◆柏崎刈羽原発の再稼働を問う院内集会&政府・東電交渉
https://kiseikanshi.main.jp/20
新潟県花角知事は12月23日に赤沢経産大臣に面会し柏崎刈羽原
東電は柏崎刈羽原発の再稼働について、安全性向上や説明責任を果
避難計画は屋内退避により大量の被ばくを住民に強いるものとなっ
ネット署名はこちらから
https://c.org/jMTkKXvbRX
◆柏崎刈羽原発の再稼働を問う院内集会&政府・東電交渉
2026年1月8日(木)
参議院議員会館101会議室
13:30~ ロビーにて通行証配布
14:00~15:00 院内集会
15:00~16:30 署名提出/政府・東電交渉(調整中)
全国緊急署名の提出
制御棒トラブルについての質疑
核物質防護違反に関する質疑
主催:原子力規制を監視する市民の会/規制庁・規制委員会を監視
FoE Japan
問合せ:090-8116-7155(阪上)まで
たんぽぽ舎です。【TMM:No5313】
2025年12月22日(月)地震と原発事故情報-
3つの情報をお知らせします
転載・転送歓迎
(転載される方はご一報いただけると幸いです)
━━━━━━━
★1.米国トランプ政権によるベネズエラ侵攻に反対する
石油利権を狙った武力行使は国家による強盗である
大国による現状変更の試みは世界の平和を破壊する
すでに脆弱なベネズエラの経済と国民の生活をさらに悪化させ
人道危機を深刻化させる 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
★2.自民党と統一教会の関係を示す貴重な証言
「秘書や事務員を雇うのは大変だろうけど、統一教会が無給で
提供してくれるから何人でも申請しなさい」…古手の議員
上岡直見(環境経済研究所代表)
★3.新聞・配信・雑誌より5つ
◆「事故がなければ父と離れることもなかった」
「今も続く風評被害」-福島第一原発事故からまもなく15年
高校生が訴える「地元のいま」
(12月21日「南日本新聞デジタル」より)
◆増え続ける使用済み核燃料に行き場はある?
「再処理」先行き不透明、最終処分場も決まらず…高まる懸念
(12月22日「新潟日報」より抜粋)
◆柏崎原発、再稼働の地元同意完了 新潟、県議会が知事信任
(12月22日14時17分「共同通信」より)
◆パレスチナ・ガザ支援で民間の外交団が大使館めぐり
「ガザの人々の命を救って」と75カ国の駐日外国公館を訪問
(月刊「北方ジャーナル」2026年1月号より抜粋)
◆「テロ」の次は「麻薬」
大矢英代(カリフォルニア州立大助教授)
(12月22日「東京新聞」朝刊17面「本音のコラム」より)
━━━━━━━
☆《事故情報編集部》より
1.たんぽぽ舎のメールアドレス< tanpopo3238@yahoo.co.jp >は、
2026年1月1日から使用できなくなります。
「YAHOOの認証対策」更新不可のためです。引き続き、使用
できるよういろいろ試してみましたがうまくいきませんでした。
当面、たんぽぽ舎のメールアドレスは、< nonukes@tanpoposya.net >
のみとなります。
学習会・講座などの予約申し込みも< nonukes@tanpoposya.net >を
使います。
学習会案内ビラの予約申し込みアドレスも1月印刷分より変更する
予定です。12月中に印刷した案内ビラは、
< tanpopo3238@yahoo.co.jp >が記載されている場合があります。
よろしくご了承のほどお願い致します。
2.従来、< tanpopo3238@yahoo.co.jp >からメールマガジンをお送り
していた方には、WEBメールを使い発信元アドレス
< nonukes@tanpoposya.net >より配信いたします。
3.たんぽぽ舎のメールマガジンは、2024年2月中旬から、『月曜、
水曜、金曜、土曜』の週4回の発信となっています。「火曜、木曜」
の発信しない日でも「緊急事態」の場合は、発信することもあります。
また、毎月第1水曜は「原電・東電本店抗議行動」なので、基本
的に翌日の「木曜」に発信する予定です。
━━━━━━━
※12月23日(火) メディアが報道しない
「トランプ政権の食と医薬のホントの話」
お話:安田節子さん(食政策センター・ビジョン21主宰人)
この講座については、定員に達しましたので予約受付を終了させて
いただきます。
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※12月26日(金)第55回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)
福島第一原発の核汚染水海洋投棄を中止せよ!
老朽原発うごかすな! 東海第二原発再稼働するな!
フクシマは終わっていない!
日 時:12月26日(金)18時30分より19時45分
場 所:首相官邸前
主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会
定 例:毎月第3金曜日
次回の第56回は、1月16日(金)18時30分より19時45分です。
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※2026年1月14日(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!
2つの行動=定例は第1水曜です。
1.第90回日本原電本店抗議行動
東海第二原発の防潮堤は「設計も施工も」無理とごまかしだらけ
欠陥工事による防潮堤は大地震・大津波に役立たず
小手先の補修工事でなんとかなるものではない
日本原電は再稼働をあきらめ、東海第二の廃炉を決めよ!
日 時:1月14日(水)17:00より18:00
場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
JR秋葉原駅より5分
主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549
協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」
☆次回の第91回は、2026年2月4日(水)17:00より18:00です。
2.第148回東電本店合同抗議行動
放射能汚染水海洋投棄を中止せよ!
柏崎刈羽原発を再稼働するな!
東電は2200億円の原電支援するな!
東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
日 時:1月14日(水)18:45より19:45
場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
賛 同:東電株主代表訴訟など141団体
・プラカード、ノボリ旗をたくさん持参してください。
☆次回の第149回は、2026年2月4日(水)18:45より19:45です。
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※たんぽぽ舎の冬休みは、12月27日(土)より2026年1月7日(水)
です。2026年1月8日(木)より通常業務とさせていただきます。
メールマガジンは、12月25日(木)が年内最終の発信です。
2026年1月9日(金)より発信を再開します。
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┏┓
┗■1.米国トランプ政権によるベネズエラ侵攻に反対する
| 石油利権を狙った武力行使は国家による強盗である
| 大国による現状変更の試みは世界の平和を破壊する
| すでに脆弱なベネズエラの経済と国民の生活をさらに悪化させ
| 人道危機を深刻化させる
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
2025年12月現在、トランプ政権が進めるベネズエラへの軍事・経済的
圧力の強化に対し、国際社会や米国内からは法的な正当性や人道危機を懸
念する批判が強まっています。
その点について論じます。
1.法的根拠と国際法違反の懸念…海上封鎖とタンカー拿捕
トランプ政権は2025年12月初旬、ベネズエラを出入港する石油
タンカーの「全面封鎖」を命じ、実際に複数のタンカーを拿捕しました。
これに対し、ベネズエラ政府は「無謀な脅威であり国際法違反である」と
強く非難しています。
この間、議会の承認なき軍事行動が続いています。
米国内では、宣戦布告の権限を持つ議会の承認を得ずにさらなる軍事攻
撃の可能性を示唆していることについて、憲法上の疑義が表明されて
います。
2.「麻薬対策」を名目としたベネズエラ政権打倒
トランプ政権は公然とベネズエラのマドゥーロ政権を転覆しようと行動
しています。その口実としてトランプ政権は、「麻薬密輸対策」を理由に
軍事的圧力を強めていますが、この行動はマドゥーロ政権を転覆させるた
めの「口実」に過ぎません。
政権は麻薬カルテルを攻撃しているに過ぎないとの主張に基づいて
ボートを撃沈し死者を出している行為に対し、米国内でも一部の議員から
は「戦争犯罪」にあたる可能性も指摘されています。
3.地域情勢の不安定化と泥沼化のリスク
ブラジルのルラ大統領の顧問などは、ベネズエラへの攻撃が中南米全体
を巻き込む「ベトナム戦争型」の紛争に発展するリスクがあると警告して
います。
軍事専門家は、米軍が侵攻した場合、ベネズエラ軍がゲリラ戦や破壊工
作による「長期消耗戦」で対応する可能性を指摘しており、地域全体が長
期的な混乱に陥る懸念があります。
4.世論と人道への影響
2025年12月の世論調査では、米国有権者の63%がベネズエラへの軍
事行動に反対しており、支持は25%に留まっています。ニューヨークな
どでは「ベネズエラとの戦争反対」を掲げる抗議デモも行われています。
経済封鎖や軍事的威嚇が、既に脆弱なベネズエラの経済と国民の生活を
さらに悪化させ、人道危機を深刻化させるとの批判が強くあります。
┏┓
┗■2.自民党と統一教会の関係を示す貴重な証言
| 「秘書や事務員を雇うのは大変だろうけど、統一教会が無給で
| 提供してくれるから何人でも申請しなさい」…古手の議員
└──── 上岡直見(環境経済研究所代表)
朝日新聞に興味深い記事が掲載された。
[石破さんと改革の理想に燃えた時 破れていま猫に重ねる政治の原点]
2025年12月16日
https://www.asahi.com/articles/ASTDD2PG3TDDUPQJ004M.html
これは元国会議員の佐藤謙一郎氏の回想談である。
佐藤氏は、1990年に自民党公認で衆議院に当選し、その後「さきがけ」
「無所属」「旧民主党」を経て2007年に引退した。
いわゆる世襲議員ではあったが、利権とは距離を置き、市民との対話を
重視して、市民の意見を政策に反映させる方法について、私も何度か相談
に乗ってもらった。
回想談の中で驚くべき証言があった。
それは自民党時代に派閥の勉強会に参加したとき、古手の議員から「秘
書や事務員を雇うのは大変だろうけど、統一教会が無給で提供してくれる
から何人でも申請しなさい」と言われたという。
実際のところ議員活動には膨大な事務作業が必要で、秘書や事務員がい
ないと、とても回らないことは事実である。
おりしも先週、安倍元首相銃撃事件の山上被告の裁判で検察側の求刑が
あったが、事件の背景として自民党と統一教会の関係が改めて注目された
タイミングで、貴重な証言といえる。
┏┓
┗■3.新聞・配信・雑誌より5つ
└────
◆「事故がなければ父と離れることもなかった」「今も続く風評被害」
-福島第一原発事故からまもなく15年
高校生が訴える「地元のいま」
福島の高校生が福島第一原発事故で被災した地元の現状を伝える報告会
が13日、鹿児島市中央公民館であった。
いずれも3年生の宮口あおいさん(桜の聖母学院高校)、加茂舞美(ま
いみ)さん(福島南高校)が風評被害で農産物の安価な販売が続く現状な
どを訴えた。
2011年3月の事故発生時、2人は3歳。
宮口さんは県産品の風評被害に触れ、「放射線物質にほとんど汚染され
ていない米や畜産物が、福島県産ということで安価で買われている。県産
ブランドの低下が課題だ」と指摘した。
加茂さんは母親が外で遊んでほしいと願い、山形県に一時避難した。
地震の記憶はないが、「事故がなければ(仕事で福島に残った)父と離
れることもなかった」と振り返った。
報告会は、被災地支援に取り組むNPO法人「アースウォーカーズ」
(福島市)が主催した。9月から来年1月まで、福島の高校生が全国20
カ所で地元の現状を発信するプロジェクトの一環。
(12月21日「南日本新聞デジタル」より)
https://www.47news.jp/13625575.html
◆増え続ける使用済み核燃料に行き場はある?
