長くお葬儀屋さんをしていますと以前にお手伝いをさせていただきました故人様の御家族様のお葬式をご依頼いただくことが増えました。 「父の時によくして下さったので・・・」と故人様が生前から希望をされていたとのお話をよく伺います。 自分では特別に何かを頑張った!という感覚は無くともご葬家様には特別に見えていたのかな?等と考える毎日です。 自身では「出来ることは精一杯!」「出来ない事は出来る人へ」が信条ですが、言われてみれば葬儀屋さんに勤め始めた時は、お葬式のサポートとして先輩に言われるがままに走り回るばかりでしたが少しづつ「自分でして差し上げたい」と思う様になり、その気持ちが向上心となり葬儀の歴史や宗旨、司会に幕張、関係法令の取得等が出来る様になったと思います。「出来る人に」は無くなったなぁと感じました。 「ワンストップ」で相談できる葬儀担当者になったことで自身の余命を想う時に病に冒されたときに残しゆく家族への負担を軽減したい・・・と考えた方が「私の時には・・・」との言葉となったのではないでしょうか? 本心は分かりませんが「出来ることは精一杯」の信条だけは葬儀屋さんを引退するまで守りたいと思った次第です!