パート2ならではの賛否両論も微妙に巻き起こしつつ放送が続いておりますが、面白かったです! ラストの方は、ついついホロリときてしまいました。
つや子さんがちょっとうるさいのと、貴子が恋愛モード全開で「おいおい仕事はどうした」とつっこみたくなるのが少々難アリ、ですが。

結局、貴子の事務所で働きだした佐伯(瀬戸朝香)なのですが、今回の話の最後の方で「えっ?そう来るか?」とちょっとしてやられた感じでしたね。
あの非常なまでの冷徹さは、男女の機微をわかってないからではなくて、むしろわかりすぎるくらいわかっているから...ということをにおわせる展開。
確かに、そういう風に生きた方が精神的に楽、というのもあるでしょうから、キャラの性格づけとしてはアリなのでしょうが、果たしてこれは伏線なのでしょうか? それともキャラクターとしてのただの性格づけ?

いずれにしても、今後を観ないとどちらなのかわからないじゃあありませんか。
これで引っ張られていって何もなかったら、「がっくーん」という気分になるやもしれませんです。
「どうせならすんごい伏線にしてよっ!!!」
って怒ったりして(オイオイ)。

だって、好きなんですもの。
伏線をしっかり張っておいて、ちゃんとそれを収束させるドラマが。
ちゃんと収束させている力量のある脚本にほとんどお目にかかれないのが悲しい限りですが。
そういう意味では、脚本面において、ある程度以上納得がいった作品って、過去には『眠れる森』くらいかしら???(かなり前の作品ですなー)

観ているようでいて、実はそんなにちゃんとチェックしているわけではないですから。
一番チェックしているのは、語学講座ばかりですんで。
(でも今年は、語学講座すらチェックがあやしいです。個人的にはもっと「勉強色」を出した番組にして欲しいので)