「再処理」先行き不透明、最終処分場も決まらず…高まる懸念
東京電力柏崎刈羽原発の使用済み核燃料プールの貯蔵率が全7基平均で
8割に達し、将来の運転継続に影を落とす状況となっている。
使用済み核燃料は再処理して再利用する国策の核燃料サイクル計画があ
るが、その過程で出る「核のごみ」の最終処分とともに、先行きは不透明
なままだ。
今後、再稼働した場合にはさらに増えていく使用済み燃料の行き場はあ
るのか。(報道部・山田功)
柏崎刈羽原発の再稼働問題を巡り、県が実施した県民意識調査では、再
稼働で「使用済み燃料が増えること」を問題視する回答は9割に上った。
背景には、使用済み燃料がたまっている現状の逼迫(ひっぱく)状態に
対する懸念もあるとみられる。
東電は、柏崎刈羽原発全体の貯蔵率を下げるため、青森県むつ市にある
「中間貯蔵施設」への搬出を行っている。(後略)
(12月22日「新潟日報」より抜粋)
https://www.47news.jp/13629212.html
◆柏崎原発、再稼働の地元同意完了 新潟、県議会が知事信任
東京電力柏崎刈羽原発の再稼働を巡り、新潟県の地元同意手続きが22
日、事実上完了した。
新潟県議会は同日午後、再稼働関連の補正予算と、11月に容認判断を
表明した花角英世知事を信任する付帯決議を、いずれも自民党などの賛成
多数で可決した。
花角氏が23日にも国に伝達する見込み。
東電は、6号機の原子炉を起動して再稼働させる日程を来年1月20日
を軸に調整している。
2011年の東日本大震災に伴い福島第一原発事故を起こした東電に
とって初の再稼働となる。
新潟県は、柏崎刈羽原発の安全対策に関する広報費用など3142万円を
盛り込んだ一般会計補正予算案を県議会に提出し、自民、公明両党が付帯
決議案を追加。
決議案は、知事の職務を続けることに「『是』という意思を表明する」
としている。
花角氏が国に確認するとした避難道路の早期整備など7項目の対応を県
議会としてもチェックする考えを示している。
花角氏は22日午前、県庁到着時に県議会での議論の状況について記者
団に問われ「それは尽くされた」と述べた。
(12月22日14時17分「共同通信」より)
https://www.47news.jp/13628967.html
◆パレスチナ・ガザ支援で民間の外交団が大使館めぐり
「ガザの人々の命を救って」と75カ国の駐日外国公館を訪問
後志(しりべし)管内泊村在住で反原発活動に取り組む瀬尾英幸さん(83)
が、イスラエルとの戦争で6万7千人以上の人が殺されたというパレスチ
ナ自治区ガザの支援につなげようと、この春「平和のための日本民衆外交
団」を組織し、8月までに75カ国の駐日外国公館を訪問。この内、10カ
国の大使らと面談しガザの支援への協力を訴えてきた。
イスラエルとイスラム組織ハマスの停戦合意後の10月10日以降もイス
ラエルの攻撃は実質的に続いており、平和への道は不透明だ。この11月
にも上京する予定の瀬尾さんは、「日本には約150カ国の大使館や領事館
がある。その全てを訪問し平和を呼び掛けていきたい」と話している。
(武智敦子) (後略)
(月刊「北方ジャーナル」2026年1月号より抜粋)
◆「テロ」の次は「麻薬」
大矢英代(カリフォルニア州立大助教授)
トランプ政権によるベネズエラ船への攻撃や石油タンカーの拿捕(だほ)
は、さらに深刻な事態になりつつある。
今後、制裁対象となるタンカーのベネズエラへの出入港を「封鎖する」
とトランプ大統領はSNSに投稿。狙いは世界最大級の石油埋蔵量を誇る
ベネズエラの資源収入を断ち切ることとみられる。
米報道によれば一連の攻撃によるベネズエラ側の死者は100人を超えた
(12月18日時点)。
トランプ政権は「麻薬密輸」だと口角泡を飛ばし、マドゥロ政権を「外
国テロ組織に指定した」という。
しかし、「麻薬密輸」の根拠は示されない。メディアの事実検証も追い
つかないまま、米社会に政権の主張だけが広まっていく。
この危険な空気には既視感がある。米中枢同時テロ以降の「対テロ戦
争」だ。
「テロリストの集会」だとして攻撃された結婚式場や道端で立ち話をし
ていた人々。航空映像の解析をもとに「敵」と誤認され、ドローン攻撃を
受けた一家。
ブラウン大の統計によれば直接的暴力による一般市民の死者は少なくと
も36万人にのぼる(間接死を含む総死者は少なくとも450万人)。
「テロリスト」と呼ばれて殺害された無実の市民が、ここには大勢含ま
れているはずだ。
仮に「麻薬密輸」だったならば、法の下で裁かれるべきだ。
米国は愚かな間違いを、また繰り返している。
(12月22日「東京新聞」朝刊17面「本音のコラム」より)
━━━━━━━
※【動画アップの紹介】
☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より
https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3
・20251203 UPLAN 第89回とめよう!東海第二原発
日本原電本店抗議行動/第147回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=FvRLj0f28_g
・20251124 UPLAN 日本原電は再稼働をあきらめ、今すぐ廃炉を決めよ!
東海第二原発廃炉デー大集会
https://www.youtube.com/watch?v=JJcOMSH2y70
・【抜粋】11/24廃炉デー大集会:東電福島第一原発事故
被害者家族(鴨下美和さん)の訴え
https://www.youtube.com/watch?v=xf_UtMBuMCI
・20251124 UPLAN【デモ】11/24日本原電は再稼働をあきらめ、
今すぐ廃炉を決めよ!東海第二原発廃炉デー大集会
https://www.youtube.com/watch?v=Gb5Foaw2Xaw
・20251115 UPLAN 山崎久隆「東電の闇その3地元同意に向けた新潟県の
動きと再稼働準備でも多発する事故」
https://www.youtube.com/watch?v=BDNlAV6Mtsk
・20251113 UPLAN 小西洋之「改憲の現実の危機と衆参憲法審査会の状況」
https://www.youtube.com/watch?v=rIpmxR4pe0I
・20251030 UPLAN 黒川眞一「幻想の『核融合発電』」
https://www.youtube.com/watch?v=E9lgRs2vxDM
・20250927 UPLAN 山崎久隆
「東京電力の闇 その2 柏崎刈羽原発は再稼働どころではない状態、
デブリ取り出し計画は実現するのか」
https://www.youtube.com/watch?v=AXi0J7RxGCA
・20250926 UPLAN 原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=d5WxPM2D8NE
・20250923 UPLAN【集会】さようなら原発1000万人アクション全国集会
https://www.youtube.com/watch?v=UDnP3KKLL20
・20250923 UPLAN【渋谷デモ】さようなら原発1000万人アクション全国集会
https://www.youtube.com/watch?v=_mK1_luvpqQ
・20250903 UPLAN 第86回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議行動/
第144回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=y6PN6sltbss
・20250823 UPLAN STOP!! 原電東海第二原発の再稼働 いばらき大集会
https://www.youtube.com/watch?v=pfsCqsXR-Uw
・20250823 UPLAN 【デモ】STOP!! 原電東海第二原発の再稼働
いばらき大集会 https://www.youtube.com/watch?v=v0jH-p7aJtg
・20250728 UPLAN 白石草「(福島県)「甲状腺検査」の今」
https://www.youtube.com/watch?v=4jNaSaGMXms
・20250712UPLAN 山崎久隆「東電の闇 経営破綻寸前で原発再稼働の恐怖」
https://www.youtube.com/watch?v=KGnu7sewuzk
・20250702 UPLAN 第84回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議行動/
第142回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=UwY7gFox7zs
・20250626 UPLAN 山田朗 第7回講座「サンフランシスコ講和条約と日米安保」
https://www.youtube.com/watch?v=XFCrhP8hko4
・20250620 UPLAN 第49回原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=xjOEzjSaz_M
・20250610 UPLAN 天笠啓祐「バイオテクノロジーと現代社会」
https://www.youtube.com/watch?v=WJNxMJYD2Kw
・20250607 UPLAN 多原良子「アイヌ女性の複合差別からの脱却を目指して」
https://www.youtube.com/watch?v=uPF1s5TdIwI
・20250606 UPLAN 東電株主代表訴訟控訴審判決
https://www.youtube.com/watch?v=-riUMrgEtn0
・20250531 UPLAN 珠洲原発阻止-日本を救った人たち
青木美希氏のたんぽぽ舎36周年記念講演
https://www.youtube.com/watch?v=PTN4EjtIt3o
・20250529 UPLAN 孫崎享「トランプ政権とこれからの日本」
https://www.youtube.com/watch?v=t9U3LjeXiq0
・20250516 UPLAN 原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=2jKKr4bGzH4
・20250515 UPLAN 山田朗【シリーズ戦後改革第6回】
「G2と逆コース、朝鮮戦争と再軍備」
https://www.youtube.com/watch?v=mrBkxefHXMg
・20250508 UPLAN 避難住宅追い出し訴訟控訴審・判決
https://www.youtube.com/watch?v=9smkeHHg5kk
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へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。
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水曜、金曜、土曜』の週4回の発信となっています。
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また、毎月第1水曜は「原電・東電本店抗議行動」なので基本的に
翌日の「木曜」に発信する予定です。
※メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。
1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。
2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し
よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
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たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)
3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、
どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。
そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先
など必要事項を400文字以内でお送り下さい。
件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
メールマガジンへのイベント案内は1回だけの
掲載とさせていただきます。
4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、
タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。
件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。
5.【読者からのつぶやき】(仮)
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ガザへの思い、ウクライナについて、政治の腐敗について、
武器輸出問題、パンデミック条約…等々
☆投稿者名は、ペンネームも可能です。名前の後ろにかっこで
在住県名を入れて下さい。
「投稿」の送付先はたんぽぽ舎のアドレス
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あります。ご了解下さい。
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2025年12月20日(土)地震と原発事故情報-
6つの情報をお知らせします
転載・転送歓迎
(転載される方はご一報いただけると幸いです)
━━━━━━━
★1.2025年12月19日現在の原発稼働状況
稼働中原発は13基…女川2、美浜3、大飯3、4、高浜1、2、
3、4、島根2、玄海3、4、川内1、2、(女川は東北電力、
美浜、大飯、高浜は関西電力、島根は中国電力、玄海、
川内は九州電力)
山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
★2.12月17日311子ども甲状腺がん裁判口頭弁論に参加
傍聴席88に対し189人が傍聴に並びました
次回口頭弁論期日は3月4日(水)、次々回は6月17日(水)
冨塚元夫(脱被ばく実現ネット)
★3.―トランプ大統領はなぜ、脱炭素にブレーキをかけたのか―
その根拠の一つ「米国政府による『気候危機説』批判の報告書」を
松田智氏が簡略化して紹介「その2」(8章から13章、感想)
松田智氏講演会:2月28日(土)14時より「たんぽぽ舎セミナー室」
水尾寛己(たんぽぽ舎会員)
★4.世界81団体がADB(アジア開発銀行)の
原発融資解禁決定に抗議声明
新潟県知事「柏崎刈羽原発再稼働容認」判断とその後
12/20発行「ノーニュークス・アジアフォーラム通信197号」紹介
佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム)
★5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
◆ 1/12第85回 月1原発映画祭 「谷中の家」(台東区)&オンライン
『生きて、生きて、生きろ。』
★6.新聞より1つ
◆三里塚闘争で廃港を求め 鎌田 慧(ルポライター)
(12月12日「東京新聞」朝刊22面「私の東京物語」「6」より)
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☆《事故情報編集部》より
1.たんぽぽ舎のメールアドレス< tanpopo3238@yahoo.co.jp >は、2026年
1月1日から使用できなくなります。
「YAHOOの認証対策」更新不可のためです。引き続き、使用できる
よういろいろ試してみましたがうまくいきませんでした。当面、
たんぽぽ舎のメールアドレスは、< nonukes@tanpoposya.net >のみとなります。
学習会・講座などの予約申し込みも< nonukes@tanpoposya.net >を使います。
学習会案内ビラの予約申し込みアドレスも1月印刷分より変更する予定です。
12月中に印刷した案内ビラは、< tanpopo3238@yahoo.co.jp >が記載されて
いる場合があります。
よろしくご了承のほどお願い致します。
2.従来、< tanpopo3238@yahoo.co.jp >からメールマガジンをお送りして
いた方には、WEBメールを使い発信元アドレス< nonukes@tanpoposya.net >
より配信いたします。
3.たんぽぽ舎のメールマガジンは、2024年2月中旬から、『月曜、水曜、
金曜、土曜』の週4回の発信となっています。「火曜、木曜」の発信しない
日でも「緊急事態」の場合は、発信することもあります。
また、毎月第1水曜は「原電・東電本店抗議行動」なので、基本的に
翌日の「木曜」に発信する予定です。
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※12月23日(火) メディアが報道しない 「トランプ政権の食と医薬のホントの話」
お 話:安田節子さん(食政策センター・ビジョン21主宰人)
日 時:12月23日(火)18時より21時(開場17時30分)
講師のお話は19時より
会 場:たんぽぽ舎セミナー室 定員 30名(残席3名様です)
参加費:900円(資料代含む)(学生 500円)
予約方法:たんぽぽ舎あてに電話03-3238-9035、又は
メール nonukes@tanpoposya.netで氏名と電話番号をお知らせ下さい。
受付番号をお伝えします。
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※12月26日(金)第55回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)
福島第一原発の核汚染水海洋投棄を中止せよ!
老朽原発うごかすな! 東海第二原発再稼働するな!
フクシマは終わっていない!
