だっちょのポルトガル滞在記 -2ページ目

だっちょのポルトガル滞在記

2011年9月から12月まで,IAESTEという国際インターンシッププログラムを使ってポルトガルで生活していました.
このブログは,当時書いていた滞在記を書き起こしたものです.

滞在記の「その0」はこちらから: http://ameblo.jp/dattcho47/entry-11250274732.html

ここ最近は戯言ばかりブログに書いておりましたが,今日という日に滞在記を書かないわけにはいきません.
1年前の今日,僕は日本を離れチューリッヒを経由しリスボンに入りました.
1年前のこと,そしてポルトガルで過ごしたことを今でも鮮明に覚えているということは,よほど強烈な印象を僕に植え付けたのでしょう.
初めての海外ということもありましたし,見るもの・感じるものすべてが新鮮で刺激的でした.
その分苦労したこと,辛かったこともたくさんありました.

そんなこんなであっという間に1年が経ってしまったわけですが,やっぱり今でも「IAESTEで海外生活をしてよかったなぁ」って思っていますし,1年前の自分の気持ち,今でも覚えています.
文章化することによってより鮮明に覚えているということもあると思いますが,やはり体も覚えている.
1年間,日本で出国前と同じように暮らしていますが潜在的な部分で成長できていたらいいなぁと感じています.
もちろんおいそれと見せつけるものではないと思いますが,何か少しでもIAESTEの経験がプラスに作用していればなぁと・・・



僕は「IAESTEには絶対行ったほうがいいよ」と言い続けています.
最近の悲しいニュースにより,やけに海外を推す風潮を疑問視する声もありますが(僕も疑問視する意見には同意です),それでもやはり参加してみてほしい.
僕が主張したいのは,この言動が「海外に行って経験を積め」とか,いわゆる「意識高い系の」啓発ではないということです.経験なんて海外に飛び込んだあとに自ずとついてくる.
僕は「IAESTEという機関,期間を通じて目一杯人生を楽しんでほしい」ということを言いたい.
もともと僕がIAESTEを使って海外に行こうと思ったのも「他人と違う学生生活を送りたかったから」という理由です.漠然と学部4年,院2年を過ごしても面白くない.
ましてや毎年IAESTEで海外に行く人が(悲しいことに)100人に満たないのであれば,これを選ばない手はない.
毎年選ばれた100人未満の日本人が海外で生活する.しかも派遣国に着目すれば多くても15人くらいです.
研修に行かれた方の総数を見れば多いですが,それでも1万人は到底及びません.
1度しかない人生を「他人と違うもの」にしようと思ったとき,真っ先に飛びついたのがIAESTEでした.
もちろんIAESTEという機関を使う以外にも方法はたくさんあるでしょう.
IAESTEはあくまで選択肢の一つに過ぎない.
ですが,もともと学生委員としてIAESTEの運営に関わっていたということもあり,別団体に行く理由もありませんでした.


ちょっとカタイ方向に行ってしまったので近況をww
実はもうすぐお世話になったFilipeの誕生日で,誕生日プレゼントを贈ろうと画策しています.
彼,ワンピースが大好きなので日本語版ワンピースの1巻とゴーイングメリー号?サウザンドサニー号?の模型を送ることにしました.
あとどこかの玩具メーカーから出されていたハンバーガーおままごとセット←
ある日いきなりFacebook経由でyoutubeのリンクが送られてきて,「これがほしい!」と言ってきたので送りつけることにしましたww
ただ税関で引っかかるフラグがすごい・・・
一回親に和菓子を送ってもらった時もリジェクトされたからなぁ・・・
とまぁ,こんな感じで1年経った今でも比較的仲良くしています.



って,これ滞在記じゃねーな←
IAESTE研修とはあまり関係ないですが,とりあえずカテゴリをIAESTE研修にさせていただきます.
テーマは英語について.またも殴り書きです.
あ,ちなみに僕は英語を日常的に話す人種ではありませんので,ただの戯言です.

日本人ってよく他の人に聞きますよね?「英語しゃべれますか?」「英語できますか?」って.
僕は毎回思うんです,「しゃべれる,できるの定義ってなんなの?」と.
人によって「しゃべれる・できる」の定義が違うわけですから,回答に困っちゃいます.
相手がどれくらいの英語力を要求しているのか,この質問からはちょっとわからないですよね.
就活の面接だったらそれはもう結構なレベルを要求しているのでしょうし,友人との他愛ない会話だったらコミュニケーションが取れるレベル,もしくはテストでいい点が取れるレベルを要求しているのかもしれません.

