この日は、空模様の悪いなか朝から早稲田大学へと出動。

日本スポーツ産業学会が主催する「第1回リサーチ・カンファレンス」へと出席するため。
私自身はスポーツ産業学会で何かを研究している研究者という身分ではないので、一般参加での申し込み。

Qingxiangの日々的話話-2010Feb11_ResearchConference

この大会のテーマは、「未来を担う学生・大学院生・研究者等のための日本スポーツ産業学会大会」。
そういうわけなので、午前中いっぱいの基調講演の後は昼食(サンドイッチという軽食スタイルとはいえ参加費無料なのにこの配慮はすばらしかったです。でも大会内容の価値の大きさからいえば多少お金払うべきかなとも思いました。←おおっ、どケチなのに珍しい発言w) しながらの歓談タイムがあり、午後は研究論文発表の聴講をハシゴしまくり.....という、実に中身の濃い一日を過ごさせていただいたと思います。

研究発表は、第1回目ということもあり大会会場となった早稲田大学の学部生・学院生(社会人学部生もけっこういるようです)が大部分を占めていましたが、他の地方からも足を運んできた学生さんもいらっしゃり、その意欲にひたすら敬意を感じるばかり。
この意欲のムーブメントが、プロスポーツプレイヤーやアスリートらの中での一部の潮流としてではなく、ごくごく一般的な市井のコミュニティに広がっていくことが、日本のスポーツ振興には必要なのではないかしら?と、ひとり勝手に心の中で感じておりました。

Qingxiangの日々的話話-2010Feb11_ResearchConference02

早稲田大学で実際に教鞭を取っておられる教授のかたがたともお顔を合わせることができ、ひとくちに「スポーツ」といっても、当然広範多岐にわたる研究テーマが出てくることを研究発表から感じることができ、学生たちが中心となって運営したとは思えないすばらしい大会だったと思いますが、41個も研究演題発表があるとさすがに41個全部は聴講できないことだけが残念でした。

今回の大会運営に尽力された若き学生のかたがたが最大限力を発揮できるような社会になれば、日本再生の可能性も見えてくるのだという気持ちにもさせられました。
「前例事なかれ主義」の政治家のかたがたが、こういう若い意欲ある人材にチャンスをどんどん与えてバックアップしていく日本になって欲しいものだと、つくづく思いました。


■日本スポーツ産業学会WEBサイト内
「第1回リサーチ・カンファレンス」ニュースページ
http://www.spo-sun.gr.jp/html/news/a_news.html

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