日 時:12月26日(金)18時30分より19時45分
場 所:首相官邸前
主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会
定 例:毎月第3金曜日
次回の第56回は、1月16日(金)18時30分より19時45分です。
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※2026年1月14日(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!
2つの行動=定例は第1水曜です。
1.第90回日本原電本店抗議行動
東海第二原発の防潮堤は「設計も施工も」無理とごまかしだらけ
欠陥工事による防潮堤は大地震・大津波に役立たず
小手先の補修工事でなんとかなるものではない
日本原電は再稼働をあきらめ、東海第二の廃炉を決めよ!
日 時:1月14日(水)17:00より18:00
場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
JR秋葉原駅より5分
主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549
協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」
☆次回の第91回は、2026年2月4日(水)17:00より18:00です。
2.第148回東電本店合同抗議行動
放射能汚染水海洋投棄を中止せよ! 柏崎刈羽原発を再稼働するな!
東電は2200億円の原電支援するな!
東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
日 時:1月14日(水)18:45より19:45
場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
賛 同:東電株主代表訴訟など141団体 ・プラカード、ノボリ旗を
たくさん持参してください。
☆次回の第149回は、2026年2月4日(水)18:45より19:45です。
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※たんぽぽ舎の冬休みは、12月27日(土)より2026年1月7日(水)です。
2026年1月8日(木)より通常業務とさせていただきます。
メールマガジンは12月25日(木)が年内最終の発信で、
2026年1月9日(金)より発信を再開します。
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┗■1.2025年12月19日現在の原発稼働状況
| 稼働中原発は13基…女川2、美浜3、大飯3、4、高浜1、2、
| 3、4、島根2、玄海3、4、川内1、2、(女川は東北電力、
| 美浜、大飯、高浜は関西電力、島根は中国電力、玄海、川内は
| 九州電力)
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
電力会社 号 機 状 態 運転開始日 停止日 出力(万kW)
東北電力 女川2 運転中 2025.08.30 82.5
関西電力 美浜3 運転中 2025.05.21 82.6
大飯3 運転中 2025.08.15 118
大飯4 運転中 2024.12.14 118
高浜1 運転中 2025.11.30 82.6
高浜2 運転中 2025.02.10 82.6
高浜3 運転中 2025.02.22 87
高浜4 運転中 2025.10.16 87
中国電力 島根2 運転中 2024.12.07 82
四国電力 伊方3 定検中 2025.10.11 89
九州電力 玄海3 運転中 2025.06.15 118
玄海4 運転中 2025.10.20 118
川内1 運転中 2025.12.19 89
川内2 運転中 2024.09.14 89
合 計 14基中 運転中13基 停止中1基 1236.3/1325.3
*川内1号は12月19日に原子炉臨界。
*高浜1は11月30日に原子炉起動。2号機と共に運転開始50年超
の老朽原発。
*玄海4は、主蒸気隔離弁に漏えいがあったことから当該弁を取り替え
同種弁は洗浄し10月20日再稼働。
*高浜4はSG管4本を施栓して10月16日再稼働した。
次回でSG交換の予定。
*伊方3は10月11日から定検入り。
2024年11月で運転開始から50年を超えている老朽炉。
「長期施設管理計画」に基づき配管溶接部分の超音波検査などを
実施する予定。
*運転開始日は営業運転開始の日なので原子炉起動の日とは一月程度
違いがある。
*運転可能な14基の原発のうち稼働中は13基(93%)、その出力は
1325.3万kWに対して1236.3万kW(93%)
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┗■2.12月17日311子ども甲状腺がん裁判口頭弁論に参加
| 傍聴席88に対し189人が傍聴に並びました
| 次回口頭弁論期日は3月4日(水)、次々回は6月17日(水)
└──── 冨塚元夫(脱被ばく実現ネット)
◎ この日は、傍聴席88に対し189人が傍聴に並びました。前回9月
17日のときは186人でした。
前回私は抽選に当たって傍聴できましたが、今回は外れました。
今回は原告側弁護士2人が準備書面の要約を陳述しました。
西念弁護士は、福島県民健康調査評価部会が放射能汚染の大きい地方
に子ども甲状腺がんの患者が多い傾向がみられる、という事実を隠す
ためにその後の会合で、何度も福島県の線量区分地図を書き換えている
事実を指摘しました。
井戸弁護士は東電側の潜在がん説がますますおかしくなっている
ことを強調された。
潜在がんの定義をまた変えて元に戻し、一生がんにならないものと
したようです。
実際、子ども甲状腺がんが増えていることは無視して、スクリーニ
ング効果で増えていると依然主張しているようです。
井戸弁護士はまた、現在進行協議で論点整理をしており、来年9月
ごろまでに論点整理を終えて、12月ころから証人尋問と原告本人
尋問になり結審にむかうと説明された。
◎ 意見書(第48準備書面)を提出された元松本市長の菅谷昭さん
が報告会で発言された。
「…チェルノブイリ原発事故(1986年4月)では事故後10年たって、
やっとIAEAが放射能との因果関係を認めた。日本ではもっと早く
認められて、国によるがん患者の救済が行われると思ったが、全く
逆で、ベラルーシは独裁政権と言われてロシアを支援しているが、
いまでも子ども甲状腺がんの患者を国が面倒みている。日本は14年
たっても放射能が原因と認めない、なぜ国が子どもを守ろうとしない
のか腹立たしい…」と言われた。
◎ 弁護団は、甲状腺がん患者の子どもだけでなく、家族(父母、祖母)
の証言もまとめており、本人の証言を補足する準備をしています。
被ばくしてがんと判明した時は幼稚園から小学生の時の原告が多く家族
の記憶も必要だからです。
裁判官は公平に論点整理をしようとしており、これからが正念場です。
さらに支援者を増やして原告を支える必要があるといわれました。
次回口頭弁論期日は3月4日(水)、次々回は6月17日(水)です。
ぜひ東京地裁においでください。
┏┓
┗■3.―トランプ大統領はなぜ、脱炭素にブレーキをかけたのか―
| その根拠の一つ「米国政府による『気候危機説』批判の報告書」を
| 松田智氏が簡略化して紹介「その2」(8章から13章、感想)
| 松田智氏講演会:2月28日(土)14時より「たんぽぽ舎セミナー室」
└──── 水尾寛己(たんぽぽ舎会員)
◎ 2025年8月12日付アゴラで、松田智(まつださとし)氏が標記
報告書を簡略化して紹介しています。
紹介記事は以下の通りですが、はじめに紹介のまえがきがあり、次
に13章からなる報告書の各章の概要、感想が書かれています。
なお、松田智氏は、元静岡大学工学部准教授で、2026年2月28日
に「人類排出のCO2による気候変動説は大うそ」で「たんぽぽ舎
セミナー室」(14時より)で講演して頂くことになっています。
「その1」で第1章から第7章まで紹介しました。
以下
「米国政府による『気候危機説』批判の報告書」松田智(市民記者)記事、
8章から13章、記事の感想
第8章では、海面上昇について述べている。海面水準は19世紀末
から直線的に上昇しており、潮位計のデータは「海面上昇の加速」を
示していない。また、局所的に海面上昇が速い地点はあるが、それは主
に地盤沈下の影響によるもので、CO2に起因する地球規模の海面上昇
の影響は小さい。日本では、南の島ツバルが沈むのは温暖化のせいだと
信じている人がまだ多数いるようであるが、ツバルの海水面変化の実際
を知らないのである。
第9章では、猛暑や大雨などの個々の異常気象を「CO2のせい」
と断定する「事象帰属研究(イベント・アトリビューション研究:
EA)の誤りについて論じている。米国での熱波を「CO2排出が
無ければ起こりえなかった」とした研究発表は、その後完全に誤りだっ
たという事例も紹介されている。
第10章では、CO2濃度上昇が光合成を促す「施肥効果」によっ
て食料増産をもたらしてきた歴史的実績を紹介する。
米国主要穀物の収量は1940年代以降、50~80%押し上げられたと
推計されている。
今後についても、CO2濃度上昇は、それがかなりの気候変動を起こ
すとしても、食料生産にとって純便益になるとされている。
第11章では、人命や経済の災害リスクは、気候変動で悪化するど
ころか、時間とともに減少してきたことを紹介している。
GDPあたりの災害損失は技術革新とインフラ整備のお陰で大幅に
軽減した。
暑さによる死亡数も、住宅の改善とエアコンの普及で激減してきた。
安価な電気を供給することが、今後、貧困者の暑さによる死亡リスク
の軽減に重要であると論じる。
第12章では、炭素の社会的費用(SCC)は、費用と便益の評価
や割引率の設定などにおいて、不確実性が高く、政策決定に用いる
べきではない指標であることを詳述する。
第13章では、CO2は従来型の大気汚染対策とは本質的に異なる
問題であり、米国単独で排出を削減しても全球平均のCO2濃度には
測定不能なほどしか影響しない、と結論づける。
最後に、13章のラストのパラグラフを翻訳しておこう。
この報告書全体についての、良いまとめになっている。
“この報告書は、不確実性を明示的に認めた、より精緻で証拠に基
づいたアプローチで気候政策に対する知見を提供します。
自然要因と人間活動の両方による気候変動のリスクと便益は、信頼性
が高く手頃な価格のエネルギーの確保と地域汚染の最小化という国家の
ニーズを考慮した上で、あらゆる「気候行動」の費用、効果、付随的
影響と天秤にかける必要があります。
地球の気候システムに対して精密で継続的な観測をすることに加え
て、将来の排出量に関する現実的な仮定を立て、気候モデルの偏りや
不確実性について再評価を行い、極端な気象の帰属研究の限界について
明確に公表することが重要です。
CO2の潜在的なリスクと便益の両方を認めるアプローチは、欠陥
のあるモデルや極端なシナリオに依存するのではなく、情報に基づいた
効果的な意思決定に不可欠です。”
◎松田智氏の感想
日本でも、このような科学的知見に基づいた議論が交わされること
が望ましいが、現状の学界・マスコミ状況では望みが薄い。
物事を正確に見ようとしないで固定観念にしがみつく人間が多す
ぎるからだ。
国会で今のところ、脱炭素に批判的なのは参政党しかいないが、
気候危機説批判が参政党の専売特許になってもらっては困る。
本来なら、すべての会派が率先して「科学的」に気候危機説を批判
すべきであるから。
私は2021年5月に「2050年までの脱炭素社会の実現」を明記した
改正地球温暖化対策推進法が全会一致で可決、成立した際に、「『50
年脱炭素法』に意味はあるのか」と題した論説を書き
(https://agora-web.jp/archives/2051659.html)、その中で「国会
議員諸氏は、これらの問題をどの程度真剣に検討して「脱炭素社会法」
に賛成したのか、ぜひお考えを伺いたい。
まさか「皆がそう言っているから・・」とは言わないですよね?」
と書いたのであるが、返事をくれた国会議員はむろんただの一人も
いなかった。
あれから4年以上経ち、世の中は変転して、米国政府が率先して人為
的地球温暖化説に批判的な報告書を出す時代になった。
さて、日本の国会では、どんな議論がなされるのであろうか?