日本人は間違って「Can you speak English?」って聞きがちですが,有名なようにこれは間違い,というか失礼な表現にあたります.
たしか「あなたは英語をしゃべれる知能がありますか?」というニュアンスだったような.
言語は日常的に使うものであるので「Do you speak English?」が正しい聞き方です.
現にIAESTE研修中も仲間たちはポルトガルの地元民にこうやって聞いてました.
直訳すると「あなたは英語を話しますか?」という意味になりますね.

日本人が間違って「Can you speak English?」って聞いちゃう背景には,「英語=能力を図るもの」という認識が強いからではないかと思います.
本来,言語はコミュニケーションを図るためのツールなので「できる・できない」とは定義しにくいものだと思います.
昔,Twitterで「あなたはパソコンできますか,っていう質問はあなたはバットできますか,と聞くようなもんだ」というツイートを見たことがありますが,感覚的にはそれに似ていると思います.
ところが,日本では英語を「科目,いい点を取るためのもの,大学入学に必要なもの」というように捉える傾向が非常に強い.
そうですよね,中学校から教えられる英語は文法が中心で,間違ったらいい点が取れず落ちこぼれていく.
そこから英語に対してミスを恐れる,または英語が嫌いになる,という流れになります.
ポルトガル滞在記でも書きましたが,ネイティブ以外の人間が完璧な英語を話すなんて無理です.誰だってミスはするものです.
「ミスをしてはいけない」という強迫観念を刷り込まれる日本の英語教育は,「話そうとしない」人間を作り上げます.
野球で言うと「バットを使おうとしない」人間を作り上げるのです.

ヨーロッパでは英語は会話のためのツールとみなされているようで,中学や高校から会話やディベートの授業を行うようです.
文法という基盤を軸に英語をコミュニケーションツールとして成り立たせる環境が出来上がっています.
大学の授業も英語というケースがよくあるそうです.

僕個人としては,コミュニケーション能力に点数をつけること自体,非常にナンセンスだと思っています.
会話はその人のやる気やコミュニケーションを取ろうという意志に大きく左右されます.
もちろんハチャメチャだと通じないかもしれませんが,通じてしまえば文法なんてどうでもいい.
僕はこんな感じで研修を乗り切ってきました.

今IAESTEで活動している学生委員にももっと研修生に絡んでいってほしいと思います.
もちろん日本人の仲間と仲良くするのも良いですが,他愛ない話からミスを恐れずにどんどんぶつかってほしいなぁと.
バカ騒ぎするだけでもいいんですよ.
ちょっと不安だったら英語を話す友達と一緒に仕掛けてもいいでしょう.
英語は本当に,世界最強のコミュニケーションツールだと思います.
このパワーを実感しないのは正直もったいない.

英語教育のダメダメっぷりはまだまだ改善の余地があると思いますが,今は英語をどう活かすかは自分次第.
きっと誰もが「英語を話す能力」があると,僕は思います.
大変悲しいニュースが飛び込んできました.
海外インターンシッププログラムでルーマニアに入国した女子大生が,空港から4kmほど離れた森の中で殺害されるという事件,皆様はご存知でしょうか.
このニュースを聞いてから,やはり心の中にはモヤモヤが生まれ離れようとしません.
僕も使用した団体は違えど,海外インターンシップに行った身.
殺されてしまった女子大生を思うと無念でなりません.

ただし,疑問に残る部分も多々あります.
行程,自己防衛などなど・・・
今日はそれを殴り書きしようと思います.

①行程の疑問

ネットで上がっていた工程を見ると,夜21:00ころにブカレストに到着し,そこから車でブカレスト北駅に向かい,さらに列車に乗って目的地に深夜1:00ころに到着するという,とんでもないものでした.
しかもそれまでに散々移動をしているのです.
こんな行程,よほど旅慣れた人でもしないと思います.
特に,空港からの移動なんて犯罪者がウヨウヨいる場所.
治安がかなり良いと言われているリスボンでも,空港からの移動は重大警戒地点なのです.
さらにもう一ついうと,海外の鉄道は非常に治安が悪いです.
日本でも軽犯罪は電車内で起こりますよね?痴漢とかスリとか.
海外でも鉄道における犯罪が多いのは当然のこと.
ルーマニアはどうかわかりませんが,リスボンではいわゆる「貧民層」の乗り物で(あんまりこういうことは言いたくありませんが)料金を正規に払わないアフリカ系移民が乗客の大半を占めています.
すると,運良く列車に乗れたとしてもそこで何が起こるかわかりません.
で,女子大生は空港から駅に移動する過程で殺されてしまったわけですが,ここの部分は団体が手配した車に乗る予定だったとか(後述).
しかし,迎えが現れずに困っていたところを犯人に拾われて万事休す,といった流れです.

