タバコを止めると辞めるの違い(在職者と退職者)① | 禁煙成功より喫煙失敗

禁煙成功より喫煙失敗

禁煙をしたくない人でも、タバコをやめられるかもしれない。
少なくとも一人はいましたから・・私ですけど!(^^)!

禁煙することをタバコを辞めることだと勘違いしている人が多くありますが、

禁煙することはタバコを「辞める」ことではなく、

あえて「やめる」という言い方をするならば、タバコを「止める」ことです。

日本語は、同じ言い方で、違う意味になることが多々あります。

ここでは、タバコについての「辞める」と「止める」

の違いについて論じてみたいと思います。

まず「止める」とは一時的にやめておく時によく使われます。

例えば、今日は風邪を引いて熱もあるから、会社に行くのは止めとこう

この場合の止めるは、今日は、一時的に行くのを止めるが、

風邪が治って、熱が引いたら会社に行こうということです。

次に「辞める」というのは、職業や、任務を辞めるということに使われ、

辞退しますとか、辞職しますとか、そういうときに使う「辞める」です。

例えば、この会社をあと一か月で「辞めます」というのは、

一か月たったら、この会社に働きに来ることがなくなるということです。

今日は行くのを止めとこうという一時的なものではありません。

禁煙とは、タバコを「辞める」のではなく「止める」だけですので、

あくまでも一時的なことです。

ですから、禁煙してから「○○日」たちますとかいう書き込みは

web上にもよくありますし、禁煙外来のサイトでも推奨されていますが、

タバコを一時的に止めている期間を数えているということです。

一時的なものですから、どうしても期間が問題になります。

先ほどの会社のたとえで言うならば、

病気やけがで、何週間も休んだけど、有給の残日数とか大丈夫かな、

クビにならないかな、と行くのを止めていた日数、休んでいた日数が問題になるのは

まだ在職中の人です。

会社を辞めた人には会社にいかない日数を数える必要も、数える気も起きません。

どこに、退職してから○○日経つなあ、と数えている人があるでしょうか。

いたらお目にかかりたいと思います。