松田智氏講演会のご案内
2/28「人類排出のCO2による気候変動説は大うそ」
お 話:松田 智さん(元静岡大学教員)
日 時:2月28日(土)14時より16時(開場13時30分)
会 場:たんぽぽ舎セミナー室 定員 30名
参加費:1000円(資料代含む)
予約方法:たんぽぽ舎あてに電話03-3238-9035、又は
メール nonukes@tanpoposya.netで氏名と電話番号をお知らせ下さい。
受付番号をお伝えします。
┏┓
┗■4.世界81団体がADB(アジア開発銀行)の
| 原発融資解禁決定に抗議声明
| 新潟県知事「柏崎刈羽原発再稼働容認」判断とその後
| 12/20発行「ノーニュークス・アジアフォーラム通信197号」紹介
└──── 佐藤大介(ノーニュークス・アジアフォーラム)
ノーニュークス・アジアフォーラム通信197号もくじ
・フィリピン・市民団体連合は、ADBの「危険な逆行」を非難
―原発推進は負債と災害を招くと警告する―(非核バターン運動)
・世界81団体、ADB(アジア開発銀行)の原発融資解禁決定に抗議声明
「長期的なリスクとコストが途上国の人々にのしかかる」(満田夏花)
・共同声明:アジア開発銀行(ADB)の原発支援解禁に抗議する
・「世界核被害者フォーラム」報告 (井上まり)
・「世界核被害者フォーラム」広島宣言
・コリ2号機の寿命延長承認に対する声明(韓国エネルギー正義行動)
・反対:第二原発・第三原発の再稼働(台湾全国廃核行動プラットフォーム)
・インドネシア・ゲラサ島での原発建設は拒否、
バンカ・ブリトゥン州住民は環境を守るために団結
・韓国とトルコ、原子力分野の協力で覚書
・上関町、使用済み核燃料中間貯蔵施設建設計画の今 (三浦みどり)
・無謀な再稼働に走る日本の原子力事業に未来はない (後藤政志)
・新潟県知事「柏崎刈羽原発再稼働容認」判断とその後 (中山均)
・北海道知事の泊原発3号機再稼働への同意は容認できない (川原茂雄)
・「東海第二原発廃炉デー大集会」開催 (沼倉潤)
・関西電力の美浜原発新増設に反対する (山本雅彦)
・11.30「原発つづけるための乾式貯蔵NO!全国集会@高浜」に
400人が結集(木原壯林)
ノーニュークス・アジアフォーラム通信は、
年6回発行。購読料:年2000円。(197号12月20日発行、B5判32頁)
見本誌を無料で送ります。
連絡ください → sdaisuke@rice.ocn.ne.jp
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┗■5.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
└────
◆ 1/12第85回 月1原発映画祭
『生きて、生きて、生きろ。』上映+島田陽磨監督トーク+交流
カフェ震災と原発事故のあと、喪失感や絶望に打ちのめされながら
も日々を生きようとする人々と、それを支える医療従事者たちの
ドキュメンタリー
日 時:1月12日(月・休)15時より 映画…2024年/113分
会 場:「谷中の家」(台東区)&オンライン
定 員:谷中の家20名、オンライン20名(どちらも要予約)
・15:00より16:55 『生きて、生きて、生きろ。』上映
・17:00より17:30 島田陽磨監督のトーク・質疑応答
・17:45より18:30 交流カフェ(軽食+1ドリンク付き)
予約・詳細はこちらを https://www.jtgt.info/?q=node/3835
主 催:月1原発映画の会(地域から未来をつくる・ひがし広場内)
問合せ先:eigasai2025@jtgt.info
費 用:上映とトーク1000円・交流カフェ500円
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┗■6.新聞より1つ
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◆三里塚闘争で廃港を求め 鎌田 慧(ルポライター)
東京の空の玄関・羽田空港に加えて、千葉県成田市三里塚と山武郡
芝山町に、国の新東京国際空港(成田空港)の整備計画が降ってわいた
のは、1966年だった。
広大な御料牧場の国有地を拠点に空港用地を広げていく方針だった
が、農地を奪われて追い出される農家が建設反対に立ち上がった。
多くの学生や活動家がはいり込み、数多くの三里塚闘争物語があった。
71年9月、第2次行政代執行をめぐる東峰十字路事件で機動隊員3人
が殉職し、反対派150人以上が逮捕された。
わたしは弾圧されている青年行動隊員や農家の人に会い、横堀の
労農合宿所に寝泊まりして、闘争に参加した。市民が主体の「三里塚
『廃港』要求宣言の会」を結成して事務局長となり、市民運動をはじめた。
反対派の大鉄塔も壊された闘争のピークは、78年3月26日の管制塔
占拠事件。開講予定日の4日前の日曜日。開港阻止行動隊が下水溝に
潜んで空港敷地内にはいり、管制塔に上った。周辺で反対派の総決起
集会がひらかれていた。午後1時20分ごろ、管制塔のベランダから
2本の赤い旗が翻った瞬間を見ていて喝采した。福田赳夫内閣は驚愕し、
開港は5月20日に延期された。
三里塚闘争は来年60年を迎える。農民闘争としては日本の近代史
上いちばん長い闘いで、現在も継続中だ。国家が説明せず、納得もさ
せず、権力を暴力的に発動する、非人道的な農地の収奪を繰り返して
はならない.廃港運動のあり方も含めて三里塚を語り伝えていきたい。
(12月12日「東京新聞」朝刊22面「私の東京物語」「6」より)
━━━━━━━
※【動画アップの紹介】
☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より
https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3
・20251203 UPLAN 第89回とめよう!東海第二原発
日本原電本店抗議行動/第147回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=FvRLj0f28_g
・20251124 UPLAN 日本原電は再稼働をあきらめ、今すぐ廃炉を決めよ!
東海第二原発廃炉デー大集会
https://www.youtube.com/watch?v=JJcOMSH2y70
・【抜粋】11/24廃炉デー大集会:東電福島第一原発事故
被害者家族(鴨下美和さん)の訴え
https://www.youtube.com/watch?v=xf_UtMBuMCI
・20251124 UPLAN【デモ】11/24日本原電は再稼働をあきらめ、
今すぐ廃炉を決めよ!東海第二原発廃炉デー大集会
https://www.youtube.com/watch?v=Gb5Foaw2Xaw
・20251115 UPLAN 山崎久隆「東電の闇その3地元同意に向けた新潟県の
動きと再稼働準備でも多発する事故」
https://www.youtube.com/watch?v=BDNlAV6Mtsk
・20251113 UPLAN 小西洋之「改憲の現実の危機と衆参憲法審査会の状況」
https://www.youtube.com/watch?v=rIpmxR4pe0I
・20251030 UPLAN 黒川眞一「幻想の『核融合発電』」
https://www.youtube.com/watch?v=E9lgRs2vxDM
・20250927 UPLAN 山崎久隆
「東京電力の闇 その2 柏崎刈羽原発は再稼働どころではない状態、
デブリ取り出し計画は実現するのか」
https://www.youtube.com/watch?v=AXi0J7RxGCA
・20250926 UPLAN 原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=d5WxPM2D8NE
・20250923 UPLAN【集会】さようなら原発1000万人アクション全国集会
https://www.youtube.com/watch?v=UDnP3KKLL20
・20250923 UPLAN【渋谷デモ】さようなら原発1000万人アクション全国集会
https://www.youtube.com/watch?v=_mK1_luvpqQ
・20250903 UPLAN 第86回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議行動/
第144回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=y6PN6sltbss
・20250823 UPLAN STOP!! 原電東海第二原発の再稼働 いばらき大集会
https://www.youtube.com/watch?v=pfsCqsXR-Uw
・20250823 UPLAN 【デモ】STOP!! 原電東海第二原発の再稼働
いばらき大集会 https://www.youtube.com/watch?v=v0jH-p7aJtg
・20250728 UPLAN 白石草「(福島県)「甲状腺検査」の今」
https://www.youtube.com/watch?v=4jNaSaGMXms
・20250712UPLAN 山崎久隆「東電の闇 経営破綻寸前で原発再稼働の恐怖」
https://www.youtube.com/watch?v=KGnu7sewuzk
・20250702 UPLAN 第84回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議行動/
第142回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=UwY7gFox7zs
・20250626 UPLAN 山田朗 第7回講座「サンフランシスコ講和条約と日米安保」
https://www.youtube.com/watch?v=XFCrhP8hko4
・20250620 UPLAN 第49回原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=xjOEzjSaz_M
・20250610 UPLAN 天笠啓祐「バイオテクノロジーと現代社会」
https://www.youtube.com/watch?v=WJNxMJYD2Kw
・20250607 UPLAN 多原良子「アイヌ女性の複合差別からの脱却を目指して」
https://www.youtube.com/watch?v=uPF1s5TdIwI
・20250606 UPLAN 東電株主代表訴訟控訴審判決
https://www.youtube.com/watch?v=-riUMrgEtn0
・20250531 UPLAN 珠洲原発阻止-日本を救った人たち
青木美希氏のたんぽぽ舎36周年記念講演
https://www.youtube.com/watch?v=PTN4EjtIt3o
・20250529 UPLAN 孫崎享「トランプ政権とこれからの日本」
https://www.youtube.com/watch?v=t9U3LjeXiq0
・20250516 UPLAN 原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=2jKKr4bGzH4
・20250515 UPLAN 山田朗【シリーズ戦後改革第6回】
「G2と逆コース、朝鮮戦争と再軍備」
https://www.youtube.com/watch?v=mrBkxefHXMg
・20250508 UPLAN 避難住宅追い出し訴訟控訴審・判決
https://www.youtube.com/watch?v=9smkeHHg5kk
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水曜、金曜、土曜』の週4回の発信となっています。
「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合は、発信
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また、毎月第1水曜は「原電・東電本店抗議行動」なので基本的に
翌日の「木曜」に発信する予定です。
※メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
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2025年12月19日(金)地震と原発事故情報-
5つの情報をお知らせします
転載・転送歓迎
(転載される方はご一報いただけると幸いです)
━━━━━━━
★1.世界の原発は415基に 10月にベルギーで2基が廃炉に
50年超えの原発は世界で43基そのうち2基が日本(高浜1と高浜2)
山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
★2.今こそ「東京電力を」をノックアウト
東電は再稼働すべき理由を新潟県民に納得させる能力がない
小倉志郎(元原発技術者)
★3.―トランプ大統領はなぜ、脱炭素にブレーキをかけたのか―
その根拠の一つ「米国政府による『気候危機説』批判の報告書」を
松田智氏が簡略化して紹介「その1」(1から7章)(2回の連載)
松田智氏講演会:2月28日(土)14時より「たんぽぽ舎セミナー室」
水尾寛己(たんぽぽ舎会員)
★4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
◆12/28死刑と司法を考える
年内最後のプリズンアカデミーカフェin青猫書房 ご案内
永山則夫アーカイブズの可能性part2
2人の初対談:平野泉さん・森光さん
★5.新聞より4つ
◆高浜町「過激活動控えて」と発言 反原発団体に、抗議受け撤回
(12月18日18時46分「共同通信」より)
◆米、ロシアと原発の共同利用提案 3国で、ウクライナは否定的
(12月19日08時41分「共同通信」より)
◆都電撤去が初めてのルポ
「首切りと統制処分-都電合理化問題をめぐって」
鎌田 慧(ルポライター)
(12月11日「東京新聞」朝刊24面「私の東京物語」「5」より)
◆首都直下地震 被害82兆6000億円 死者最悪1万8000人
停電1649万軒 政府想定12年ぶり見直し
(12月19日「東京新聞」夕刊1面より抜粋)
━━━━━━━
☆《事故情報編集部》より
1.たんぽぽ舎のメールアドレス< tanpopo3238@yahoo.co.jp >は、
2026年1月1日から使用できなくなります。
「YAHOOの認証対策」更新不可のためです。引き続き、使用
できるよういろいろ試してみましたがうまくいきませんでした。
当面、たんぽぽ舎のメールアドレスは、< nonukes@tanpoposya.net >
のみとなります。
学習会・講座などの予約申し込みも< nonukes@tanpoposya.net >を
使います。
学習会案内ビラの予約申し込みアドレスも1月印刷分より変更する
予定です。12月中に印刷した案内ビラは、
< tanpopo3238@yahoo.co.jp >が記載されている場合があります。
よろしくご了承のほどお願い致します。
2.従来、< tanpopo3238@yahoo.co.jp >からメールマガジンをお送り
していた方には、WEBメールを使い発信元アドレス
< nonukes@tanpoposya.net >より配信いたします。
3.たんぽぽ舎のメールマガジンは、2024年2月中旬から、『月曜、
水曜、金曜、土曜』の週4回の発信となっています。「火曜、木曜」
の発信しない日でも「緊急事態」の場合は、発信することもあります。
また、毎月第1水曜は「原電・東電本店抗議行動」なので、基本
的に翌日の「木曜」に発信する予定です。
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※12月23日(火) メディアが報道しない
「トランプ政権の食と医薬のホントの話」
お 話:安田節子さん(食政策センター・ビジョン21主宰人)
日 時:12月23日(火)18時より21時(開場17時30分)
講師のお話は19時より
会 場:たんぽぽ舎セミナー室 定員 30名(残席3名様です)
参加費:900円(資料代含む)(学生 500円)
予約方法:たんぽぽ舎あてに電話03-3238-9035、又は
メール nonukes@tanpoposya.net で氏名と電話番号をお知らせ下さい。
受付番号をお伝えします。
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※12月26日(金)第55回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)
福島第一原発の核汚染水海洋投棄を中止せよ!
老朽原発うごかすな! 東海第二原発再稼働するな!
フクシマは終わっていない!
日 時:12月26日(金)18時30分より19時45分
場 所:首相官邸前
主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会
定 例:毎月第3金曜日
次回の第56回は、1月16日(金)18時30分より19時45分です。
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※2026年1月14日(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!
2つの行動=定例は第1水曜です。
1.第90回日本原電本店抗議行動
東海第二原発の防潮堤は「設計も施工も」無理とごまかしだらけ
欠陥工事による防潮堤は大地震・大津波に役立たず
小手先の補修工事でなんとかなるものではない
日本原電は再稼働をあきらめ、東海第二の廃炉を決めよ!
