この日も足元の悪い天気ながら、横浜駅前の某専門学校へと出動。

プロ野球マネジメント会社社長&元ベイスターズフロントのかたによるクロストークセミナーを聴講するためです。

テーマ:『スポーツマネジメントのお仕事と目指し方』
 ~ベイスターズ村田修一選手のマネジメント会社社長がスポーツ業界を目指す方々へアドバイス~


...というタイトルでのセミナーであります。

ひとくちにセミナーと言っても、話し手のかたのトークスキルによって内容の表現やそれに対する印象も千差万別なわけですが、元ベイスターズフロントを務められた講師のかたは、さすがに普段このセミナー会場となった専門学校で日頃教鞭を取っておられるだけあって、話し口がなめらかなだけではなく話の展開のさせ方も、プロ野球マネジメント会社社長との「クロストーク」のやり取りも実に巧みで、「ああ、こういう話し方ができるようにならなければならないな」と感心かつ反省させられる高品質のものでした。

やはり「異分野に触れて、自分を省みる」作業は必要ですね。
もちろん、その良し悪しは時としてケースバイケースだったりするのですが。


で。

この日もセミナーの最後に講師の方との名刺交換の時間が設けられていたのですが、やっぱり予想通り「武術......すみません勉強不足で......」と謝られてしまうことに。
いえそんな謝っていただかなくてもいいんですってば(;^ω^)。
思わず「いえいえ、もう20年以上一度も「あー知ってます」って言われたことないので大丈夫です(^ω^)」と返してしまいました(苦笑)。

だって、この日からさかのぼること一昨日の「2010/02/11(木・祝) 日本スポーツ産業学会「リサーチ・カンファレンス」」でも、もちろん「ごめんなさい知らないんです」な反応の嵐でしたから(苦笑)。そうじゃなかったのは、ご自身が楊名時太極拳を長いことお稽古されている教授のかただけでした。

メジャーとマイナーのボーダーラインは、「その対象に実際に活動として取り組んでいる人の数よりも、ただ「見てるだけ」「知ってるだけ」の人数のほうが多いこと」ですので、その点から考えれば武術のメジャー化は...................うーんと............(汗)。
○| ̄|_ガックリ



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