2010年に入ってから涙なくしては観られない怒涛の展開が続いた『侍戦隊シンケンジャー』も、この日の放送『最終幕 侍戦隊永遠(さむらいせんたいえいえんに)』をもってとうとう終わり。
シリーズ終盤で、観ているだけでこちらもつらく苦しくなる展開が続くのは、1986年度放送の『超新星フラッシュマン』が私にとってはもっとも印象深いのですが、シンケンジャーは最終幕の前の回『第四十八幕 最後大決戦(さいごのだいけっせん)』から文字通りの決戦モード。
戦況的には絶体絶命で、敵の御大将・血祭ドウコクはあまりに強大で、なのに、微塵も悲壮感なく立ち向かっていく侍たち(シンケンジャー)の姿に後から後から涙があふれるばかり。

殿と家臣たちシンケンジャー、彦馬ジイ、黒子のみなさん、そして姫と丹波ジイ、みんなの「この世を絶対に守る」という思いがひとつになってドウコクを倒す、という展開がまたカタルシスでした。

何度観ても感動できる、何度もおかわり(視聴)できるドラマでした。

というか、第一幕から緻密な伏線が張られ、ここまでの完成度の大河ドラマになったのは、スポンサーなどとの板ばさみに常にさらされ苦労している特撮作品でも本当にすごいことだと思います。

最終幕までのすべてがわかったことによって、第一幕から見直すと「見直すたびに新しい発見と深みを感じられる」ことが判明したわけですが、それだけ深みのあるドラマが、そうそうあるものではないのではないか?しかも全49話という長丁場のドラマで.......

と、個人的に入れ込んでいる関係上、どうしてもご贔屓発言になってしまうのでありました。

いやでも、本当に本当に良いドラマでした。
「あと100回は見よう(・ω・)」
というmixi日記があったのもうなずけますです、ハイ。


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おすすめ度の平均: 4.5
5 あのドンデン返しの伏線は第一幕から!?
3 物足りないなあ…
5 ずっと心に残る名作
5 シンケンジャーは一生モノ
5 感動しました!!流石脚本家!!