日 時:1月14日(水)17:00より18:00
場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
JR秋葉原駅より5分
主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549
協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」
☆次回の第91回は、2026年2月4日(水)17:00より18:00です。
2.第148回東電本店合同抗議行動
放射能汚染水海洋投棄を中止せよ!
柏崎刈羽原発を再稼働するな!
東電は2200億円の原電支援するな!
東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
日 時:1月14日(水)18:45より19:45
場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
賛 同:東電株主代表訴訟など141団体
・プラカード、ノボリ旗をたくさん持参してください。
☆次回の第149回は、2026年2月4日(水)18:45より19:45です。
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※たんぽぽ舎の冬休みは、12月27日(土)より2026年1月7日(水)
です。2026年1月8日(木)より通常業務とさせていただきます。
メールマガジンは、12月25日(木)が年内最終の発信です。
2026年1月9日(金)より発信を再開します。
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┗■1.世界の原発は415基に 10月にベルギーで2基が廃炉に
| 50年超えの原発は世界で43基そのうち2基が日本(高浜1と高浜2)
└──── 山崎久隆(たんぽぽ舎共同代表)
ベルギーの原発が2基廃炉になったことで、世界の原発が415基に。
ベルギーで9月30日、チアンジュ原発1号機(PWR 96.2万kW、
正味電力以下同じ)が廃炉(永久閉鎖)。
また、ドール原発2号機(PWR 44.5万kW)も10月30日に廃炉。
これらはいずれも運転開始50年を経て運転終了とされた。
これでベルギーの原発はドール4号機(PWR 102.6万kW)と
チアンジュ3号機(PWR 103万kW)の2基のみになった。
ベルギーは2003年の脱原発法に基づき2025年までに原発を全廃する
方針のもとで運転停止が進んだ。
しかしロシアによるウクライナ侵攻に伴うエネルギー高騰などが原因
で、2025年5月に脱原発法が廃止され、当時運転中だった4基の原発の
運転延長を可能にした。
このもとで2025年で閉鎖予定だった原子炉2基(ドール4号機、チ
アンジュ3号機)の運転を2035年まで延長する合意がなされた。
政府は今回閉鎖されたチアンジュ1号機も同様の延長を運営会社に打診
したが改修工事や10年ごとの安全審査などで多額の投資が必要になるこ
とを理由に拒否していた。
◎正味電力(ネット電力)とは、発電所の運転・維持で消費される所内電
力を差し引いた後に、実際に外部(送電網)へ供給できる電力のこと。
つまり、発電所が「生み出す総電力」から「自分たちで使う分」を引い
た、実際に販売できる電力を指す。
◎2003年の脱原子力法では、原子炉の運転期間を40年に制限。同国北部
にあるドール原発4基と南部のチアンジュ原発3基を順次、2025年まで
に閉鎖することとしていた。
◎廃炉になったものを含めベルギーの7基の原発は、すべてエレクトラベ
ル社が所有している。この会社はフランスの電力大手エンジーグループの
傘下にあるため、ベルギーの原子力事業はフランスのエネルギー大手の影
響下にある。エンジーは元は国営ガス会社であるフランスガス公社、ED
Fフランス電力公社と同様、現在もフランス政府が主要な株主である。
◎ドール4号機は12月18日現在、運転開始(この場合は送電開始からカ
ウント)40年8ヶ月10日、チアンジュ3号機は運転開始40年6ヶ月3
日である。2035年まで運転とは、いずれも運転50年を限度と考えている
ことが分かる。
◎日本の原発は既に50年超えの原発が出ている。高浜1号機は現時点で
51年8月(世界で26番目の長さ)も運転している。高浜2号機は50年
11ヶ月、美浜3号機は49年9ヶ月で、ベルギー原発よりもはるかに運転
年数が長い老朽炉だ。
データの出典 IAEA
┏┓
┗■2.今こそ「東京電力を」をノックアウト
| 東電は再稼働すべき理由を新潟県民に納得させる能力がない
└──── 小倉志郎(元原発技術者)
11月21日に、花角新潟県知事が柏崎刈羽原発6号機(KK-6)の再稼
働を容認すると言う判断を発表して以来、反対の声がこだまのように新潟
県内外で高まってきました。
どこの誰も原発の安全性を保証していないのですから、当然です。
そのような反対の声を無視し、かつ「安全性が確認できた」というウソ
までついて再稼働を容認した知事はリコールに値すると思います。
今後、新潟県議会が知事の判断を承認すれば、手続き上、東電は
KK-6を来年1月に再稼働できることになります。ですから、今後半月
が再稼働を阻止できるか否かの正念場です。
阻止できなければ、広範囲の人々が安心して子どもを産み育てることが
できる自然環境を永久に失い、チェルノブイリ事故や3・11東電フクシ
マ事故のようになる可能性を抱えることになります。
新潟県に対して、今後10年間に1千億円の資金提供をちらつかせるこ
としかできない東電は再稼働をすべき理由を県民に納得させる能力がない
のです。
ボクシングに喩えたら、今やグロッキー状態です。
今こそ、日本中の同志が協力してKK-6の再稼働を阻止しましょう。
同原発の再稼働を阻止できれば、世界一巨大な電力会社・東電を脱原発
に追い込めます。
日本の他の原発保有電力会社にも、原発を利用している世界各国にも大
きな影響を与えます。
今こそ、東京電力をノックアウトしましょう。
(2025.12.17第5356日目「原発止めよう!九電本店前
ひろば」青柳行信氏発行より)
┏┓
┗■3.―トランプ大統領はなぜ、脱炭素にブレーキをかけたのか―
| その根拠の一つ「米国政府による『気候危機説』批判の報告書」を
| 松田智氏が簡略化して紹介「その1」(1から7章)(2回の連載)
| 松田智氏講演会:2月28日(土)14時より「たんぽぽ舎セミナー室」
└──── 水尾寛己(たんぽぽ舎会員)
2025年8月12日付「アゴラ」で、松田智(まつださとし)氏が標記報
告書を簡略化して紹介しています。
紹介記事は以下の通りですが、はじめに(紹介のまえがき)があり、
次に13章からなる報告書の各章の概要が書かれています。
なお、松田智氏は、元静岡大学工学部准教授で、2026年2月28日(土)(
14時より)「人類排出のCO2による気候変動説は大うそ」のタイトルで
「たんぽぽ舎セミナー室」で講演して頂くことになっています。
以下
「米国政府による『気候危機説』批判の報告書」松田智(市民記者)
記事、まえがき、1章から7章
(紹介のまえがき)
◎ 7月23日に、米国エネルギー長官の指示によって、気候危機説を否
定する内容の科学的知見をまとめた報告書が出された。
タイトルは「温室効果ガス排出が米国気候に与える影響に関する批判的
レビュー」である(https://www.energy.gov/topics/climate)。
日本などで支配的な論説は「人類起源のCO2が地球温暖化を招き、そ
れが暴走して気候危機に陥るから、2050年までにCO2排出をゼロにすべ
し!」と言った内容だった。
しかし、これまで私も指摘してきたが、実はこの説には科学的な根拠が
ない。
そのことをこの報告書は各種データに基づいて説得的に述べている。
つまりこれは、気候危機論者に対する、米国政府による公式の挑戦状と
も言える文書なのである。
◎ 著者はスティーブン・クーニン、ロイ・スペンサーら5人の科学者
で、私は彼らの仕事を紹介・引用したことがあるが、いずれも大勢に抗し
て敢然と気候危機説に異を唱え続けてきた人たちである。
こう言う人たちに政府の公式報告書を書かせるあたりが、米国と言う国
の「懐の深さ」というべきかも知れない。
日本では、まず考えられない事態だ。
実は、キャノングローバル戦略研究所の杉山大志氏によって、本報告書
の詳細な内容紹介が既になされつつある
(https://agora-web.jp/archives/250803021714.html)。
◎ 本稿はその後追いではあるが、ISF(※)読者の便を考えて、敢えて
簡略化した紹介を試みる。
まず、本報告書は内容的には全13章に分かれており、気候危機説に関
する問題点がほぼ全部網羅されている。以下、各章の概要を記す。
(※)ISF(真実探求と戦争廃絶を目指す独立言論フォーラム)
◇ 第1章では、CO2はいわゆる汚染物質ではないこと、それには植物
の生育を促進するなどの直接的な効果と、温室効果ガスとしてふるまうと
いう間接効果があることを説明している。
実は米国環境保護庁(EPA:日本の環境省に相当)が以前に「CO2危
険性認定」なる文書を発表していたが、本報告書の発表と同時に、
トランプ政権はこのEPA認定を撤回する提案を発表している。
なおこの件に関しては「CO2を悪者扱いすることの愚かしさ」との論
説を私はISFにも載せたので参照されたい
(https://isfweb.org/post-47348/)。
◇ 第2章では、大気中CO2の直接的な効果として「地球緑色化」に焦
点を当てている。すなわち大気中CO2の増大は、光合成を高めるという
「施肥効果」によって、地球上の植物を繁栄させてきた。このCO2がも
たらす生態系への便益は大きなものだが、IPCC(気候変動に関する政
府間パネル)などの既往の報告では扱いが極めて乏しかった。
しかし衛星観測によって地球表面を植物が覆う割合を定量的に測定でき
るようになり、現在ではその効果が明確に実証できている。
その詳しいデータが紹介されている。
◇ 第3章では、CO2 のもう一つの直接的効果として「海洋酸性化」
を論じている。用語として「海洋酸性化」は不適切で、むしろ「海洋中性
化」というべきである。
というのは、海水は弱アルカリ性であり、CO2はそれをやや弱くする
だけだからだ。
実際の数字で示すと、1985年には<8.11>だった海洋pHは2022年まで
に<8.03>まで低下した。37年間で<0.08>の低下に過ぎないし、このまま
進んで海水が酸性(pH<7.0>未満)になるとは予想されていない。
さらに、仮に海水が酸性になったとしても、海洋の生命はpH<6.5>か
ら<7.0>のやや酸性な環境で進化したと考えられている。
要するに、この海洋中性化に大きな問題があるとは考えにくい(IPC
Cの2100年予測でも、海洋pHは<7.8>程度までしか下がらない)。
◇ 第4章では、人間活動による温室効果ガス(とエアロゾル)が地球の
気温上昇を司る支配的な要因であるというIPCCの説に有力な疑問を投
げかける。
太陽活動の変化や大気・海洋などの内部変動の寄与は無視できないほど
多いという論文が紹介される。
またIPCCが環境影響評価に用いるシナリオの排出量が非現実的に多
すぎるため、環境影響が過大に評価されていることも指摘する。
◇ 第5章では、CO2がどの程度気温を押し上げるか―いわゆる気候
感度(ECS/TCR)が議論される。IPCCが示す範囲よりも気候感
度は低い、つまりCO2が排出されてもそれほど気温は上昇しない、とい
う論文が紹介されている。
◇ 第6章では、IPCCが用いる気候モデルの性能検証を行う。気候モ
デルは過去の再現にも大きく失敗している。観測データに比べて全般的に
気温が上昇しすぎる傾向が顕著であり、また、南北半球の反射率が大きく
異なるなど、観測データに合わない出力になっている。
これでは将来予測も信頼に足らず、政策決定のツールとして使い物にな
らない。
◇ 第7章では、「災害の激甚化」は統計的に何ら確認されないことが示
される。
すなわち、暴風雨や干ばつなどの長期トレンドに有意な増加はない。
既往の米国政府報告では、気温上昇について、都市熱の影響を除いてい
ない、といった問題点があったことも指摘する。
「その2」に続く
2/28松田智氏講演会のご案内
「人類排出のCO2による気候変動説は大うそ」
お 話:松田 智さん(元静岡大学教員)
日 時:2026年2月28日(土)14時より16時(開場13時30分)
会 場:たんぽぽ舎セミナー室 定員 30名
参加費:1000円(資料代含む)
予約方法:電話03-3238-9035(柳田)、080-6554-2374(水尾)、
又はメール nonukes@tanpoposya.netで氏名と電話番号をお知らせ下さい。
受付番号をお伝えします。
┏┓
┗■4.メルマガ読者からのイベント案内(お問い合わせは主催者へ)
└────
◆12/28死刑と司法を考える
年内最後のプリズンアカデミーカフェin青猫書房 ご案内
日 時:12月28日(日)13:30より16:00(受付13:00)
テーマ:永山則夫アーカイブズの可能性part2
対 談:永山則夫の遺品にふれた新旧2人の初対談です。ご注目を!