さて,第一の疑問として「この行程を組んだのは誰か」が沸き起こります.
もし仮に団体が組んだものであったら,これはいくらなんでも過酷です.
最低でもブカレストで1泊するか,ブカレストに昼につく便を手配すべきです.
ブカレストはリスボンとは対照的にヨーロッパでも屈指の犯罪都市だとか.
もし,団体が用意したものであったのであれば大問題です.

ちなみに僕がリスボンに到着したのも21:00ころですが,これは自分で手配したもの.
IAESTEでは現地空港までの行程は自分で決めます.
そして旅行計画書をIAESTE事務局に提出します.
つまりどういう行程で現地入りするかは,すべて学生の責任なのです.

②迎えの疑問

タクシーに拾われるきっかけになってしまったのが「迎えに来るはずの人間が来なかった」からだそう.
では,なぜ迎えが来なかったのでしょうか?
仮に発見できなかったら迎え担当者に連絡する方法はなかったのでしょうか?
そもそもどうやって迎え担当者とコンタクトを取っていたのでしょうか?
数々の疑問があります.
残念ながら過去にも迎えに関してトラブルがあったようですし,体制が万全であったとは到底思えません.
迎えに関しては全体像が見えませんが,こういう事態になった以上は重く受け止めざるを得ないと思います.

ちなみに僕の場合,始めから迎えはこないことになっていました.
つまり始めからある程度の覚悟が出来ていたわけです.
なのでタクシー券を購入するという防衛手段を確立することができました.
もっとも,フラットでは夜遅くにもかかわらず大家さんが待っていてくれました.
また国や到着する時間帯,時期によっては現地IAESTE委員会から迎えが手配されます.
実際ルーマニアでIAESTEインターンシップをやられた方は,現地の学生が2人で迎えに来てくれたそうです.
日本のIAESTEでも,関東地区では上野駅や日暮里駅で来日した研修生をピックアップすることになっており,それまでに必ずメールでコンタクトを取ることが義務付けられています.
個人的に,今回の女子大生の迎えについてはあまりにも不確定なままにしておいてしまったというところに問題があると思います.
「来るなら来る,来ないなら来ない」.ここをハッキリさせないと返って危険です.


以上,思ったことを殴り書きしました.
個人的に,誰が悪かったとか,誰が謝るべきだという犯人探しを日本でするつもりはありません.
明らかに現地の殺人鬼が悪いわけですし,いくら日本で責任の所在を追求しても,殺された女子大生は帰ってきません.
ただし,今回の事件で所謂海外インターンシップを斡旋する団体の信用が地に落ちたことは間違いないでしょう.

最後に,IAESTEに限らずすべての海外インターンシップ生にお願いです.
インターンシップで最も大事なことは,心身ともに健康で帰宅することです.
それが何よりも大事なことであり,最優先しなければなりません.
そのための努力を怠ってはならない,僕は強く思います.

本日記では一切合切他団体の名前を出すつもりはありませんでした.
ご理解いただきたく存じます.


前回の「研修に行くためには」から大体1ヶ月が経ちました.
皆様,TOEICの申し込みはお済みでしょうか?
もしやっていないという方,諦めるにはまだ早い!TOEFLという道が残っています.
TOEFLのほうが実施回数がかなり多く,より実践的な英語力を図るテストとなっているので将来的に英語をフル活用したい人はこちらを受けたほうが良いかもしれません.
もっとも,私は受験したことがありませんし料金もTOEICよりお高め.
ただ緊急申し込み?のように直前でも申し込みできるのが便利ですね.

さてさて,本日は認定試験編の第二弾として書類準備について書こうと思います.
次回の面接でこのテーマが最後になるかな.

書類準備ですが,改めて言っておくとIAESTEの認定試験は何もTOEICかTOEFLのスコアシートを出して,面接を受けて,ハイ終わり,ではありません.
もう既に募集要項(http://www.iaeste.or.jp/topics/exam2013)を読まれた方が大半だと思いますが,提出書類には課題英作文や志望理由書,英文履歴書なども含まれます.
当然のようにこれらも評価対象なので,きっちり準備しましょう.
ではそれぞれについてフォーカスを当てます.
ただし自分の書いていることが全てではないことに注意してください.
「ブログ見ても受からなかったぞ!」と言われても当方は一切責任を取らないのであしからず.
各自がしっかりと戦略を立てて,各自の意思で臨むことが肝要です.

