映画鑑賞「HERO」 | David room

映画鑑賞「HERO」

キムタクの映画「HERO」を鑑賞しました。
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この映画は、公開当初に一度観たのですが、2度目観た今でもとても楽しめました。

ストーリーは、木村拓哉演じる久利生検事が、小さな傷害致死事件の裁判を担当する事になり、当初、被告人も罪を認めていたので、簡単にいく裁判だと思っていた。しかし、被告人は裁判でいきなり無罪を主張してきた。弁護士には、松本幸四郎演じる凄腕の弁護士蒲生が立ちはだかる。この被告人は、事件の日に大物政治家のアリバイの証人となっていたのだ。久利生は、被告人の罪を実証するために、様々な角度から、調べまわる…。

小さな事件が、いつの間にか、大物政治家が絡む巨悪を倒す裁判として、マスコミが注目されるなかで、久利生は、惑わされずに、事件の真実のみを追究する。


とにかく、これぞフジテレビという、ノリの良い作りになっていて、検察の城西支部のメンバーの、個性的な面々は、それぞれのキャラクターも濃くて、そのやりとりを見ているだけで面白い。不倫の仲である、阿部寛、大塚寧々のやりとりや、それを馬鹿にする八嶋智人、そして抜けている小日向さん、困った顔の所長、角野卓造などなど。

これは、一緒に観た父の分析なのだが、フジテレビは場面転換に音楽を多用し、その雰囲気を演出しているという。確かに、踊る大捜査線などなどもそうかなと思いを巡らせた。


ここぞフジテレビというのは、チームがお互い馬鹿にし合いながらも、久利生のアツい思いに動かされて、一つになっていくというところ。笑いと団結力というのが、フジテレビのキーワードかなと思うくらい、めちゃイケの笑いにも似たものを感じる。

気心の知れた同じメンバーで、そのどれもが個性的。ただある時、リーダーのアツい思いに、その個性的なメンバーが一つになる。

私の中での結論。

めちゃイケ≒HERO=フジテレビ