デビッドボウイがジョージオーウェルの1984に、
氷室京介がダニエルキイスの
アルジャーノンに花束をに
インスパイアされて曲を作ったが
ジョイデヴィジョンは
J・G・バラードという作家の
同名の小説にインスパイアされて
同じタイトルの曲を作った。
単純に訳すと
『残虐行為展覧会』
あまり読む気にはならないなぁ
ジョージオーウェルの1984は読んだが、
文化の違いなのか
欧州と日本の違いなのか分からんが
意味がいまいちわからんかった。
で、
このATROCITY EXHBITION
イアンの死後発売された
2枚目のアルバム
『CLOSER』の1曲目に収録されているのだが
出だしからカッコいい!
JOY DIVISION/ATROCITY EXHBITION
ドアが開いて静まり返る
金を払えば入場できる
彼の身体が苦痛に歪む見世物さ
彼の瞳が、まだ存在してると物語る
こちらが通路です、中にお入りください
アリーナで、彼は賞金を懸けて殺す
ほんの少しだけ生きながらえる
だけど、もっともっとと叫ぶ声に
吐き気もかき消されてしまう
早くしてくれと神に祈り
彼が倒れるのを見る
こちらが通路です、中にお入りください
君は遠く離れた場所の恐怖を目撃するだろう
創造者の法則に直面する
見たこともないほどの大規模な
大虐殺を目撃する
成功しようと一生懸命な奴らを見る
こちらが通路です、中にお入りください
僕は限りない気まぐれで
埋もれた道をまだ漂っている
何年も前に死んでしまった森やジャングル、
燃え上がる町、
立て直すことも修復することもできない
僕の手を掴んで
僕がどうだったのか、
これからどうなるか見せてあげるよ