平野泉(ひらのいずみ)さん(アーキビスト。現在、立教大学
共生社会研究センタープロジェクト・アーキビスト)
森光(もりひかる)さん(中央大学法学部教授。中央大学
「法と正義の資料館」担当教授。通信教育部長)
会 場:青猫書房 東京都北区赤羽2-28-8 https://aoneko-shobou.jp/
03-3901-4080
アクセス:JR「赤羽駅」北改札東口から徒歩約10分
参 加:1000円(25歳までユース割/生活困窮の方、半額)
問合せ・主催:いのちのギャラリー 090-9333-8807(市原)
┏┓
┗■5.新聞より4つ
└────
◆高浜町「過激活動控えて」と発言 反原発団体に、抗議受け撤回
福井県の住民らでつくる市民団体「老朽原発うごかすな!実行委員会」
が18日、運転開始から40~50年を超えた関西電力高浜原発(同県高浜
町)の廃炉などを西嶋久勝町長宛てに申し入れた際、応対した町担当者が
「過激な活動は控えて」と発言した。その後、参加者の抗議を受けて発言
を撤回した。
同団体などは11月30日、原発敷地内で新設予定の使用済み核燃料を一
時保管する乾式貯蔵施設を巡り、設置に反対する抗議集会を開催。
主催者や町によると、デモ行進に右翼団体の街宣車が集結し、辺りは騒
然とした。
この集会を念頭に同町の防災安全課長は12月18日、団体との面会時に
「デモ行進や対抗する街宣活動に町内の子どもたちは非常におびえてい
た。住民生活に混乱をもたらし、地域の秩序を乱すような過激な活動は看
過できない」と言及した。
参加者は「憲法が定める表現の自由に反している」と抗議。
課長は「危険性のみを強調する姿勢は町民の安心を損なう恐れがある。
適切ではない」とも話したが、その後、「表現間違いであれば訂正する」
と発言を撤回した。 (12月18日18時46分「共同通信」より)
https://www.47news.jp/13613881.html
◆米、ロシアと原発の共同利用提案 3国で、ウクライナは否定的
【キーウ共同】ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領
は18日、米国が和平案の修正協議で、ロシアが占拠する南部ザポリー
ジャ原発を米国とロシア、ウクライナの3カ国共同で利用することを提案
したと述べた。ウクライナは同原発の管理権を主張しており、ゼレンス
キー氏は「不公平だ」として提案に否定的な考えを示した。
ゼレンスキー氏は記者団に、米国が14、15両日の協議で「妥協案とし
て原発を再稼働させ、一定の割合で3カ国が(電力を)分け合うという考
えを示した」と説明。ウクライナの立場を伝えて長時間協議したものの結
論は出なかったとした。 (12月19日08時41分「共同通信」より)
https://www.47news.jp/13615512.html
◆都電撤去が初めてのルポ
「首切りと統制処分-都電合理化問題をめぐって」
鎌田 慧(ルポライター)
わたしの東京生活は板橋区の志村坂上ではじまったが、都電で都心部に
でられて、便利だった。その頃、国鉄山手線内を中心に40系統の路面電
車が縦横に走っていた。
1967年4月、美濃部亮吉知事の革新都政がスタートすると、都電の廃止
を決めた。自動車交通量の増加や都営地下鉄の整備などが掲げられたが、
合理化が進められた方針に東京交通労組は反対しなかった。
月刊総合誌「新評」の編集者だった。早大の生協機関紙で原稿依頼した
作家の花田清輝さんに会ったとき、「どなたか書いてくれませんか」と聞
いた。すると大きな目を挑発的に光らせて「君が書けないんですか」とひ
と言。それで書く踏ん切りがついた。
「首切りと統制処分-都電合理化問題をめぐって」が文芸誌「新日本文
学」に掲載された。年の瀬の12月、 第1次都電撤去は銀座通りを走る銀
座線などからはじまり、1972年末まで続いた。現在、荒川線(三ノ輪
橋-早稲田)1系統が面影を残すのみだ。
1968年2月24日、新宿と月島通八丁目を結ぶ11系統電車の最後の
日。抵抗闘争があるど聞いて、最終電車に乗った。組合員たちが運行を妨
害するため停車場ごとに乗り降りを繰り返し、東銀座の歌舞伎座に近い三
原橋に着いたのは翌朝だった。警官隊がきて、組合員は逮捕された。
さらに続編を2本を書いたのが、初めてのルポルタージュ作品だった。
30歳。編集者を辞めて、フリーライターとなった。
(12月11日「東京新聞」朝刊24面「私の東京物語」「5」より)
◆首都直下地震 被害82兆6000億円 死者最悪1万8000人
停電1649万軒 政府想定12年ぶり見直し
マグニチュード(M)7.3の首都直下地震が発生し、最悪の場合、
1万8000人が死亡するとの新たな被害想定を19日、政府の作業部会が公
表した。3分の2が火災に巻き込まれて亡くなるとしている。
建物の耐震化や木造住宅密集地域での防火対策が進んだことを踏まえ、
2013年の前回想定(2万3000人)から5000人減。工場損壊や生産減少に
伴う経済被害は約13兆円減の82兆6000億円と見込んだ。
(後略) (12月19日「東京新聞」夕刊1面より抜粋)
━━━━━━━
※【動画アップの紹介】
☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より
https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3
・20251203 UPLAN 第89回とめよう!東海第二原発
日本原電本店抗議行動/第147回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=FvRLj0f28_g
・20251124 UPLAN 日本原電は再稼働をあきらめ、今すぐ廃炉を決めよ!
東海第二原発廃炉デー大集会
https://www.youtube.com/watch?v=JJcOMSH2y70
・【抜粋】11/24廃炉デー大集会:東電福島第一原発事故
被害者家族(鴨下美和さん)の訴え
https://www.youtube.com/watch?v=xf_UtMBuMCI
・20251124 UPLAN【デモ】11/24日本原電は再稼働をあきらめ、
今すぐ廃炉を決めよ!東海第二原発廃炉デー大集会
https://www.youtube.com/watch?v=Gb5Foaw2Xaw
・20251115 UPLAN 山崎久隆「東電の闇その3地元同意に向けた新潟県の
動きと再稼働準備でも多発する事故」
https://www.youtube.com/watch?v=BDNlAV6Mtsk
・20251113 UPLAN 小西洋之「改憲の現実の危機と衆参憲法審査会の状況」
https://www.youtube.com/watch?v=rIpmxR4pe0I
・20251030 UPLAN 黒川眞一「幻想の『核融合発電』」
https://www.youtube.com/watch?v=E9lgRs2vxDM
・20250927 UPLAN 山崎久隆
「東京電力の闇 その2 柏崎刈羽原発は再稼働どころではない状態、
デブリ取り出し計画は実現するのか」
https://www.youtube.com/watch?v=AXi0J7RxGCA
・20250926 UPLAN 原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=d5WxPM2D8NE
・20250923 UPLAN【集会】さようなら原発1000万人アクション全国集会
https://www.youtube.com/watch?v=UDnP3KKLL20
・20250923 UPLAN【渋谷デモ】さようなら原発1000万人アクション全国集会
https://www.youtube.com/watch?v=_mK1_luvpqQ
・20250903 UPLAN 第86回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議行動/
第144回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=y6PN6sltbss
・20250823 UPLAN STOP!! 原電東海第二原発の再稼働 いばらき大集会
https://www.youtube.com/watch?v=pfsCqsXR-Uw
・20250823 UPLAN 【デモ】STOP!! 原電東海第二原発の再稼働
いばらき大集会 https://www.youtube.com/watch?v=v0jH-p7aJtg
・20250728 UPLAN 白石草「(福島県)「甲状腺検査」の今」
https://www.youtube.com/watch?v=4jNaSaGMXms
・20250712UPLAN 山崎久隆「東電の闇 経営破綻寸前で原発再稼働の恐怖」
https://www.youtube.com/watch?v=KGnu7sewuzk
・20250702 UPLAN 第84回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議行動/
第142回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=UwY7gFox7zs
・20250626 UPLAN 山田朗 第7回講座「サンフランシスコ講和条約と日米安保」
https://www.youtube.com/watch?v=XFCrhP8hko4
・20250620 UPLAN 第49回原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=xjOEzjSaz_M
・20250610 UPLAN 天笠啓祐「バイオテクノロジーと現代社会」
https://www.youtube.com/watch?v=WJNxMJYD2Kw
・20250607 UPLAN 多原良子「アイヌ女性の複合差別からの脱却を目指して」
https://www.youtube.com/watch?v=uPF1s5TdIwI
・20250606 UPLAN 東電株主代表訴訟控訴審判決
https://www.youtube.com/watch?v=-riUMrgEtn0
・20250531 UPLAN 珠洲原発阻止-日本を救った人たち
青木美希氏のたんぽぽ舎36周年記念講演
https://www.youtube.com/watch?v=PTN4EjtIt3o
・20250529 UPLAN 孫崎享「トランプ政権とこれからの日本」
https://www.youtube.com/watch?v=t9U3LjeXiq0
・20250516 UPLAN 原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=2jKKr4bGzH4
・20250515 UPLAN 山田朗【シリーズ戦後改革第6回】
「G2と逆コース、朝鮮戦争と再軍備」
https://www.youtube.com/watch?v=mrBkxefHXMg
・20250508 UPLAN 避難住宅追い出し訴訟控訴審・判決
https://www.youtube.com/watch?v=9smkeHHg5kk
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☆《事故情報編集部》より
たんぽぽ舎のメールマガジンは、2024年2月中旬から、『月曜、
水曜、金曜、土曜』の週4回の発信となっています。
「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合は、発信
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また、毎月第1水曜は「原電・東電本店抗議行動」なので基本的に
翌日の「木曜」に発信する予定です。
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自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。
2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し
よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
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例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、
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柏崎刈羽原発の再稼働に反対して
地元自治体に同意要請を行い、札束で同意を促してきた経産省に対
新潟県知事は12月23日に経産大臣と面会し再稼働「理解」報告
12月23日(火)12:00~12:45
経済産業省正門前(地下鉄霞ヶ関駅)
阪上 武(原子力規制を監視する市民の会)
たんぽぽ舎です。【TMM:No5310】
2025年12月17日(水)地震と原発事故情報-
4つの情報をお知らせします
転載・転送歓迎
転載される方はご一報いただけると幸いです)
━━━━━━━
★1.「教団幹部の次に標的だった」と山上さん
宗教2世に社会的支援あれば事件は防げた
「山上さん」と法廷で度々呼んだ裁判員
奈良地裁・安倍元首相銃殺裁判が18日結審へ
「メディア改革」第193回
浅野健一(アカデミック・ジャーナリスト)
★2.試論「廃原発事始め」第21回
電力会社が電気を供給しない、あるいは高い電気料金を
押し付け、寄付金まで要求するなら、住民自身の力で
電気を確保すればいい!と立ち上がった人々
Alongside History(電気争議に併行する歴史語り)その2
藤岡彰弘(廃原発watchers 能登・富山)
★3.「無用な被ばくを避ける権利」という
人としての普遍的な権利を認めて
12/24「ふつうの暮らし 避難の権利 つかもう安心の未来」裁判
(原発賠償関西訴訟)第57回口頭弁論期日
森松明希子(原発賠償関西訴訟 原告団代表)
★4.新聞より1つ
◆人間を救うための司法へ 鎌田慧(ルポライター)
(12月16日「東京新聞」朝刊21面「本音のコラム」より)
━━━━━━━
☆《事故情報編集部》より
1.たんぽぽ舎のメールアドレス< tanpopo3238@yahoo.co.jp >は、2026年
1月1日から使用できなくなります。
「YAHOOの認証対策」更新不可のためです。引き続き、使用できるよう
いろいろ試してみましたがうまくいきませんでした。
当面、たんぽぽ舎のメールアドレスは、< nonukes@tanpoposya.net >
のみとなります。
学習会・講座などの予約申し込みも< nonukes@tanpoposya.net >を使います。
学習会案内ビラの予約申し込みアドレスも1月印刷分より変更する予定です。
よろしくご了承のほどお願い致します。
2.従来、< tanpopo3238@yahoo.co.jp >からメールマガジンをお送りして
いた方には、WEBメールを使い発信元アドレス< nonukes@tanpoposya.net >
より配信いたします。
3.たんぽぽ舎のメールマガジンは、2024年2月中旬から、『月曜、水曜、
金曜、土曜』の週4回の発信となっています。「火曜、木曜」の発信しない
日でも「緊急事態」の場合は、発信することもあります。
また、毎月第1水曜は「原電・東電本店抗議行動」なので、基本的に
翌日の「木曜」に発信する予定です。
━━━━━━━
※12月23日(火) メディアが報道しない 「トランプ政権の食と医薬のホントの話」
お 話:安田節子さん(食政策センター・ビジョン21主宰人)
日 時:12月23日(火)18時より21時(開場17時30分)
講師のお話は19時より
会 場:たんぽぽ舎セミナー室 定員 30名
参加費:900円(資料代含む)(学生 500円)
予約方法:たんぽぽ舎あてに電話03-3238-9035、又は
メール nonukes@tanpoposya.netで氏名と電話番号をお知らせ下さい。
受付番号をお伝えします。
━━━━━━━
※12月26日(金)第55回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)
福島第一原発の核汚染水海洋投棄を中止せよ!
