父子家庭でありながらも、
元気に育っている少女、ポリアンナ。
彼女の特技は、父親伝授の「イイこと探し」。
どんなに辛く、悲しいできごとに見舞われても、
必ずその中に潜んでいる「イイこと」を探す。
ポリアンナは充実した毎日を過ごしていました。
ところが重い病気にかかった父親が他界し、
ポリアンナはみなしごになってしまいます。
唯一の肉親である叔母に引き取られますが、
その叔母はポリアンナのことを、
ある事情があって快く思っておらず、
屋根裏部屋に押し込んで、辛く厳しく当たります。
しかし根っから明るいポリアンナは、そんな境遇にもめげず、
「イイこと探し」に精を出す毎日。
町で出逢った人たちにも、「イイこと探し」を伝授します。
そのうち、町の人たちに次々と奇跡的に良いことが起き、
それが「イイこと探し」によるものだ、
という話を聞いた叔母は、
徐々にポリアンナに心を開いていきます。
そのうち、ポリアンナ自身にも人生最大の奇跡が訪れます。
──この話を聞いて、かつてフジテレビ系で放映されていた
『世界名作劇場』の『ポリアンナ物語』が
総集編としてDVD化されており、
昨日、さっそくレンタルして鑑賞しました。
すると……。
エイブラハムの『引き寄せの法則』で頻繁に語られている
「自分にとってネガティブなことが起きたら、
その中に潜んでいる『肯定的な側面』を見よ」
とまったく同じ意味であることを理解しました。
鑑賞直後に車検の業者さんから「検査終了」の連絡があり、
昨日の日記のできごとにつながります。
いきなり3万円を超える法定費用を現金で払わねばならない、
ということには正直、戸惑いましたし、ガッカリしました。
でも、直前に「ポリアンナ物語」を観ていたがゆえに、
「この境遇でのイイこと探し」に取り組める自分がいました。
「先日、引き寄せた現金がそのまま支払いに使える!」
「何の問題もなく、再び車が自分の手元に戻ってくる!」
「費用を支払ってもなお、まだお金が手元に残っている!」
こういう肯定的な側面を見るために、
わざわざこのタイミングで『ポリアンナ物語』を
引き寄せたのかもしれません。
そう考えると、日々の何気なしに起きている現象も、
実はとても緻密で、あらゆるところに“喜び”を忍ばせている、
ということに、改めて気づきました。