クリスマス前から劇場公開になっている映画『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&W feat.スカル MOVIE大戦CORE』ですが、『2010/12/24(金) ひとりウロウロ写真撮りw』でも「観たいな~」とたくらんで?いたとおり、水曜日のレディースデーを利用して退勤後にレイトショーで鑑賞してまいりました。

※公式サイト
http://ooo-w.com/cast/index.html

ブルク系列の映画館だったのですが、発券作業をオンライン端末にて自分でできるのが、ワタシ的には便利でした。
$Qingxiangの日々的話話-2011Jan05_YokohamaBulk13

んで、今回一番のお目当ては『仮面ライダーW』編の超スペシャルゲスト・吉川晃司氏演じる「おやっさん」こと鳴海探偵事務所初代所長にして仮面ライダースカル=鳴海荘吉!!

「ハードボイルド」という言葉がすっかり似合わなくなった日本において、正真正銘の「ハードボイルド」を体現している男・それが鳴海荘吉。
テレビ本編では吉川氏の直接の客演はありませんが、『仮面ライダーW』の全編を通して徹頭徹尾、その世界観を支える偉大なる屋台骨である存在です。

このおやっさんがもうかっこいいの何のって!
昨年の年末公開だったMOVIE大戦で吉川氏が初めて客演されたわけですが、
「たしかにハードボイルドだ........骨の髄からハードボイルドが似合うなんて、なんて稀有なんだ.....」
と嘆息せずにはいられませんでした。

今回の再客演にあたって吉川氏は、脚本面でも「Wをちゃんと理解していなければ出せない、脚本面での注文」を出され、作品と役への思い入れを随所で発揮されたようです。

Wの決め台詞「お前の罪を数えろ」も、もともとおやっさん=鳴海荘吉の台詞ですが、ただの決め台詞でも格好つけではなかったこと、その台詞に鳴海荘吉の後悔と苦しみが凝縮されているのだ......ということが、今作で明かされます。
塚田プロデューサーと吉川氏、そして脚本・三条陸氏の「Wへの熱意」が生んだ、「大人として生きることの哀しみ」を表現している良作だと言えると思います。


で、一方オーズは、と言えば.........
今回の脚本がメインライターの靖子にゃんではなく「あの!」井上敏樹氏なので、「靖子にゃんのピンチヒッターなら、せめて米村さんにお願いしてほしかった」と思いつつ観賞。

やっぱり井上節でした............
役者さんたちの演技が良かっただけに、「オーズにその“ケレン味”は不要では?」と感じてしまいました。
(;-ω-)
オーズに限った話ではなく、小林靖子作品に必要なのは「切れば血が出るような、生身の感情」であり決して「ケレン味」ではないと思うので、靖子にゃんのサポーターとして彼女の世界観を壊さないホンを書ける数少ない人(というよりもほとんどいないように思えますが)である米村さんにしてくれれば.......です。
実際、電王テレビシリーズ本編も、電王トリロジーでも米村さんはグッジョブ!だったと思うので。


あ、そうそう。

余談になりますが、オーズ編に出てくる「関西弁のやたら目立ってる脇役?社員」は、実は『忍者戦隊カクレンジャー』のニンジャレッド=サスケ及び『星獣戦隊ギンガマン』の黒騎士ヒュウガ役の小川輝晃さんですよ。
(^o^)/
『激走戦隊カーレンジャー』のイエローレーサー=志乃原菜摘役の本橋由香さんも、そして諸田“出たがり?”敏監督も、画面に登場しておりまする!!
(諸田監督好きだなぁwww)

というわけで(?)、故・松田優作氏の『探偵物語』が大好きだった人は、ぜひ『仮面ライダーW』を観て下さいまし☆
もちろんこの『MOVIE大戦CORE』もね!!!



※旧ログ「Qingxiangの日々的話話は」コチラ↓(過去ログ数1512件☆)
http://plaza.rakuten.co.jp/dawuyan



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