「ため息」が止まらない
「仕事が好きなはずなのに、
なぜか、ため息が止まらなかった。」
長年勤めた会社を辞めて、
昔から趣味でつづけていた
大好きなヨガを仕事にする決意をした彼女。
通っているヨガ教室で会う先生の
【幸せそうでおだやかな笑顔】に憧れていました。
今の職場に不満がある訳ではないけれど、
人との繋がりや人間関係を大切にする彼女は、
周りも自分も笑顔にできる仕事につきたい!と決心します。
好きを仕事にしたくて、思い切って転職し、
インストラクターとして
フリーランスで働き始めます。
夢のスタートを切って1年目。
仕事を任せてもらえることが嬉しくて、
頼られていることがありがたくて、
無休で朝8時〜夜21時すぎまで張り切って働き詰めでした。
人のためにと、自分を犠牲にして、
いつの間にか頑張りすぎる癖がある
長女気質の彼女。
小さい時からお姉ちゃんとして
頼られることが嬉しくて、
「ありがとう、助かるよ」と言われることに、
【生き甲斐】や【幸せ】を感じていました。
がむしゃらに働いて2年目。
やりたいことを仕事にできて充実していると
自分では思っていました。
でも、ある日旦那さんに
吐き捨てるように言われた一言に驚きます。
「疲れた」って毎日言うの、やめて欲しい。
ため息ばかりついているよ。
辛そうな君は見たくない。
そんなに仕事が嫌いなら、やめていいよ。
もう、やめれば。
彼女は、ぞっとしました。
無意識のうちにため息をついていて
「疲れた」と言っている自分に気がつかないほど、
今日の仕事を乗り切ることに、
毎日をこなすことに必死だった。
そして、好きだったヨガ・仕事がちっとも
楽しくないことに気づいて、
さらにショックを受けます。
憧れていた、幸せでおだやかそうな先生の顔に、
私はなれていただろうか。
人の笑顔や健康のためと言いながら、
肝心な自分自身を【幸せ】にするための時間をすっかり忘れていた。
あんなに大好きだったヨガに自分が没頭する時間を作れていなかった。
【今】を楽しむ余裕なんてなかった。
自分の内側で起こる感情を
見てみぬ振りし続けると、
心の満足からは離れていきます。
人に頼られる期待に答えても、
誰かのための【幸せ】でしかない。
自分を、【今】を楽しめない。
ヨガ・瞑想を通じて、
人生で大切にしている思いや、
心の声を聞く方法をシェアして、
彼女は自分のために取り組みました。
自分とまっすぐ向き合って
心の声に素直になることの大切さ、
自分のための時間を作る
ヨガを活かす大切さに気付きました。
今は一番幸せを感じる、家族との繋がり、
旦那さんやお子さんとの時間を第一にしながら
仕事も自分のために厳選して、
ヨガインストラクターを続けています。
人生の充実した時間を過ごすためには、
人のためではなく、
まず自分を【幸せ】にすることが必要です。
↑最近撮ってもらった写真です
臨月につき、まん丸の体!そんな私も楽しいです🤗
ヨガは決してポーズだけではありません。
人生の節目で色々な気づきを得られる
本当に、便利なツールだなと
私も実践して毎日感じます^_^