こんにちは、デイヴです。
2020年3月半ばに脳出血を発症。
約半年間の入院生活で経験した
さまざまなできごとを回想録として綴っています。
介護度の認定調査によって『要介護1』に確定したことで、
院内のソーシャルワーカーさんから
退院に向けて次の段階への案内がなされました。
妻とは死別、子どもは独立済みの独居生活ですので、
退院後の自宅暮らしは日々の生活を介助してくれる人や
組織が必須。
退院後の生活においては、『ケアマネジャー』
という役割の人がいて、彼らが介護保険に応じた
介護生活のメニュー(『ケアプラン』)を編成、
しかるべき介護サービス事業所に掛け合って
日々の生活のサポートをしてくれます。
これまで『ケアマネジャー』の存在は何となく知っていましたが、
後遺症の身となった今、
ケアマネジャーさんとの繋がりが、
生きていくために不可欠であり、
にわかにクローズアップしてきたわけで……。
じゃあどうやってケアマネジャーとコネクションが取れるのか?
ということですが、
ソーシャルワーカーさんからは、
市内のケアマネジャー事務所の一覧表をもらいました。
居住地に近い事務所がずらりと並んでいました。
次いで居住地を管轄している『地域包括支援センター』への
アクセスを求められます。
介護が必要な「高齢者向けの組織なので自分には無縁」
と判断していたのに、まさかこの齢でお世話になるなんて。
どことなく“敗北感”を覚えつつ、割り切って通話しました。
応対に出た女性職員からケアマネジャー事務所の一覧表を
持っているか訊ねられ、目の前にあることを告げると、
「どこの事務所が良いか、希望があったらおっしゃってください」
と。
(こんなの、どういう基準で優劣決めればいいかわからないし、
ぶっちゃけ何が良いかわからん!)
というのが正直なところ。
なので五十音順で最も上の事務所名に目が行き、
エイヤでその事務所名を告げました。
「ハイ、わかりました。こちらから連絡とって、
折り返しデイヴさん宛に連絡が行くようにしてもらいますね」
包括支援センターの職員もハキハキと丁寧に応対してくれましたが、
次いでケアマネジャー事務所の責任者から着信。
こちらも語尾がキビキビとして好感持てる女性でした。
僕を担当してくれるケアマネジャーは後日決まり、
その人にケアプランを作ってもらって、2024年夏現在も
担当してもらっています。
作ってくれるケアプランも現実的な内容で、
こちらの要望も正確に受け止めてくれて的確に対応してくれる、
とても信頼が置けるケアマネさんです。
病床で「エイヤ」で決めた事務所でしたし、
たまたまその事務所に在籍していたケアマネさんに担当してもらっているわけですが、
こんなに『大当たり🎯』だったとは!
巷では、ケアマネさんとのイザコザが原因でまともな介護サービスを
受けられていない事例もけっこうあるようですから、
この『大当たり』には「自分も良い『ツキ』を呼び寄せているな」
ということを実感しましたし、
今でもつくづくそう思っています。