昨夜は休日出勤も程々に家路に着いたのですが…寄り道したい気持ちが顔を出し、中央線快速電車を中野駅で途中下車して、お気に入りエリアの中野駅北口昭和新道に向かいます。

通りの名のとおり、昭和なムードの飲食店主体の商店街で、中野駅北口から新井薬師方面に進んでオタクの聖地ブロードウェイの入口を過ぎた右手にお目当てのお店が見えて来ます。

お目当てのお店は、魚屋関係らしく、刺身をはじめとする魚屋で売ってる品物をつまみに手軽に飲める立ち飲み屋「魚屋よ蔵」さん。



お店に入ると、出入口正面に鎮座遊ばす冷蔵ショーケースが、魚屋のイメージで、冷蔵ショーケースが置かれている脇の壁はタイル張りという凝り様です。

蛸、サーモン、鰤…と切り置きながらも切り口の角が立った新鮮な刺身と刺身に並んで陳列されたお惣菜を自分で選んでカウンターに持って行き、煮炊きする料理は、カウンターに付いてから注文し、お会計は帰りにまとめて精算するスタイルのお店です。

冷蔵ショーケースから季節モノ…ってことで「鰤」280円を選び、お惣菜は「マカロニサラダ」280円を選んでカウンターに行きます。

飲み物と調理が必要なものと冷蔵ショーケースに陳列された商品は、価格設定が280円均一なので価格が違うものは、カウンターに付いてから注文になるので、飲み物は「ホッピー」を貰い、ホワイトボードに書かれたメニューから「本まぐろ中落ち」380円を貰います。



ホッピーは良く冷えていて、焼酎はちゃんとキンミヤを使ってます。
氷なしで頼むにはキンミヤが冷えてなさそうなのがちょっと残念。



鰤は、流石に旬ですね。
低価格ながら適度な歯応えと脂のノリで蕩ける食感が今の時期の白身の旨さがちゃんとしています。
サク取りが上手にしてあって5切れ280円の刺身を貧相に見せず綺麗に盛り付けてあり、企業努力と技術を感じます。



マカロニサラダも、小海老の旨味が加えられた手抜きなしの一品で好感持てます。

本まぐろ中落ちは、頬張ると三口ちょっとで終わっちゃいそうな少量ながらも、色合いもよく、見るからに脂がのっていて旨そうです。



しっかりしたまぐろの味がして、舌の上で蕩ける食感がたまりません。
見た目は鮪なのに鮪の味がしない刺身を出す店が多いなか、ちゃんとしたモノを出してくれるお店には嬉しくなります。

特別良いモノはないと思うけど…この値段で!というバリューな品物が揃っているお店で、以上のつまみにホッピー中2外1でお勘定は1690円というのも良心的。

だから、途中下車してしまうんです^^♪