年末までの急ぎの仕事がクライアントの都合で年明けまで保留になり、失業者のように暇になってしまい、久しぶりに土日連休になりました。

昨日は雨模様の中、運動不足解消のため久しぶりにカメラを持っての外出で、鉄道写真の雨天用撮影地を新規開拓するため都内をうろうろしていました。


そして昼飯は以前から気になっていた五反田駅東口の「陳麻家」さん。


基本的にお一人様 基本的にお一人様



日本全国にチェーン展開する「陳麻家」さんと同じ店名だけど…見るからに古めかしくて普通の個人店のような店構えで、明るく洒落た店構えの多い陳麻家さんと比べると…どちらが本家かよくわからないけど…この店構えからすると、ずっとこの場で長く営業している様子だから…こっちが本家なんだろうな…と思っていたら、何気なく見ていたインターネットのサイトで、五反田駅東口の「陳麻家東口駅前店」は、経営母体である五反田の中華料理店「東京酒楼」さんが、自慢の麻婆豆腐をもっと手軽に食べてもらいたい…と思って平成14年3月に新業態として開業させたものということ。


五反田駅東口のロータリーを挟んだ真向いにあって古びたカウンター9席だけの狭いお店は中華屋の居ぬきなのかな…という地味さですが、看板料理の「陳麻飯」(チンマーハン)と経営母体の東京酒楼さんの「坦々麺」の評判を聞きつけた外食産業が東京酒楼のオーナーを口説いて、料理人の勘と経験に頼っていた陳麻飯と坦々麺のレシピを標準化して、チェーン展開させたもので、チェーン展開を手がけた会社「フードバンクジャパン」の陳麻家ウェブサイトの店舗情報にお店の情報はないけど、列記とした陳麻家の1号店と判ってから、それじゃあ一度入ってみようと思っていたお店です。


食べたメニューは、もちろん「陳麻飯」(並盛)680円…と言ってもメニューは他に「陳麻」(本場四川辛味麻婆豆腐)550円、「陳麻飯」の大盛785円と特盛(価格未確認)にトッピングの温泉玉子80円、ザーサイ55円、生玉子55円、マヨネーズ55円、ドリンクの生ビール370円、カメ出し紹興酒(グラス)370円程度しか見当たりませんけど…


基本的にお一人様 基本的にお一人様


見た目は、どこにでもありそうな至って普通の麻婆豆腐でスープが付くわけでもなく680円という価格設定が手頃に感じるか…というと…安売り合戦の外食産業がはびこる今日では高いかな…と感じるかな…でも、現代の外食産業では高めに感じても納得できる味と刺激があると個人的には思ってます。


でも、このお店…というか陳麻家の麻婆豆腐は、食べたとき舌が痺れるような山椒の辛さが効いた何とも言えない刺激的な麻婆豆腐で、元祖の東口駅前店は更なる辛さを求めるお客のためにカウンターに激辛ラー油、四川山椒、一味唐辛子が用意されてます。


基本的にお一人様 基本的にお一人様


最初の一口は…舌が痺れる程好い辛さで、それほど辛くないので、刺激が欲しい僕としてはカウンターにある銀色の容器に入った四川山椒を投入。


山椒のタップリ入った陳麻飯を口に運ぶと…来ます来ます…舌がチリチリ痺れて頭皮から汗が噴き出す独特の感覚…これが好きなんです。


甘い麻婆豆腐なんて麻婆豆腐じゃありません!


唐辛子の辛さも嫌いじゃないですが…この舌が痺れる山椒の独特な辛さは何とも言えません。


昨日は冷たい雨が降ってましたが、陳麻飯効果で体が温まり店を出てからも汗が止まらない状態でした。


糖質が多そうですが…汗かいて代謝効果が高まってダイエットにも良いかも…科学的根拠は確かめてないですけどね^^;;