#058 バイノーラルビート…2020年6月14日(発症から85日目) | 脳出血、重度の左片麻痺からの「めざせ!社会復帰」

脳出血、重度の左片麻痺からの「めざせ!社会復帰」

2020年3月に脳出血を発症し左片マヒに。リハビリとスピワークを通して、全快復を目指すおじさんの手記。併せて半生を振り返る半生記をエッセイ風に綴っています。

2020年3月に脳出血を突然発症、重度の左片マヒに陥るも、社会復帰を目指して日々励んでいるリハビリ奮闘記。

知り合いからあるYou Tubeのコンテンツを紹介された。動画の中でスピーカーの女性は、脳卒中で左半身マヒに陥り、絶望の淵に立たされたものの、自分の身体を構成している60兆もの細胞に感謝して眠ると、翌朝、何事もなかったかのように復活していた、という奇跡を起こしたとのこと。
これに触発されていろいろとネット検索を重ねていくと、「バイノーラルビート」という単語に行き当たった。
右耳と左耳で微妙に異なる周波数の音源を聞かせると、脳が別の波長の音源を作り出すというもの。
肉体の活性化や精神面でポジティブな効果が期待されることもあり、脳硬塞の治療にも使われることがあるらしく。

これは聞かない選択はない。

You Tubeでバイノーラルビートのコンテンツを検索し、片っ端から聞いてみた。
音楽でもなんでもなく、不協和音が連続的に鳴るだけだが、脳はこの音を聞いて独自の波長を生み出しているらしい。
いくつかのコンテンツを聞きながら就寝する。知り合いからは「ホ・オポノポノでクリーニングすれば良い」とも聞いたので、心の中で「ごめんなさい。許してください。ありがとう。愛してます。」のフレーズを唱えながら…。

いつもよりぐっすりと眠れた。
今朝、トイレに立つと、気のせいか脚が軽くなったような気がする。

これが回復力のアップに繋がれば良いのだが…。

今日は比較的リハビリのスケジュールが簡素だった。午前に歩行、午後に左手、夕方に歩行と着替え。
それぞれを淡々とこなす中で、マヒ側の手足に神経を集中し、感覚を味わう。

知り合いから教えられたホ・オポノポノのことをWEBで調べてみた。とにかく自分の潜在意識に対してクリーニングをすると良いそうだ。
自分の今の体になってしまったことの原因を心の中で探り、それを否定することなく「ごめんなさい、許してください、ありがとう、愛してます」と唱えると、なにがしかの効果が期待できたりする。今夜、クリーニングをすることにしよう。