「あの芳野友子会長が労働貴族集団である連合という似非ナショナルセンターの本当の正体を自ら正直に告白し、連合が経団連の実は労対部である第二経団連なのだとわかりやすく可視化してくれたのだから、彼女の“功績” は実に大きい」と日教組にかつて所属していた友人が電話してきた。

 わたしは総評を解体し同盟と合体させ、連合を結成させた1989年が消費税導入の年でもあるので、これが日本の「失われた30年」のスタートだったと考えている。

 電力労連をかかえる連合は原発再稼働突撃隊の顔を隠してはいない。「早く再稼働せよ」と国会質問までした玉木の国民民主党がその走狗であるのは言うまでもない。

 三菱重工など軍需産業労組をかかえる連合は、防衛産業支援法の成立にも熱心だった。立憲民主党まで憲法違反のこのような法律の成立に賛成してしまったのは泉執行部が連合の顔色をうかがっているからではないか。

 連合の芳野会長が「消費税のインボイス方式は着実に進めるべき」と言ってのけたのは、消費税の輸出戻し税で莫大な税金が還流し転がり込んでいるトヨタ自動車などの輸出大企業の労組を連合が抱えているからだ。

 立憲民主党の政策から消費税減税が消えてしまったのは、この党もこのような連合の影響下にあるからではないかとわたしはみている。

 「中略」

 野党第一党の立憲民主党が政権交代を本気で目指すならば、都知事選でも大活躍した市民と野党の共闘こそ何よりも大事にすべきではないか。

 有権者の約半数を占めると言われる無党派層の大きな共感を得るには、岸田首相や小池都知事と組む芳野友子会長の連合と立憲民主党はきっぱりと手を切ることだ。 

 秋の立憲の党首選では泉党首の交代を願っている立憲民主党の党員は決して少なくはないのではないか。

 𝕏には現役の連合組合員による芳野友子会長批判が堂々と投稿されるようになったことをわたしはとても注目している。

 

(12) 西沢昭裕 - 「あの芳野友子会長が労働貴族集団である連合という似非ナショナルセンターの本当の正体を自ら正直に告白し、連合が経団連の実は... | Facebook

 

確かに立件はほぼ完全に本気度がないといえる。苦渋の決断ともいえるかもしれんが、本気になって政権交代してもらいたい!