みなさん、こんばんは。
春の嵐でだいぶ桜が散ってしまうかと思いきや、意外と花が残っていたのには驚きました。
でも、東京は数日で散ってしまいそうですね。
さて、前回の話の続きです。
まずは昼食時の話をした方が、この日の空気感が伝わるかなと。
そんなサイゼリヤでの一幕です。
茅野まで来てサイゼリヤ? チェーン店かよと思われるかも知れませんが、このご時世、出先の有名店より空いていて結構重宝します。時間をずらせばなおのこと。
それよりも、韮崎からロードバイクで来たもので、思いのほか登り坂で疲弊していたんですね。
じゃあ、こういうときは肉だろう、肉しかないと。
ラム肉のステーキに呼ばれた次第です。
さて、注文通りにラムのステーキといつものドリアが運ばれてきて、よし取り掛かりますかと、ナイフとフォークを掴んだ時、対面の席に一組の老人たちが陣取って、ドリンクバーを頼みました。
一人は、よく言えばざっくばらんな服装のじいさまというか、まあご想像にお任せするとして、もう一人はこじゃれたスーツ姿の老紳士でした。
その二人がコーヒーをちびちびやりながら(ドリンクバーなんだから遠慮することないのにね)、やれ次の政局はだの、明日は春の嵐で、今日の夕方から荒れるだの喋ってる訳です。
それを見ながら僕は、ラム肉うまいラム肉うまいと一口一口噛みしめながら味わっていたら、ステーキが気になるのか、じいさまがチラチラこちらを見る。
そのシチュエーションがね、何故かとても印象的で、タランティーノ監督作品のワンシーンのような、あるいはアニメ「カウボーイビバップ」の、かつて賞金稼ぎだった老人達がくだ巻いてるシーンが脳裏に蘇ってきて、何ともシュールで仕方なかったんです。
しかも僕はピチピチのサイクルジャージ姿なので、そんなゴリラみたいな体格の男が、背筋を伸ばしてラム肉のステーキを食べているんだから、シュール以外の何者でもない。
おっと、話が脱線してしまいました。
つまるところ、こんなユルい空気が流れていた訳で、しかし雲行きは一変し本題へと移っていくのですが……
今思えば、サイゼリヤに寄らずに直帰する考えも浮かんでいたので、全く不思議なものです。
と言うわけで、続きはまた次回。