看護師離職率は高いと言われています。

離職率は

病院勤務看護師 12.6%

訪問看護師 15%

(日本看護協会 平成19年度 2022年発表)

 

現在では、もっと増えているのではないでしょうか?

 

訪問看護ステーションの需要が高まり、

開設する事業所も増えていますが、廃業する事業所もあります。

新規開業 1633件

休止 240件

廃止 541件

廃業率 5.8%

(一般社団法人全国訪問看護事業協会 2021年年度調査)

 

 

なぜ、廃業になってしまうのか?

 

1.人的要因

訪問看護ステーションには、常勤換算2.5人という人員基準があります。

看護師が最低でも、3人は必要になります。

ですが、訪問看護に転職しても、退職してしまい、

人員基準が満たせなくて休止・廃止するステーションがあります。

 

2. 財務的要因

新規事業開設のため、資金調達の際融資受ける場合がほとんどですが、

利益が出ないと返済が困難となり、事業継続が厳しくなります。

 

 

人員確保が難しく、規模拡大ができないと、

利益も出しづらくなり、スタッフの給与還元率も下がり、

さらに人材確保が困難になるという負のループとなります。

 

 

訪問看護ステーションの需要が高まり

個人で立ち上げるケースも増えていますが、

このように、廃業に居あるケースも増えています。

 

順調に経営するには、

資金確保と人材確保は、マストになります。

 

 

訪問看護に転職しても、

また転職するケースも増えています。

 

次回は、訪問看護師が離職する理由について

書いていこうと思います。

 

 

超高齢化社会となる日本

高まる在宅療養の需要

訪問看護師の絶対数が不足しています。

 

少しでも、今の現状を知っていただき

訪問看護に興味を持っていただけたらとお思います。

 

今日もお読みくださり、

ありがとうございました。