日本は「メディアの構造として政府からの圧力に弱い」 国連「表現の自由」報告者が語った「脆弱性」とその原因

2016/4/19 18:27

 

   一度は延期された国連の「表現の自由」をめぐる訪日調査が1週間にわたって行われ、調査を担当したデビッド・ケイ国連特別報告者が2016年4月19日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で会見した。

   ケイ氏は、特定秘密保護法の施行や高市早苗総務相の放送法をめぐる発言を念頭に、「メディアの独立性が脅威にさらされている」と懸念を表明。放送法を改正した上で、政府以外の第三者機関が放送に関する許認可を担うべきだとした。「メディアの構造として政府からの圧力に弱い」とも指摘し、その一因が記者クラブ制度だとして廃止を求めた。

 

「中略」

 

 政府や与党が直接的にメディアに対して圧力をかけた事例こそクローズアップされなかったものの、メディアによる「忖度(そんたく)」が進んでいる状況が明らかにされた。匿名でしかヒヤリングに応じなかったメディア関係者も多かったという。

   高市氏の発言をめぐっては、「政治的公平」などを定めた放送法第4条は「法的規範」で、「理論的には政府が放送免許を停止することができる」と受け止める向きが多い。こういった現状をケイ氏は「重大な問題」だとした。

 

「中略」

 

  ケイ氏は、メディアの仕組みとして独立性が確保されにくいとも指摘。その一例として挙がったのが記者クラブ制度で、「廃止すべき」と明言した。

 

   一方、ケイ氏は憲法や法律など、理念や規範のレベルでは表現の自由が極めて重視されていたり、ネット上では世界的にも表現の自由が守られていたりすることについては肯定的な発言を繰り返した。幅広い「表現の自由」の概念の中でも、特にメディアの現状を問題視した形だ。

 

  ケイ氏は今後報告書をまとめ、17年には人権理事会に提出する予定だ。

 

http://www.j-cast.com/2016/04/19264575.html?p=3

 

俺も不自由主義者どもが多すぎる記者クラブは解体すべきだと思う。政府が圧力かけようが何だろうがな。よしりんも共感するコメント残している

日本の「報道の自由」72位という警告

国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」によれば、
報道の自由に関する2016年の世界ランキングにおいて、
日本は72位で、3年連続で順位を落としたという。

「表現の自由」に関する国連特別報告者が日本での
調査を終え、19日に記者会見したが、「日本の報道の
独立性は
重大な脅威に直面している」と警告した。

「中略」

「特定秘密保護法」で何が隠されているのか、もはや
国民は知ることができない。
中立性・公平性を求める政府の圧力が、
「メディアの自主検閲」を生み出しているというのも
本当だろう。
とりわけ安倍首相に対して自主規制が働いていると
指摘されるが、あり得る。

国連特別報告者の取材では、ジャーナリストの多くが
「匿名」を条件にしか答えないようだ。
何を恐れているのか?

「中略」

報告者は「放送法第4条を廃止し、政府はメディア規制
から手を引くべきだ」と提言した。

この問題を軽く見てる者が多いが、わしはその怠慢さを
非難する。
政府が情報を隠し、報道にまで陰に陽に巧妙な圧力を
かけ、
報道が権力にひるんで自粛しているとしたら、
国民は何も
知らされぬまま国家の行方をおまかせ
するしかなくなる。

わしはそういう怠慢な国民にはなりたくない。
「一身独立して、一国独立す」なのだ。
独立心の強いわしは、「言論・表現の自由」
国家のために特別重要なものだと考えている。

http://blogos.com/article/172844/

 

結論だけで言えば、日本は政府の犬どもがおおすぎるってことだ!だから中立性・公平性を求める政府の圧力に屈してる!!メディアどもよ、不自由主義者になりたくなけりゃ政府を攻撃しろ!!国民よ、抗議デモでも何でもいい!!!やれるだけやれ!!!!!