老朽原発うごかすな! 東海第二原発再稼働するな! フクシマは終わっていない!
日 時:12月26日(金)18時30分より19時45分
場 所:首相官邸前
主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会
定 例:毎月第3金曜日
次回の第56回は、1月16日(金)18時30分より19時45分です。
━━━━━━━
※2026年1月14日(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!
2つの行動=定例は第1水曜です。
1.第90回日本原電本店抗議行動
東海第二原発の防潮堤は「設計も施工も」無理とごまかしだらけ
欠陥工事による防潮堤は大地震・大津波に役立たず
小手先の補修工事でなんとかなるものではない
日本原電は再稼働をあきらめ、東海第二の廃炉を決めよ!
日 時:1月14日(水)17:00より18:00
場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
JR秋葉原駅より5分
主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549
協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」
☆次回の第91回は、2026年2月4日(水)17:00より18:00です。
2.第148回東電本店合同抗議行動
放射能汚染水海洋投棄を中止せよ!
柏崎刈羽原発を再稼働するな!
東電は2200億円の原電支援するな!
東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
日 時:1月14日(水)18:45より19:45
場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
賛 同:東電株主代表訴訟など141団体 ・プラカード、ノボリ旗を
たくさん持参してください。
☆次回の第149回は、2026年2月4日(水)18:45より19:45です。
━━━━━━━
※たんぽぽ舎の冬休みは、12月27日(土)より2026年1月7日(水)です。
2026年1月8日(木)より通常業務とさせていただきます。メールマガジン
は12月25日(木)が年内最終の発信で、2026年1月9日(金)より発信を
再開します。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.「教団幹部の次に標的だった」と山上さん
| 宗教2世に社会的支援あれば事件は防げた
| 「山上さん」と法廷で度々呼んだ裁判員
| 奈良地裁・安倍元首相銃殺裁判が18日結審へ
| 「メディア改革」第193回
└──── 浅野健一(アカデミック・ジャーナリスト)
◎奈良地裁刑事部(田中伸一裁判長)で審議されている、安倍晋三
元首相銃殺事件の裁判員裁判は12月4日の第14回公判で証拠調べ
を終了し、18日の第15回公判で論告・最終弁論が行われて結審し、
来年1月21日に判決が言い渡されることになった。奈良地検がどう
いう量刑を求めるか注目される。
前回記事の後、12月2~4日の第12~14回公判にかけて、被告人
質問の続きが行われた。第12回公判で、主任検察官は、山上徹也さん
が大学を受験したかを質問。山上被告は「担任の教師の勧めでいくつ
か受け、一つ合格した。私立大学で偏差値が低い大学だったので行か
なかった」と述べた。
◎山上さん、安倍氏が岡山市で行われる参院選の応援演説に出席した
会場にまで手製銃を持って出掛けたが、警察官が多数いて未遂に終
わった。「岡山からの帰り、翌日に安倍氏が奈良市の近鉄大和西大寺
駅に応援にやってくることを知った。まさか銃撃に失敗した翌日に、
私が住む奈良に6月末に続いてまた来るとは、思いもしなかった。
偶然と思えなかった」
続いて、事件当日朝の行動を質問。山上さんは「演説場所近くの
商業施設のトイレで手製銃の安全装置の一つをオフにし、発砲の準備
を整えた。その後、到着した安倍氏を間近に見て、本当に来たなあ、
と思った」
「後方から撃とうと考えていたが、警察官の警備で近づけないでいた。
その時だった。近くを自転車の老人が横切り、台車を運ぶ人もいて、
後方の警備の目がそれて一瞬の隙ができた。それで近付き、2発撃った」
「工事中だったこともあり、警備が前より緩いと感じた。犯行が可能
な状況ができた」
裁判員が安倍氏に対する心境について聞いた。山上被告は「安倍元
首相に対する、表面における強い怒りではないが、頭の片隅や心の
どこかに引っかかり続けていた」と回答した。安倍氏に向けた
「敵意」という表現は初めて出た。
この後、櫻井義秀・北海道大学大学院特任教授(宗教社会学)が証言
した。櫻井氏は「安倍氏の統一協会への深い関与がなければ、この
事件は起きなかったのではないか。山上さんに、これを充分に内省
する機会を与えてほしい」と提言した。
◎第13回公判は12月3日行われ、安倍氏の配偶者、安倍昭恵氏が
被害者参加制度を使って、初めて出廷した。最初に、昨日に引き続き、
櫻井義秀北大特任教授(宗教社会学)が証言した。
その後、4回目の被告人質問を行った。安倍昭恵氏が3人の検察官
の後ろの席で見守る中、山上被告は証言台に向い、昭恵氏が着席して
いる左側の検察側席に向かって丁寧に一礼した。昭恵氏は軽く頭を
下げた。
◎大阪拘置所で山上被告を21回面会し、精神鑑定を担当し、鑑定
報告書を提出した大阪赤十字病院精神神経科部長の和田央(ひさし)
医師の証人尋問も行われた。
検察側証人の和田氏は、被告を「山上さん」と呼び、山上被告が
面談で話した「供述」内容をスライドで映し、詳しく話した。和田氏
は総合的な鑑定結果として、山上被告に精神障害は認められないと
断定した。
また山上さんは、母親からの影響で、神のはたらきとか、運命など、
統一協会的な思考方式があったと分析した。その上で、山上被告の
事件にいたる説明は「了解できる」と結論付けた。この後、最後の
被告人質問に移った。山上さんはここで初めて遺族に謝罪を表明した。
◎検察官が「事件を起こして良かったか」と問うと、山上被告は「私
や統一協会の被害者にとっては良い面もあったが、全体としてどう
だったかは、いろいろなことが関わってくるので、一概には言えな
い」と回答。「統一協会を巡る問題が社会化し、東京地裁で解散命令
が出た動きについてどう思うか」との問いには、「そうなったのは
ありがたい」と述べた。
検察官が事件と報道の関係について質問した。「あなたは逮捕の日
に、検察官の取り調べで、事件を起こしたら、大きくメディアで報じ
られ、統一協会と自民党との関係が問題になると思ったと供述して
いる。事件時に、報道されたいという思いはあったか」と質問。
山上被告は「統一協会に打撃を与えるという意味では、あったと思う」
と答えた。
松本弁護士も「山上被告は私と最初に接見した時、事件が報道され
ると多くの人たちが統一協会の献金の実態を知り、関心を持ってくれ
ると思ったと言っていた。今もそう思うか」と聞き、「そうだと思う」
と答えた。
また、「逮捕された日、テレビは見ていないが、マスコミが大騒ぎ
していることは伝わってきた」と話した。
日刊SPA!の第三回目の記事が17日に掲載された。読んでください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1e9b29a75bbc96a74ce57c1691865d9062e582a2
┏┓
┗■2.試論「廃原発事始め」第21回
| 電力会社が電気を供給しない、あるいは高い電気料金を
| 押し付け、寄付金まで要求するなら、住民自身の力で
| 電気を確保すればいい!と立ち上がった人々
| Alongside History(電気争議に併行する歴史語り)その2
└──── 藤岡彰弘(廃原発watchers 能登・富山)
【2】電気ハ誰ノモノデスカ? …
電気に関わる事件史の中に、廃原発への手がかりを探す
―1920年代の、3つの電気自治のカタチ―
いまだに9つの大電力会社が、送配電事業の地域独占をほしいまま
にしている現代では、とても想像できないでしょうが、1920年代に
は、住民自身の手による村営会社や組合が電気を供給する、いわば電気
の自治が行われていたのです。
その割合は全事業者数の一割以上にまで達していました。
当時都市部においては、五大電力会社を中心に「電力戦」と呼ばれ
る苛烈な顧客獲得競争が行われていました。
その一方、山間地では、配電効率が悪いからと、工事をずっと後回
しにされたり、法外な電気料金を請求されたり、寄付金まで強要され
たりすることがあちこちで起きていたのです。
そういった中で、地域の一斉点灯、同一料金での既存の電力会社等
に頼らない、住民自身による地域電化を目指した町や村々がありました。
今回は、西野寿章さんの著書『日本地域電化史論 住民が電気を灯
した歴史に学ぶ』をもとにして、どういったものがあったのかを紹介
したいと思います。
一つめは、町村営電気です。この頃は地方自治とはまさに名ばかりで、
国からの支援は一切なく、県も、郡も、町村営事業に対して常に冷淡
な対応でしたから、何とか自分たちで資金を工面するしかなかったのです。
そこで最も有効に活用されたのが町や村が保有する山林だったそうです。
そんな厳しい状況の中でも、驚くべきことに、当時の町村営事業では、
赤字になったところはひとつもなかったといいます。
二つめは、電気利用組合です。町村営が難しいところや、電力会社
からの配電が後回しとされたところなどで、当時の産業組合(農協の
前身)を基盤に結成されていきました。
西野さんによれば、1922年に8組合しかなかったものが、1932年
には221組合にも達していたたとのことです。
これは電気の協同組合で、出資額によって配当も出ました。人々が
共同で育んできた「入会いやま」の木を売却して出資金にあてたり、
発電設備といっても、自分たちで建てた水車小屋を使った、ごく小規模
のものもあったということです。
三つめは、住民の手による電灯会社の設立です。村の有志が一念発起
して大口の出資を行ってというところが多かったようですが、中には、
1株や2株しか持たない株主が全体の8割以上という会社もありました。
こうなると電気利用組合とあまり変わりがありません。
いずれにせよ、地域の電化は、そのころの住民にとってはまさに
悲願であり、「自分たちが生まれ育った山や川、そして代々守り続け
てきた木々こそが、電気を生み出してくれている恵みの元なのだ!」
という実感は、本当に大きかったことでしょう。
では、中津川渓谷などで働かされた朝鮮人たちの故郷では、どうだ
ったのでしょうか?
*次回は、少し間をおいて12月21日からの週に、電気ハ誰ノモノデスカ?
「2」を掲載させて頂く予定です。
┏┓
┗■3.「無用な被ばくを避ける権利」
| という人としての普遍的な権利を認めて
| 12/24「ふつうの暮らし 避難の権利 つかもう安心の未来」裁判
|(原発賠償関西訴訟)第57回口頭弁論期日
└──── 森松明希子(原発賠償関西訴訟 原告団代表)
結審期日(傍聴のご案内)
日 時:12月24日(水)13:30開廷
内 容:最終弁論・原告意見陳述
場 所:大阪地裁 本館202号大法廷(傍聴席多数!)