①課題英作文
ある1つのテーマについて英語で論じます.
当然論ずるにあたっての知識が必要なので,ネットだけでなく様々なところから知識を吸収することが大事です.
この場合,それぞれネットで書かれていることにはバイアスがかかっていることが多いので,自分の意見をしっかり持つことが大事だと思います.
ただそれだけでも不十分で,ではそのような問題に直面した時にIAESTEで経験できることがどう役立つか,これも重要な要素になると思います.
今受けようとしているのはIAESTEの試験なわけですから,全く書かないというわけにもいかないでしょう.
あと当然ですが,文章の流れをきっちりと.
日本語で言うところの起承転結ってやつです.

②志望理由書
見たまんま,IAESTEを志望する理由を書きます.
認定試験を受ける人ならわかっていると思いますが,IAESTEは英語学習の場を提供する組織ではありません.
なので,「英語勉強したいっす」みたいなことを書くとアウトでしょう.
「だったら語学留学に行けば?」っていう話になります.
あなたがIAESTEを使おうとした,最初の気持ちをぶつけてください.

③英文履歴書
実は一番厄介なのがこれ.
英語の履歴書は日本で一般的にいう履歴書とは全く異なるものです.
英文履歴書,でググればたくさん見本が出てくると思いますが,全く違うことが一目瞭然だと思います.
これを乗り切るためには,ズバリIAESTEを使って過去に海外に行った先輩を探してください.
それが一番手っ取り早いです.
自分でいきなり書こうとすると,体裁も定まらず何を書いていいかわからなくなります.
あと忘れて欲しくないのが,カバーレター(履歴書に添える手紙)の執筆.
これは自分の経験やスキル,意気込みを英語で論ずるものです.
今まで書いたことある人なんてほとんどいないんじゃないかと思います.
こういう時にやはり助かるのは先輩が書いたもの.
もちろんサイトも役立ちますが,結局のところみんな見るので…
先輩の書いたもののエキスを吸い取って自分なりに書けば良いと思います.
「俺先輩いねーよ!」って方は,英文履歴書にフォーカスを当てた本も出ているので探してみてください.
ただお値段がはるのでBook*ffとか古本○場とかで買うといいんじゃないかな.
あと余談ですが,仮に認定試験に合格するとこの英文履歴書はとんでもなく重要な書類になりますのでご注意を.
なのではじめから高いクオリティのものを作成することをオススメします.
なんとなく想像がつくと思いますが…

以上,ざっとですがまとめてみました.
改めて書きますが,このアドバイスをそっくりそのまま真似て認定試験に合格しなくても文句言わないでくださいね.
以上はあくまで参考程度に.
おそらくIAESTEは丸パクリ人間は求めていないでしょうから.
それでは皆さん,健闘を祈ります.
今日付けの日経新聞の朝刊の25面,みなさんはもう読みましたか?
電子版に会員登録している人はこちらから読めるのでぜひ!
http://www.nikkei.com/article/DGKDZO43990810R20C12A7TCP000/

1面の目次と最後のほうに小さく載っていますが,載っただけでもかなり意義があると思います.
ただやっぱりAIESECのほうがまだまだ知名度は高いし,注目度も高いようですね.
IAESTEはまだまだ継続して周知を図っていかなければならないみたいです・・・

そこで!
このブログを読んでいるであろう2012年度IAESTE派遣生にお願い,というかアドバイスがあります.
それは「研修中の"真面目な"写真を撮ること」.
僕も帰ってきて気づいたのですが,研修中の楽しそうな写真はたくさんあるのに,真面目に研究している様子を写したものが一つもない.
実は今回,新聞社の方から「真面目な写真」の提供を依頼されていたのですが,残念ながら自分の手元にはありませんでした.
かろうじて,表紙で使われたボスの誕生日のときの写真くらい・・・
真面目な写真は,今回の日経に限らずIAESTEのホームページ等多方面で使いどころがある.
それに気づかなかったのはかなりの不覚でした.というより普通に研究していたら研究中の写真なんて撮らないですよねww

というわけで,これから羽ばたくみなさんには是非研修中の写真を撮ってきてほしい.
そのほうがIAESTEを広めるためには,何十倍も効果があると思っています.
別に「IAESTEの広報をしろ」ってわけではなく,たぶん撮っておいたほうがのちのち良いと思います.
IAESTEに行けばウン十年後に講演を依頼されることがあるかもしれないですから←