高校時代って、せっかく入学したと思ったらあっという間に大学受験を
むかえますよね。
大学受験を意識する期になって、私はハッ
と気付きました。
進路をみんなが決め始めた時、私にはなんのビジョンもない事を。
お医者さんの娘の子達は、ずっと前から医者になるべく医大を目指してました。
絵をやりたいからって美大を目指し始める子。
教員になりたいからって、教育学部を受けるっていう子。
あれ?あれ?あれ?
私は何がしたいのか、全然分かりませんでした。
何学部に進んでいいのかも分かりませんでした。
それに、大学受験は全国区。
都内のちょっとした有名校に受かったからって、引き続き大学受験も同じレベルかというと
全然違ってました。
でも私、高校合格の時に行かなかった大学までエスカレータ式の高校があって、最低限
その大学には受からなきゃ親に悪いし、格好悪いと思ってました。
だから、もっと上の学校を受験しなきゃって、目的もないのに思って、事実実行しました。
意味もなく勉強する科目も増えちゃって、直前の合格判定だって悪くて、完全に記念受験になって
ました。今思えば、なんてバカなんだろうと思います。
それで、結局、第一志望の大学には当然落ちて、エスカレータ式の高校で行けた大学に進みました。
それに、私は大学に落ちるのが嫌で、行った大学では一番偏差値の低い学部を選んでました。
ちゃんと行きたい学部なら落ちたって浪人したって行ったと思うけど、だって私にはなんのビジョンもなかった
から、とにかくそこに行きたいって理由を見つけて、そこしか受けなかったんです。
なんて、卑屈な私
。
そんな自分が嫌で嫌で、大学生活への期待とか夢って全然持てない春でした。
高校の卒業式の時、そんな自分が空しくて哀しくて涙がとめどもなく溢れて来ちゃった
のをおぼえています。
周りの友達は、私が卒業するのが哀しくて泣いていると思ったんだろうけど、
本当は違う涙でした。
続き