こんにちは、デイヴです。
このところの春を思わせる暖かい気候に誘われて、
今日も自宅から最寄り駅周辺をお散歩してきました。
たまたま駅に到着した西武新宿線の上り電車をパチリ。
最近の西武線は、定番の黄色い電車がめっきり減り、
銀色のステンレスやアルミ車ばかりになってきました。
関西から転居した1998年頃は、
今よりも黄色い2000系や101系電車が幅を利かせていて、
西武線と言えば
黄色い電車🚃
がトレードマークだったのに、
時が流れて、今や「絶滅危惧種」
です💦
西武鉄道は、昭和の終わり頃まで、自社工場で電車を製造していました。
所沢駅のすぐ南に『西武所沢工場』と称する鉄道工場があり、
ここが製造現場だったんです。
ちなみに所沢工場は2000年に閉場。跡地は再開発されていて、
2024年秋にショッピングモールとして開業するとのこと。
西武以外の多くの鉄道会社が、戦後は専門メーカー製の電車を購入することが標準になるのですが、
西武は割と近年まで自社で黄色い電車ばかりを作っていたこともあり、
他車が軽量のステンレスやアルミ製の省エネ電車を続々と採用する中、
いつのまにか西武だけが重々しいノスタルジックな電車ばかりになってしまいました💦
そして今、さかんに車両のリプレイスを図っているようで、
池袋線や新宿線にどんどん新車を導入しているのですが、
支線までは手が回らないようで、
東急と小田急から支線用の車両を中古で買っちゃったらしいです。
早ければ今年から、国分寺線とか秩父線で走るんだそう。
新車を製造するとカネも時間もたーくさんかかりますが、
他社のお古を譲ってもらうのは、
いわば居酒屋の新店を「居抜き」で開くものであり、
めっちゃ手離れが良いわけで。
自社で新車を揃える、というメンツよりも、
リニューアルを経済的に進めたい意向が勝ったということですね。
西武鉄道の、このあっぱれな割り切り作戦、
他社でも追随するケースがあるかもしれないですね。
にしても、ついこの前まで東急線や小田急線で走っていた電車が
西武線内を走るなんて、
趣味的にも興味がそそられます。


