本来2時間放送だったはずが、関西テレビでは1時間に短縮されての放送だったらしいですね。番組BBSを覗いたら、けっこうな数のファンが関西テレビに抗議(?)メールを出したらしいのですが・・・。佳作ぞろいだった前々クール(4~6月)に比べて、前クール(7~9月)は「WATER BOYS2」以外は今ひとつパッとしなかったドラマ界なのですから、それなりに話題も人気もあった作品のスペシャルを削らなくっても、とファンびいきで勝手に思ったりもしたりして。

それにしても。
主人公の役者陣はもとより、ファンともジェネレーションが違うのが痛いですねぇ(泣)。普段は大人同士で「WB~!」と話していたんですが、つい先日近所のコンビニにてWBの特集を最後に組んだテレビ情報誌を見て「うわーこれ欲しーーー!」とはしゃいでいる制服の女子学生たちに遭遇。知人以外にファンを発見した嬉しさと、世代が違うことに切なさを覚えた、フクザツな瞬間でありました(苦笑)。まぁ実際には、我々いい大人でも涙ウルウルさせながら観てた人多数なんですけどね。

番組BBSで、最終回に泳吉と栞の関係が淡いままで、泳吉が旅立っていくラストに、ちゃんとくっついてほしかったファンも少なくないようでしたが、「ああいうのを、“余韻のある終わり方”というのでは?と思う私は、世代も考え方も違うんだろうなぁ多分」とこれまた考えさせられましたね。
今の日本人って、“簡単に付き合い始める人が多い”と他のアジア人に思われてるだけあって、恋愛までコンビニスタイルになってる感じがしますからね。香港みたいに、「人生での平均恋愛回数は4回弱」くらいの方が、他人から恋愛も結婚も無理強いされなくてちょっと良いかも?と実はちょっとだけ思ってたりするのであります。ま、そもそも無理強いする方がおかしいはずなんですが。
泳吉と栞の場合は、単なる「惚れたはれた」にとらわれない心の深い部分での絆が生まれているから、はっきりとくっつかない状態の方がドラマとしての締めくくり方は良いのではないでしょうか。あのシチュエーションが、去年の世界武術選手権最終日に香港朋友と「また来年も観に行く?」「行くつもり」という会話を交わして2人で競技コートにふと目をやってしまった・・・という場面の気持ちとかぶってしまい(←何でやねん^^;)よけいに感情移入してしまったんですが。ええ加減にしろ、状態です、相変わらず(汗)。