少し前、「おなかがいたくなった原発くん」という動画見ました。
なんとも脳天気な内容で特に推奨しないので貼りませんが、今の状況だったらこんなものは作れないでしょう。あの頃はまだ、事態を甘く見る余裕があったのでしょうが、こんなことになるとはね・・・
原発くんなんて言うとかわいいけど、調べたらもう相当年だから、原発おじいさんの方が合ってるかも。
動画は作れないので、文で作ってみました。
昔々、原発おじいさんは、まだ若い頃にある国に連れてこられました。危ないとか言って、嫌がる人もいましたが、連れてきた人が頑張って黙らせました。
狭いし、なんだか足元はゆらゆらするし、あんまりいい所じゃなかったけど、とにかく働きました。休み無く働いて、だんだん体の調子が悪くなってきました。
時々健康診断を受けましたが、あまりちゃんと診てもらえませんでした。
でも、なんとか働いて、そのうち定年を迎えました。やれやれ、これで休めると思ったのもつかの間、定年延長になってしまって、また働き続けなくてはいけませんでした。次の定年がきて、今度こそと思ったら、また延長です。もう後期高齢者になっていて息は切れるし、足元もヨロヨロしていますが、仕方が無いので働き続けました。
ある日、ひどい事故に遭ってしまって、心肺停止になってしまいました!大変です!事故死してしまうと、周りに大変迷惑をかけてしまいます。一生懸命、なんとか自分で酸素マスクをつけました。でも、それもすぐ無くなってしまいました。
今度は救急車が応急処置にかけつけようとしました。がしかし、途中で一緒に乗せてほしいと言う人がいて止められてしまい、なかなか早く着けませんでした。
そうこうするうちに、発作を起こしてしまいました。もう、脳死状態です。体も頭もボロボロです。大変だ、なんとかしなくちゃいけないと、お医者さんは毎日毎日一生懸命輸血をしました。それでなんとか命は取り留めていますが、もう手術するしかありません。
でも、高齢だしひどいケガなので少し間違うととても危険です。心臓も血管もあちこち穴が開いたり、詰まっていたりで、大変難しい手術です。なのに手術道具も薬も足りず、経験のある医者もあまりいなくて、なかなかはかどりません。お医者さんは疲れきって倒れそうです。交代してほしいけど、他の病院で必要だからと誰も来てくれません。どれだけかかるのか、成功の確率は何%なのか、誰にもわかりません。
脳死状態が続くと、徐々に体も弱ってきます。タイムリミットは刻々と近づいてきています。一体、助けられるのでしょうか?それとも、何も考えず連れてきて働かせてきた人間達と心中することになるのでしょうか?
願わくば、一度安静を取り戻して安らかに逝っていただけますように。
そして、人間が二度と同じ過ちを繰り返しませんように。
・・・ムリかしら。ちゃんと前例があっても、現在進行形で大事故が起きていても、特に関心の無い脳天気な人達が多過ぎる国は、やはり滅びてしまうのかもしれません。
そして、それを教訓にしなければ、世界中の人間も同じ道を歩むのでしょう。
できれば、そんなことにならないよう願いを込めて・・・
なんとも脳天気な内容で特に推奨しないので貼りませんが、今の状況だったらこんなものは作れないでしょう。あの頃はまだ、事態を甘く見る余裕があったのでしょうが、こんなことになるとはね・・・
原発くんなんて言うとかわいいけど、調べたらもう相当年だから、原発おじいさんの方が合ってるかも。
動画は作れないので、文で作ってみました。
昔々、原発おじいさんは、まだ若い頃にある国に連れてこられました。危ないとか言って、嫌がる人もいましたが、連れてきた人が頑張って黙らせました。
狭いし、なんだか足元はゆらゆらするし、あんまりいい所じゃなかったけど、とにかく働きました。休み無く働いて、だんだん体の調子が悪くなってきました。
時々健康診断を受けましたが、あまりちゃんと診てもらえませんでした。
でも、なんとか働いて、そのうち定年を迎えました。やれやれ、これで休めると思ったのもつかの間、定年延長になってしまって、また働き続けなくてはいけませんでした。次の定年がきて、今度こそと思ったら、また延長です。もう後期高齢者になっていて息は切れるし、足元もヨロヨロしていますが、仕方が無いので働き続けました。
ある日、ひどい事故に遭ってしまって、心肺停止になってしまいました!大変です!事故死してしまうと、周りに大変迷惑をかけてしまいます。一生懸命、なんとか自分で酸素マスクをつけました。でも、それもすぐ無くなってしまいました。
今度は救急車が応急処置にかけつけようとしました。がしかし、途中で一緒に乗せてほしいと言う人がいて止められてしまい、なかなか早く着けませんでした。
そうこうするうちに、発作を起こしてしまいました。もう、脳死状態です。体も頭もボロボロです。大変だ、なんとかしなくちゃいけないと、お医者さんは毎日毎日一生懸命輸血をしました。それでなんとか命は取り留めていますが、もう手術するしかありません。
でも、高齢だしひどいケガなので少し間違うととても危険です。心臓も血管もあちこち穴が開いたり、詰まっていたりで、大変難しい手術です。なのに手術道具も薬も足りず、経験のある医者もあまりいなくて、なかなかはかどりません。お医者さんは疲れきって倒れそうです。交代してほしいけど、他の病院で必要だからと誰も来てくれません。どれだけかかるのか、成功の確率は何%なのか、誰にもわかりません。
脳死状態が続くと、徐々に体も弱ってきます。タイムリミットは刻々と近づいてきています。一体、助けられるのでしょうか?それとも、何も考えず連れてきて働かせてきた人間達と心中することになるのでしょうか?
願わくば、一度安静を取り戻して安らかに逝っていただけますように。
そして、人間が二度と同じ過ちを繰り返しませんように。
・・・ムリかしら。ちゃんと前例があっても、現在進行形で大事故が起きていても、特に関心の無い脳天気な人達が多過ぎる国は、やはり滅びてしまうのかもしれません。
そして、それを教訓にしなければ、世界中の人間も同じ道を歩むのでしょう。
できれば、そんなことにならないよう願いを込めて・・・