神倉神社へ参りました。

ここは熊野三山に祀られる熊野権現が初めて地上に降臨した場所とも伝えられています。

急な階段の上にあります。この鳥居がスタート地点。

登るのが大変な人は、この鳥居に参詣することで登ったのと同じご利益があるそう。

急すぎて四つん這いになりながら登る仲間も笑。

「鎌倉積み」と呼ばれているこの階段は、源氏と平氏の争いの中、源氏方に加勢した功労で1194年に整備されました。鎌倉幕府ができて割とすぐ。

それまではちゃんとした石段のない急峻な坂道だったんだろうなぁ。

到着。御神体の大きな岩は「ごとびき岩」。

「ごとびき」とはこちらの方言で「ガマガエル」のことのようです。

岩の右側に回ると、岩ににタッチできました。

いい眺め。

往復で約40分。説明を受けたりお参りをする時間込みでしたから、上って下るだけなら片道15分って感じです。

ここを訪れるのは2回目。前回登った時より楽に感じました。

前回はどこまで続くんだろうと不安になりながらだったのに対し、今回はゴールが分かっていたので気分的に楽だったのかもしれません。

急なのは最初だけで、残りは割と平坦な道だったんだなと冷静な気持ちで分析もできました。

熊野古道のスタンプ：

実は前回訪れた時、ここで押し忘れてたんです。次のスタンプポイントの高野坂で空欄なのに気づきました。

熊野古道のスタンプを押す所って、通常こんな鳥小屋のような箱になっていて、これが各ポイントに立ってるんです。

そんなのを想像しながら歩いていたら、神倉神社のスタンプは社務所に無造作に置かれていました。

それで見逃していたのかもしれません。イメージ記憶の思い込みだけで突き進むとこんなことになります笑。

今回ようやく前回の仇打ちで、空欄を埋めることができました。

前回の神倉神社訪問：

『神倉神社、速玉大社』熊野古道の話に戻ります。川下りの船を降りた後、熊野三山の一つ、速玉大社に向かいました。熊野本宮大社は５月にも訪れましたので今回２回目でしたが、速玉大社は今回…

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神倉神社：

神倉神社｜新宮市観光協会権現山の中腹に鎮座し、熊野三山に祀られる熊野権現が初めて地上に降臨した伝承をもつ古社。天ノ磐盾（あまのいわたて）という険しい崖の上にあり、熊野古道の一部である五百数十段の急峻な石段を登ったところにご神体のゴトビキ岩があります。そこから眺める市街地と熊野灘の遥々とした眺めは、新宮市随一のビュースポット。また毎年2月6日に行われる奇祭「御燈祭り」の舞台でもありま…

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