4年に1回の、アジアのスポーツの祭典・アジア競技大会(Asian Games)。
2006年の開催地は、なんと中近東のカタール共和国・ドーハ市。
有名なガイドブック『地球の歩き方』では、「世界で一番退屈な都市」と書かれているようなところだそうです。
で、2001年後半に2006年の開催地がドーハに決定した折からずっとずっと、
「2006年も観に行きたいなぁ」
と思ってはいたのです。
1990年に北京アジア大会で実施競技に採用された武術套路競技を、1994年の広島・1998年のバンコク(タイ王国)...と追いかけており、この2001年後半の時点でも
「2002年の釜山も行きたい!」
と鼻息荒く希望していたからであります。
しかし。
なんでまたドーハなんですか。
...と思う。
2001年後半に開催地がドーハに決定したことを報道していた当時のネットニュースの記事文中には、「プレゼンテーションが一番良かったのは、クアラルンプールと香港。にも関わらずドーハに決定したことで、賄賂疑惑が......」と書かれてあったのです。
クアラルンプールや香港なら、一人旅でも怖くない範疇ですが、さすがに中近東となるとビビります。
しかも、東アジアや東南アジアへ飛ぶのとは違い当然航空運賃だってかなりの割高感。
そしてもっと悪いことに、中近東といえば、日本人の所得からすれば信じがたいバカ高いホテル料金が容易に脳裏をかすめます。
2005年の世界選手権開催地として当初予定されていたモスクワと比較すれば、入国のしやすさ・ビザの心配をしなくても良いことや、入国前にホテルを決めていないとロシアみたいに入国できそうもない、日本人女性ならば他のアジア女性と違い昼間なら一人歩きもできる...という点でマシなのはマシですが、それにしても......。
いくら地元カタール人は所得もモラルも高いとはいえ、出稼ぎ労働者による行動のために、どの国の女性も安心して歩けるとは言いがたいところで、大型スポーツの公式大会なんぞしないでいただきたい、と個人的には勝手ながら4年間ずっと思っていたわけであります。
そんなこんなで2006年後半を迎え、10月のある日に旅行代理店に航空券の問合せに出向いた際のこと。
航空券自体は、エミレーツ航空ならばギリギリで空席はあったものの、むしろ宿泊手配の方が問題であったことを、その時思い知らされたのでした。
空室が.............
無い!!!!!
信じられないくらいに無い!!!
いちおう航空券の仮予約だけをして帰宅し、その夜ネットでさんざん探し回り、たったひとつのユースホステル(女性NG?)の予約フォームから申込を入れるもレスポンスは何日経っても来ることはなく...中近東専門の旅行会社のWEBサイトには、
「ドーハ市内のホテルは全部で2000室くらいしかない」
と書かれてあり。
しかも、カタール共和国でホテルがちゃんとあるのはドーハ市内のみだ、とも。
........えっ?
宿泊施設2000室ぽっちで、アジア大会を招致したんですか?
競技種目数から選手数の多さは想像できるのではないんですか?
その部屋数で、どうやって選手と関係者と観客を...........
.............嗚呼そっか.................
招致したのって「国威発揚のため」ですから、
自国が盛り上がれば良いのであって、他国から観戦に行きたいと切望している観客の気持ちは考えていないわけですね???
......などと。
拗ねまくりな日々を10月中旬からずっと過ごしていたのです。
3大会連続でアジア大会の武術套路競技を観戦できてたのにさぁ......
観戦バックパック旅行に行くために、他のことをいつも犠牲にしまくっているというのに......
連続観戦記録をストップさせるなんて、あんまりじゃあありませんか(T△T)
嗚呼神様---------!!!!!!
