観ちゃいました。
「モントリオール世界映画祭 最優秀女優賞受賞
」
というニュースが飛び込んできて、急に話題の映画になってしまいましたね。
でも、私がこの映画をみた動機は、単純。私の好きな
深津絵里さんが主演していたから。
あまり前知識も前評判も知らぬまま、そんな軽い気持ちで観ました。
その結果、
涙が溢れてくるシーン、切なく哀しいシーン
で始めから終わりまでうるうる
し続け、映画が終わるころには
目が赤くはれ上がってしまいました。
感動の涙ではなく、切なくて哀しい涙です。
深津絵里さんが受賞のインタビューで
「映画撮影中は苦しい気持ちがずっと続いて大変だった・・・・。」
って言っていた訳が観て納得。
観ている間、胸が苦しくて哀しくて、こんな気持ちで何カ月も撮影を続けるなんて
大変だったのね。受賞おめでとう
深津絵里さんが賞をとったけど、脇を固める樹木希林さんや柄本明さんの演技が
ぐーっっと来ました。
私、あまりに感情移入した映画を観ると、マイナス評価をしている人のコメントを読んで
しまうんです。一回自分の熱に冷や水をかけてクールダウンしたいというか。
それで今回も読んでみました。
「犯罪者を美化してどうするの?」っていったコメントとかもあって
絶賛しているコメントが多い中で、うーーん、考え込んでしまいました。
主人公は殺人という罪を犯した犯罪者で、そこにどんな理由があっても
犯罪は犯罪。
確かに、この映画を観ていると、感情移入をしてしまってその事を忘れてしまう瞬間が何度か
ありました。客観的にみれば、故意の殺人です。どんな理由があっても赦されることではないです。
でも、刑に処せられるのは直接手を下した者だけが悪いのか?
人の感情を踏みにじるような事をする人や、弱者を食いものにする人が、刑を免れている・・・
そんな矛盾が描かれていて、私にはそれが本当に苦しくて、圧倒的に哀しい気持ちになりました。
受賞の前は、深津絵里さんと妻夫木くんの激しいベットシーンが変に週刊誌の見出しとかになっていて
変な方向で話題になってたけど
、受賞をきっかけにいろんな人がこの映画を観てくれるといいなと
思いました。