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今回はちょっと残念なニュースのご紹介になってしまいますが…
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北ダバオ州サマル島を武装集団が襲撃し、外国人ら4人を拉致。日本人も負傷
ミンダナオ地方北ダバオ州の人気リゾート、サマル島のバランガイ(最少行政区)カムドムドで21日午後11時40分ごろ、少なくとも11人の武装集団が宿泊施設を襲い、カナダ人など外国人3人とフィリピン人女性の計4人を連れ去った。宿泊していた日本人女性Kさんと夫の米国人も拉致されかかったが、海に飛び込んであやうく難を逃れた。その際、2人は頭部に負傷、病院で手当を受けた。
サマル島はダバオ市から船で10分の場所にあり、外国人に人気の観光地。治安の良さに定評がある同市から目と鼻の先にあるリゾートでの外国人拉致事件だけに、国軍がいち早く捜索に乗り出すなど、今後の武装集団との交渉の行方を含め事件の衝撃が広がっている。
国家警察の調べでは、拉致されたのは、カナダ人男性2人、ノルウェー人男性1人、比人女性の計4人。
地元メディアの報道では、カナダ人のうち1人はミンダナオ地方全域で鉱山開発を行う会社の元幹部。ノルウェー人はリゾート施設の管理人という。
国家警察の捜査関係者によると、ヨットを利用した部屋が並んだ宿泊施設には観光客約40人が宿泊していたが、武装集団は日本人のKさんと夫の米国人が宿泊したヨットに向かい、2人を連れ去ろうとした。2人は手近にあった武器で必死に抵抗、ヨットから海に飛び込んで逃げ延びたという。その際、負傷し、ダバオ市内の病院に搬送され治療を受けた。
在比日本大使館は、日本人女性の被害について事実関係の確認を進めている。
一方、鉱山会社元幹部のカナダ人と施設管理人のノルウェー人は、騒ぎに気付いてヨットの外に出たところを武装集団に拉致された。また、別のヨットにいたもう1人のカナダ人と比人女性も襲われ、拉致された。
4人を連れた武装集団は、同島に接岸していたモーターボート2隻に分乗してコンポステラバレー州パントゥカン町方面に走り去った。
当初、武装集団は宿泊客を装って施設に侵入したとみられ、流ちょうな英語とタガログ語を話していた。短パン、私服姿で、顔も隠していなかったことから、国家警察北ダバオ地域本部の捜査員は犯行に手慣れた拉致グループではないとみている。
また、波止場から約500メートル離れた場所で施設警備員が「隊長に正義を:NPA」と書かれた紙を見つけたとの報道もある。これに対し、捜査員は比共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)の犯行とは断定できないと慎重な見方を崩していない。
イスラム過激派アブサヤフの犯行とする報道も出ているが、捜査員は現時点で身代金の要求がなく、アブサヤフが拠点としている同地方スルー州では拉致被害に関する情報もないことから、これについても断定を避けた。
サマル島は観光地として有名だが、2001年5月、反政府勢力、モロ・イスラム解放戦線(MILF)に襲撃され、リゾート施設の従業員ら5人が死傷、2人が拉致される事件が起きた。(加藤昌平)
(引用元:まにら新聞ウェブ)
ミンダナオ地方北ダバオ州の人気リゾート、サマル島のバランガイ(最少行政区)カムドムドで21日午後11時40分ごろ、少なくとも11人の武装集団が宿泊施設を襲い、カナダ人など外国人3人とフィリピン人女性の計4人を連れ去った。宿泊していた日本人女性Kさんと夫の米国人も拉致されかかったが、海に飛び込んであやうく難を逃れた。その際、2人は頭部に負傷、病院で手当を受けた。
サマル島はダバオ市から船で10分の場所にあり、外国人に人気の観光地。治安の良さに定評がある同市から目と鼻の先にあるリゾートでの外国人拉致事件だけに、国軍がいち早く捜索に乗り出すなど、今後の武装集団との交渉の行方を含め事件の衝撃が広がっている。
国家警察の調べでは、拉致されたのは、カナダ人男性2人、ノルウェー人男性1人、比人女性の計4人。
地元メディアの報道では、カナダ人のうち1人はミンダナオ地方全域で鉱山開発を行う会社の元幹部。ノルウェー人はリゾート施設の管理人という。
国家警察の捜査関係者によると、ヨットを利用した部屋が並んだ宿泊施設には観光客約40人が宿泊していたが、武装集団は日本人のKさんと夫の米国人が宿泊したヨットに向かい、2人を連れ去ろうとした。2人は手近にあった武器で必死に抵抗、ヨットから海に飛び込んで逃げ延びたという。その際、負傷し、ダバオ市内の病院に搬送され治療を受けた。
在比日本大使館は、日本人女性の被害について事実関係の確認を進めている。
一方、鉱山会社元幹部のカナダ人と施設管理人のノルウェー人は、騒ぎに気付いてヨットの外に出たところを武装集団に拉致された。また、別のヨットにいたもう1人のカナダ人と比人女性も襲われ、拉致された。
4人を連れた武装集団は、同島に接岸していたモーターボート2隻に分乗してコンポステラバレー州パントゥカン町方面に走り去った。
当初、武装集団は宿泊客を装って施設に侵入したとみられ、流ちょうな英語とタガログ語を話していた。短パン、私服姿で、顔も隠していなかったことから、国家警察北ダバオ地域本部の捜査員は犯行に手慣れた拉致グループではないとみている。
また、波止場から約500メートル離れた場所で施設警備員が「隊長に正義を:NPA」と書かれた紙を見つけたとの報道もある。これに対し、捜査員は比共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)の犯行とは断定できないと慎重な見方を崩していない。
イスラム過激派アブサヤフの犯行とする報道も出ているが、捜査員は現時点で身代金の要求がなく、アブサヤフが拠点としている同地方スルー州では拉致被害に関する情報もないことから、これについても断定を避けた。
サマル島は観光地として有名だが、2001年5月、反政府勢力、モロ・イスラム解放戦線(MILF)に襲撃され、リゾート施設の従業員ら5人が死傷、2人が拉致される事件が起きた。(加藤昌平)
(引用元:まにら新聞ウェブ)
本当に本当に残念でならない事件です。
また、更に残念な事は、だいたいどのニュースでも「ダバオ沖サマル島」と書かれていて、まるでサマル島はダバオ市の一部であるような書かれ方をされてしまった事です。
確かにサマル島はダバオ市のすぐ近くの島ですがサマル島はダバオ市ではありません。
安全性に関してもダバオ市とサマル島では全く違います!!
これは本当に声を大にして言いたいです。
ネットの書き込みを見ると、英語留学学校はダバオ市は安全だなんて謳っているけど嘘だ!みたいなものもあり…
ダバオに来た事あるんですか?と言いたいです。
正直日本の方がよっぽど物騒な事件起きてますよ、最近。
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