...などと祈ってみても、ホテルの客室数が増えるはずもなく。
そんなフラストレーションのせいなのか、この日の早朝、ドーハに居る夢を見てしまいましただ。
空室などあるはずもないのに、現地入りしてから宿を探している......という夢です。
ぐぐぐぐぐぐぐぐぐ---------------------
これがトラウマになって(?)、私はドーハにすんごく悪印象だけを持ってしまいそうですぅぅぅぅ----。 ←大人げない
うわーーーん、ドラえもーーーーーん!!!!! ←意味不明
前ブログでの最終更新日 2007年01月01日 12時16分54秒
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2006年の開催地は、なんと中近東のカタール共和国・ドーハ市。
有名なガイドブック『地球の歩き方』では、「世界で一番退屈な都市」と書かれているようなところだそうです。
で、2001年後半に2006年の開催地がドーハに決定した折からずっとずっと、
「2006年も観に行きたいなぁ」
と思ってはいたのです。
1990年に北京アジア大会で実施競技に採用された武術套路競技を、1994年の広島・1998年のバンコク(タイ王国)...と追いかけており、この2001年後半の時点でも
「2002年の釜山も行きたい!」
と鼻息荒く希望していたからであります。
しかし。
なんでまたドーハなんですか。
...と思う。
2001年後半に開催地がドーハに決定したことを報道していた当時のネットニュースの記事文中には、「プレゼンテーションが一番良かったのは、クアラルンプールと香港。にも関わらずドーハに決定したことで、賄賂疑惑が......」と書かれてあったのです。
クアラルンプールや香港なら、一人旅でも怖くない範疇ですが、さすがに中近東となるとビビります。
しかも、東アジアや東南アジアへ飛ぶのとは違い当然航空運賃だってかなりの割高感。
そしてもっと悪いことに、中近東といえば、日本人の所得からすれば信じがたいバカ高いホテル料金が容易に脳裏をかすめます。
2005年の世界選手権開催地として当初予定されていたモスクワと比較すれば、入国のしやすさ・ビザの心配をしなくても良いことや、入国前にホテルを決めていないとロシアみたいに入国できそうもない、日本人女性ならば他のアジア女性と違い昼間なら一人歩きもできる...という点でマシなのはマシですが、それにしても......。
いくら地元カタール人は所得もモラルも高いとはいえ、出稼ぎ労働者による行動のために、どの国の女性も安心して歩けるとは言いがたいところで、大型スポーツの公式大会なんぞしないでいただきたい、と個人的には勝手ながら4年間ずっと思っていたわけであります。
そんなこんなで2006年後半を迎え、10月のある日に旅行代理店に航空券の問合せに出向いた際のこと。
航空券自体は、エミレーツ航空ならばギリギリで空席はあったものの、むしろ宿泊手配の方が問題であったことを、その時思い知らされたのでした。
空室が.............
無い!!!!!
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と書かれてあり。
しかも、カタール共和国でホテルがちゃんとあるのはドーハ市内のみだ、とも。
........えっ?
宿泊施設2000室ぽっちで、アジア大会を招致したんですか?
競技種目数から選手数の多さは想像できるのではないんですか?
その部屋数で、どうやって選手と関係者と観客を...........
.............嗚呼そっか.................
招致したのって「国威発揚のため」ですから、
自国が盛り上がれば良いのであって、他国から観戦に行きたいと切望している観客の気持ちは考えていないわけですね???
......などと。
拗ねまくりな日々を10月中旬からずっと過ごしていたのです。
3大会連続でアジア大会の武術套路競技を観戦できてたのにさぁ......
観戦バックパック旅行に行くために、他のことをいつも犠牲にしまくっているというのに......
連続観戦記録をストップさせるなんて、あんまりじゃあありませんか(T△T)
嗚呼神様---------!!!!!!
...などと祈ってみても、ホテルの客室数が増えるはずもなく。
そんなフラストレーションのせいなのか、この日の早朝、ドーハに居る夢を見てしまいましただ。
空室などあるはずもないのに、現地入りしてから宿を探している......という夢です。
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これがトラウマになって(?)、私はドーハにすんごく悪印象だけを持ってしまいそうですぅぅぅぅ----。 ←大人げない
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