異世界を題材に使ってのストーリーテリングの上手さにとどまらない小林靖子女史のまた別の真骨頂がこの「越えられない運命に対峙しながらも、それでも乗り越えようと戦う者」の描写です。
子供番組という制約があるために、イマジンが過去で破壊活動をおこなった結果2007年に起こる変化は、実にわかりやすい、ある種陳腐と呼べなくもない映像で表現されますが、「(電王になることは)ぼくにしかできない」と理解していく良太郎の心理が、ありがちな誰かの“諭し”や説明的セリフではなく、良太郎自身が直面する事象と彼の行動とで紐解かれていく様は、やはり「うーん、小林さん上手い仕事だ!」と感じざるを得ません。
平成ライダーにはハマる予定などなかったんですが..............
どうやら、「靖子マジック」にやられたかもしれないですぅ.......。
この第2話のラストの方で、良太郎の演出でほんの少しだけ変わった歴史に、涙ぐんでしまったぐらいに。
前ブログでの最終更新日 2007年03月31日 05時04分46秒
(前ブログURL:http://plaza.rakuten.co.jp/dawuyan/diary/200702040002/ )