DVDで気になってたので観てみました。

一人でロッククライミング中に岩に挟まって動けなくなって、自力で脱出したアーロン・ラルストンさんの実話の映画化。

 

たった一人での遭難の話だから地味かなと思いきや、なかなか派手で華やかな映像が多くて音楽もイケてて楽しめて飽きなかったですね~

何より本人が活動的で明るくていい(・ω・)b

 

アウトドア派で冒険好きでスリルを求める、ごく健康的な若い男の子・・・だからこそそんな窮地を招いてしまったのではあるけれど、必死に(まさしく必死に!)持ち前の知識とクライミングの技術と強靭な体力と不屈の精神力で、脱出に成功します。

中でも何よりも大切なのは精神力、生きようとする意志の力だったと思いました。

その源は家族や友人への愛情。

それが無ければ途中で諦めて力尽きてしまっていたことでしょう。

諦めたわけではないけど、死を覚悟して撮ったビデオメッセージの中で、両親に「一緒に過ごした時間は最高だった」とあって、そんな家庭で愛情をしっかり注がれたからこそ、生きる力が強いのだと思いました。

 

壮絶な体験をしたのに、無くした右手にピッケルをくっつけてまたクライミングに出掛けるアーロン氏・・・超ポジティブ!普通ならトラウマでそんなことできなくなる気がするけど。

でも行先はちゃんと残しておくようになったそうです。誰にも知らせずに遭難して痛い目に遭ったので(^o^;)