本日、ドラマ『14ヶ月』が最終回を迎えました。

ドラマならではの安直なハッピーエンドもなく、皮肉な運命をたどったままの終局を迎えた・・・という感じでしたが。
ああいう「涙腺ウルウル系」にも弱いです。

相手がどんな姿になっても愛せるのか、それが本当の愛なのか。
青春の切なく甘酸っぱい思い出をはらんだ頃の面影を追いかけ続けるのが愛なのか。

自分も相手も年老いてゆくのは当然で、その変化を前提に人間は「この人が衰えて変わっていっても愛せるだろうか?」と自問自答することはありますが、はたしてその反対ならば?
とうていありえない話ですが、究極の自問自答として考えた場合・・・・・とつい思ってしまうのです。

あなたは、そして私は、愛する人がどんどん若返り子供に還ってゆくとしたら、一緒に年をとれないとしたら、
それでも相手を愛し続けることができるのでしょうか?

毎週観るたびに、必ずそんなことをみずからに問い掛けずにはいられない作品だった気がします。


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