アウェイな場所で働く

 

医療従事者としては

利用者様(患者様)の自宅で医療ケアを行うことは

デメリットと言えるのかもしれません。

 

必要な物品が揃っていないことが多いです。

処置が必要な場合

医療機関から支給されるのですが

すべて支給されるわけではありません。

利用者様がご自分で購入しなければならない物もあります。

 

病院の時とは違い

手間がかかったり

工夫が必要なこともあります。

 

また

訪問した時に

いつもと状態が違い

ケアが必要だと感じても

医師の指示がなければケアができません。

 

普段、総合病院に通院している方の場合

病院受診が必要になります。

 

開業医に通院している場合は

往診を依頼することもできますが

休診日には往診してもらえない

ということになります。

 

在宅支援診療所という

訪問診療(自宅に医師が定期的に診察に伺う)を専門にしている医療機関があります。

この場合、休日や夜間にも、往診してもらえます。

 

私達、訪問看護師は

医療機関からの指示の下

訪問看護を行うため

主治医は総合病院の医師であることもあります。

 

その場合

利用者様の状況によっては

受診を勧め、病院でケアをしてもらうことがあります。

 

受診の判断は

訪問看護師が行うため

ある程度の経験が必要

と言われていました。

 

ですが

超高齢化社会の日本で

看護師不足の中

経験のある看護師が訪問看護師になる

ということは

難しくなっています。

 

利用者様のご自宅で

アウェイな状況の中

医療従事者として

プロ意識を持って

利用者様とご家族様に寄り添い

ケアできること

 

それには

経験も必要かもしれませんが

 

目の前の人に、どこまで真摯に向き合えるか?

 

仕事に対するパッション

 

の方が大切なのではないか?

 

と感じます。

 

 

今日もお読みくださり

ありがとうございました。