おそらく“初めて”初日に自分の出場種目がなかった今夏の全日本。
第2日目に入ってようやっと自分の種目がまわってきました。
朝から槍術Aの試合です。

おっ、そういえば全日本の三種総合で槍から始まるのもたしか「初めて」です。
3月の香港フェスティバルでも槍が1種目めで、時間帯も思いっきり朝でしたが(←このとき、剣にいたっては、朝の8時半になる前に私の出番は終了してしまいました。なんなんだその朝の早さは~~~~~超宵っ張りの香港とも思えない時間ですぞ......^^;;;)、国内の全国大会で槍から試合した記憶は、間違っていなければやはり無いはずです。


昨年の夏は思いっきり落っことしてしまった槍術は、「とりあえず槍を落とさない」ことが最大課題。
なにせ、全套練習できないままに大会当日を迎えてしまいましたから(汗)。

というか........振り返れば、今年の大会は2月に初出場した太極拳を除くと、全部が全部、全套練習できないままに当日を迎えちゃってたわけですが(げげげー)。
(太極拳の場合は、全套を最低でも3回くらい通してやっとこさ「あ、全套したかしら?」とちょっと感じる度合いなので、武術出身者にとっては当然かもしれない話ですが、疲労度が違いすぎるくらい違う、と個人的には思うのであります。)

ああしかし、B套路の時には「得意なんじゃないの?」と他の協会の方には勘違いされていた「かも」しれない槍術は、実は苦手で、向いていない棍術にいまだに未練タラタラなのであります。
10年以上もボチボチさわっていると、さすがに槍術の方が身体に馴染んでいるのですけれどもね。
B套路に比べると、A套路の方が体力消耗は少ないのですから、槍そのものをもう少しきちんと操作できるようにして、年齢に負けずに細く長く続けていきたいものです。
2月の府民大会の時に続いて、某チャンピオン殿にまた叱られてしまいましたから尚更です(汗)。
まぁ、ほったらかされずに叱られるのは、嫌われてははいない証拠、ということでちょっと安堵。来年は叱られないように.........できるのか???(謎)。


そして、朝早くに槍を済ませたあと、次の剣術Aまでが長かった!
夜6時ですよ6時!
よせばいいのに他人の応援を一生懸命してしまい自分のエネルギーを放出してしまう私は、ついついお友達の応援をやっぱりしてしまうのでありました。

剣はさすがに一番大好きなので、これまたB套路よりもA套路の方が無理矢理に剄力を出していかなくても良い分、身体は思うように動いてくれたのですがミスが出てしまいました。いくつかミスして9位でしたので、ミスせずに済んだら順位は結構上がっていたのかな?という、割とよく体験してきたパターンでした。
とはいえ、まともな練習ができずじまいで入賞しちゃったりしても顰蹙なので、今回はこのくらいダメダメで、ある意味良かったのかもしれません。
そのことが逆に、次回への課題を明確にしてくれたような気がしますので。
とりあえずは、なかなか見つけられない「おニューの良質な剣」を腰すえて探すことにしようかと思います。
『弘法は筆を選ばず』という言葉は、我々の世界にはやはり当てはまらないのであります。