前回の投稿から少し時間が経ってしまいました。すいません。
続きです。

中核市の技術系公務員として働いています。北田です。

今回、公務員の仕事の無駄について、感じたことを話していきたいと思います。

そもそも技術職の公務員て
どんな仕事をしてるのでしょうか。


技術系公務員の仕事
→まちづくりに係る様々な許認可、
 インフラや施設の設計・発注、
 災害注意等対応


ここで言う技術系職員とは、

主に土木や建築などの建設系のことです。


公務員は社会全体の利益を追求します。

その上で技術系職員の主な業務は、

 _都市構造の基盤を計画する

   _それに対し民間事業の行為に対して許認可する

   _インフラや公共施設整備の設計や監理する

 _大雨等の異常気象時の早期対応



どれも公共性が高く、とても大事です。

そして、文字だけ読むとワクワク感がもてます。


ただし…



実際には…!
→思ってるほど面倒くさい


日々の業務でやりがいを感じられることは、ほぼありません。


_膨大な事務作業

_内部の調整

_外からのクレーム


法律改正や条例制定の度に、

作業内容もガラッと変わり、書式も1から変わる。

ただでさえ、日頃の膨大な書類に追われているのに、

事務作業が永遠に続きます。

役所は本当に書類と事務作業が大好き。


そして、1つの事業を遂行するためには、

様々な部局と連携、調整(伺い)もします。

あれだけ部署があれば、当たり前ですが…。

もう、人に疲れた…。なんて言ってる場合じゃありません!


極めつけは、たまにくる外部からのクレーム。

もう誰か感謝の言葉言ってちょうだい。



あれ?技術職の話がない。

ここで補足すると…


役所の仕事は
人・予算・条例(法令)!!


もう一点。

役所の仕事は基本的に4月〜翌年3月の

単年度で仕事します。

年度の切り替わりで、新規で人事配置や新しく予算を

割り当てられ、法令に基づき事業を遂行するのが、基本です。


ただし。

基本、人事配置も予算の割り当ても

行政職(事務職)が行います。技術職ではありません。


ということは、技術職が中心で回っているわけではないので、内部の調整は行政職の人とすることが多いです。

技術的な話がすんなり通る世界ではありません。

行政職の下請けみたいなことも、たくさんします。

仕事くれてありがとう。



これら、誰が仕事するかっていうと…。


もちろん。

できる人がします。


今回は、役所の楽しそうなところを紹介しましたが、

次また違う視点で技術職の楽しさをお伝えできればと思います♩