守られない公益通報者に青木氏が警鐘「告発する人が守られるシステムができれば不正をさせられる人も減る。色々な意味で重要」 - Yahoo! JAPAN

「この兵庫県知事の話は、大阪では以前からこの兵庫県の斎藤知事の関係のニュースが大きく伝えられていたんですけれども、ここに来て、東京でもかなり伝えられていますね。いずれにしても、不正の内部告発をした局長が、最終的にその知事が嘘八百だというようなことを言ったりとかして、最終的に自ら命を絶ってしまった。これ公益通報者というのは、企業とか民間組織もそうなんですけれど、特に公の組織の場合、公の組織の中で不正や悪事が行われると被害者は、市民や国民になる。それを、こんな不正がありますよというのを外部に警告を促す、本当に社会にとって重要な人がこういう形で追い込まれて命を落とすということがあってはならないし、東京新聞の社説も書いてるんですけど、僕も取材して、番この組でも報告しましたけれど、鹿児島県警の不祥事で不祥事隠しのためということで、前生活安全部長が、これは匿名だったんですけれども、メディア、フリーランスの記者に鹿児島県警でこんな不正が隠蔽されているということを告発した。この鹿児島県警の前生活安全部長も逮捕されちゃったということですよね。これも口封じではないか。ちなみに先ほど太田さんが紹介してくれた「公益通報者保護法」というのがあるんですけど、これをもっときちんと改正しなくちゃいけないっていうのは全く僕の同感なんですけど、この法律、現状でも組織内部での通報が困難な場合、報道機関など、外部への通報も認めているんですよね。なので、そう考えると兵庫県の亡くなってしまった元局長もそうですし、それから鹿児島県警の前生活安全部長もそうですけれども、彼らみたいな人を社会にとっての公益通報者と捉えてどう守るかっていうのは結構重要なテーマだなあというふうに思います」by青木理

 

 

森友問題も交易通報者が守られるシステムになってたら何とかなったかもしれない。それだけは言える。