動画URL https://youtu.be/lBlc01zkqc0?si=gV53n8EBYqaRaXuo
原発被害者の声に耳を傾けてくださる全ての皆様へ
当日、大阪までお越しになれない方も、どうか動画をシェアし、
ご支援のエールを法廷まで届けてください。
私たちの12年にわたる裁判が、クリスマスイブ(12月24日)に、
ついに結審します。
家族団欒を奪われ、コミュニティーを破壊され、「被ばくするか
しないか」という究極の選択を強いられた避難者の被害が、日本の
司法でどう扱われるのか。
運命が決まる最後の瞬間です。
この5分間の動画には、裁判官に訴える私の最終意見陳述の核心と
ともに、結審前集会で渾身の訴えをした5名の原告たちの声が詰
まっています。
私たちが求めてきたのは、賠償金だけではありません。
「無用な被ばくを避ける権利」という、人としての普遍的な権利を
認めてもらうことです。
どうか、裁判官の判断が下る前に、この動画を一人でも多くの方に
届けてください。
皆さまの「いいね」と「シェア」こそが、今、裁判官の耳に届く
唯一の「社会の声」です。
ぜひ、YouTubeコメント欄にも応援メッセージを書き込んで盛り上げ
てくださいましたらありがたいです。
裁判官の耳に私たちの声が届きますように…
┏┓
┗■4.新聞より1つ
└────
◆人間を救うための司法へ 鎌田慧(ルポライター)
いきなり身に覚えのない罪名で逮捕され、どんなに叫んでも誰も
助けてくれない。「叫びたし寒満月の割れるほど」
元死刑囚・西武雄さん、絶望の獄中句である。敗戦直後、福岡で
発生した殺人事件、まったく関係ないのに1975年、死刑執行。
袴田巖さんが無実を勝ち取るのに58年かかり、石川一雄さんは無実
を訴え続けながら、今年3月、86歳で無念のうちに世を去った。
三鷹事件の竹内景助さんは1967年、名張毒ぶどう酒事件の奥西勝
さんは2015年、再審開始を待ち続けながら亡くなった。やり直し
裁判、再審は「開かずの扉」と言われている。昨年9月の袴田さんの
無罪判決、今年の石川さんの病死があって、冤罪に対する関心が
高まっている。
先週この欄でも紹介したように元裁判官63人、刑法研究者135人
が「再審法改正」を「強く求めている」。与野党の国会議員も「証拠
の全面的な開示」と「再審開始決定に対する検事側の抗告禁止」など
を法律化しようとしている。それに対し、法相の諮問機関である
「法制審議会」が立ちはだかり、骨抜きにして収めようとしている。
袴田さんの姉ひで子さん、石川さんの妻早智子さん。このほか作家
の高村薫さん、桐野夏生さん、島田雅彦さん、平野啓一郎さんや
ジャーナリストが「再審法改正」の署名運動を始める計画である。
(12月16日「東京新聞」朝刊21面「本音のコラム」より)
━━━━━━━
※【動画アップの紹介】
☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より
https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3
・20251203 UPLAN 第89回とめよう!東海第二原発
日本原電本店抗議行動/第147回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=FvRLj0f28_g
・20251124 UPLAN 日本原電は再稼働をあきらめ、今すぐ廃炉を決めよ!
東海第二原発廃炉デー大集会
https://www.youtube.com/watch?v=JJcOMSH2y70
・【抜粋】11/24廃炉デー大集会:東電福島第一原発事故
被害者家族(鴨下美和さん)の訴え
https://www.youtube.com/watch?v=xf_UtMBuMCI
・20251124 UPLAN【デモ】11/24日本原電は再稼働をあきらめ、
今すぐ廃炉を決めよ!東海第二原発廃炉デー大集会
https://www.youtube.com/watch?v=Gb5Foaw2Xaw
・20251115 UPLAN 山崎久隆「東電の闇その3地元同意に向けた新潟県の
動きと再稼働準備でも多発する事故」
https://www.youtube.com/watch?v=BDNlAV6Mtsk
・20251113 UPLAN 小西洋之「改憲の現実の危機と衆参憲法審査会の状況」
https://www.youtube.com/watch?v=rIpmxR4pe0I
・20251030 UPLAN 黒川眞一「幻想の『核融合発電』」
https://www.youtube.com/watch?v=E9lgRs2vxDM
・20250927 UPLAN 山崎久隆
「東京電力の闇 その2 柏崎刈羽原発は再稼働どころではない状態、
デブリ取り出し計画は実現するのか」
https://www.youtube.com/watch?v=AXi0J7RxGCA
・20250926 UPLAN 原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=d5WxPM2D8NE
・20250923 UPLAN【集会】さようなら原発1000万人アクション全国集会
https://www.youtube.com/watch?v=UDnP3KKLL20
・20250923 UPLAN【渋谷デモ】さようなら原発1000万人アクション全国集会
https://www.youtube.com/watch?v=_mK1_luvpqQ
・20250903 UPLAN 第86回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議行動/
第144回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=y6PN6sltbss
・20250823 UPLAN STOP!! 原電東海第二原発の再稼働 いばらき大集会
https://www.youtube.com/watch?v=pfsCqsXR-Uw
・20250823 UPLAN 【デモ】STOP!! 原電東海第二原発の再稼働
いばらき大集会 https://www.youtube.com/watch?v=v0jH-p7aJtg
・20250728 UPLAN 白石草「(福島県)「甲状腺検査」の今」
https://www.youtube.com/watch?v=4jNaSaGMXms
・20250712UPLAN 山崎久隆「東電の闇 経営破綻寸前で原発再稼働の恐怖」
https://www.youtube.com/watch?v=KGnu7sewuzk
・20250702 UPLAN 第84回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議行動/
第142回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=UwY7gFox7zs
・20250626 UPLAN 山田朗 第7回講座「サンフランシスコ講和条約と日米安保」
https://www.youtube.com/watch?v=XFCrhP8hko4
・20250620 UPLAN 第49回原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=xjOEzjSaz_M
・20250610 UPLAN 天笠啓祐「バイオテクノロジーと現代社会」
https://www.youtube.com/watch?v=WJNxMJYD2Kw
・20250607 UPLAN 多原良子「アイヌ女性の複合差別からの脱却を目指して」
https://www.youtube.com/watch?v=uPF1s5TdIwI
・20250606 UPLAN 東電株主代表訴訟控訴審判決
https://www.youtube.com/watch?v=-riUMrgEtn0
・20250531 UPLAN 珠洲原発阻止-日本を救った人たち
青木美希氏のたんぽぽ舎36周年記念講演
https://www.youtube.com/watch?v=PTN4EjtIt3o
・20250529 UPLAN 孫崎享「トランプ政権とこれからの日本」
https://www.youtube.com/watch?v=t9U3LjeXiq0
・20250516 UPLAN 原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=2jKKr4bGzH4
・20250515 UPLAN 山田朗【シリーズ戦後改革第6回】
「G2と逆コース、朝鮮戦争と再軍備」
https://www.youtube.com/watch?v=mrBkxefHXMg
・20250508 UPLAN 避難住宅追い出し訴訟控訴審・判決
https://www.youtube.com/watch?v=9smkeHHg5kk
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へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。
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☆《事故情報編集部》より
たんぽぽ舎のメールマガジンは、2024年2月中旬から、『月曜、
水曜、金曜、土曜』の週4回の発信となっています。
「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合は、発信
することもあります。
また、毎月第1水曜は「原電・東電本店抗議行動」なので基本的に
翌日の「木曜」に発信する予定です。
※メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。
1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。
2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し
よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
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3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、
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ガザへの思い、ウクライナについて、政治の腐敗について、
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新聞報道も批判的な新潟県知事の再稼働容認判断ですが、柏崎刈羽原発から約35km~80kmに位置する新潟市の市議会議員、中山均さんに脱原発運動の内側から見てきた国と東電の横暴を解説してもらいます。
ぜひご参加ください。
https://greens.gr.jp/notice/event-info/38604/
311から15年「原発は人類の未来と共存できない」脱原発連続セミナー
第1回 12/17(水)19:00〜
再稼働への「知事判断」示された東京電力柏崎刈羽原発-民主主義を歪めて進められる原発推進
中山均・緑の党共同代表
(新潟市議会議員/柏崎刈羽原発再稼働の是非を考える新潟県民ネットワーク事務局)
再稼働に向けた国の圧力や東電の動き、これに対する県民世論の動向や「県民投票で決める会」「県民ネットワーク」などの粘り強い活動の報告
<内容>
巨大集中型エネルギー産業の持つ技術信仰、安全神話の間違いが、被ばくリスクを受忍させる政策に結びついています。何より安全と健康を守るべき国や自治体も、中道であるべきメディアや司法でさえも、利益を追求する事業体に利する立場に立ち、市民はこれに抵抗しながら、連帯して反対運動を続けています。
原発の非生命性、非民主性は、持続可能な社会への道筋を妨害し、崩壊させるものであると、中山さんは語ります。
「柏崎刈羽原発の再稼働は県民が決める」と主張して行なった県民投票条例の制定請求は14万超の署名を集めましたが、県議会に否決されてしまいました。一体、福島原発事故を起こした「あの東電」に原発稼働を任せられるのか、注目されるこの時期、じっくりと地元からの報告を聞きます。
◆参加方法 オンライン(Zoom)
◆参加費 無料
◆お申し込み:https://peatix.com/event/4699494/view
主催:緑の党グリーンズジャパン
企画:社会運動部
<企画趣旨>
2026年3月11日、東電福島第一原発事故から15周年を迎えます。
しかし、第一原発の「原子力緊急事態宣言」は、今も解除の見通しもないまま継続中です。事故原因については科学的・技術的に未解明な部分が多く残り、今なお検証が続けられているところです。
福島の山林は一度も除染されておらず、子育て世代など健康被害を懸念する数万人が、今も全国各地で避難生活を続けている一方で、「福島復興」のかけ声ばかりが大きく響き、民意とかけ離れた開発が進んでいます。
原発事故をきっかけに発足した緑の党グリーンズジャパンは、来年迎える15年という節目に向けて、今一度、原発事故の人々への影響を振り返り、放射能のリスクを軽視して未来社会を脅かす原子力政策にストップをかけるために、12月から3月まで、月一回の連続セミナーを企画しました。
第2回 1月21日(水) 19時-20時半 「3.11を忘れない人々をつなぐ」
第3回 2月14日(土) 17時半-19時 「東電に原発は任せられない」おしどりマコ•ケンさん
第4回 3月25日(水) 19時-20時半 「避難者とともに東電と国の罪を問う」
たんぽぽ舎です。【TMM:No5309】
2025年12月15日(月)地震と原発事故情報-
3つの情報をお知らせします
転載・転送歓迎
(転載される方はご一報いただけると幸いです)
━━━━━━━
★1.泊原発で事故が起きれば北海道壊滅
原子力規制委員会は「新規制基準に適合したからといって
安全は担保しない」と明言 上岡直見(環境経済研究所代表)
★2.宮城・仙台からパレスチナ国家承認の声を!
ガザの子どもたちが「私たちのことを忘れないでほしい」と訴える
高橋典久(宮城県柴田郡村田町)
★3.新聞より5つ
◆柏崎刈羽原発「リスクある以上再稼働反対」
避難者の会が県と東電に申し入れ (12月15日「新潟日報」より)
◆巻原発計画で住民投票実施の旧巻町、
元町長笹口孝明さん「判断を仰ぐ先は県民だ」
県議会に信を問う花角知事の選択を批判
【柏崎刈羽原発再稼働問題】 (12月15日「新潟日報」より抜粋)
◆【独自】柏崎刈羽の廃炉費、新潟県民の電気代にも上乗せか
東北電力と共同開発、原発1号機を廃炉なら
東京電力・福島第二で先例 (12月14日「新潟日報」より抜粋)
◆吉田松陰を学ぶ日韓高校生
僕は松陰や山縣も尊敬しない
前川喜平(現代教育行政研究会代表)
(12月14日「東京新聞」朝刊21面「本音のコラム」より)
◆「誰か故郷を」の連載を依頼 鎌田 慧(ルポライター)
(12月10日「東京新聞」朝刊22面「私の東京物語」「4」より)
━━━━━━━
☆《事故情報編集部》より
1.たんぽぽ舎のメールアドレス< tanpopo3238@yahoo.co.jp >は、
2026年1月1日から使用できなくなります。
「YAHOOの認証対策」更新不可のためです。引き続き、使用
できるよういろいろ試してみましたがうまくいきませんでした。
当面、たんぽぽ舎のメールアドレスは、< nonukes@tanpoposya.net >
のみとなります。
学習会・講座などの予約申し込みも< nonukes@tanpoposya.net >を
使います。
学習会案内ビラの予約申し込みアドレスも1月印刷分より変更する
予定です。よろしくご了承のほどお願い致します。
2.従来、< tanpopo3238@yahoo.co.jp >からメールマガジンをお送り
していた方には、WEBメールを使い発信元アドレス
< nonukes@tanpoposya.net >より配信いたします。
3.たんぽぽ舎のメールマガジンは、2024年2月中旬から、『月曜、
水曜、金曜、土曜』の週4回の発信となっています。「火曜、木曜」
の発信しない日でも「緊急事態」の場合は、発信することもあります。
また、毎月第1水曜は「原電・東電本店抗議行動」なので、基本
的に翌日の「木曜」に発信する予定です。
━━━━━━━
※12月23日(火) メディアが報道しない
「トランプ政権の食と医薬のホントの話」
お 話:安田節子さん(食政策センター・ビジョン21主宰人)
日 時:12月23日(火)18時より21時(開場17時30分)
講師のお話は19時より
会 場:たんぽぽ舎セミナー室 定員 30名
参加費:900円(資料代含む)(学生 500円)
予約方法:たんぽぽ舎あてに電話03-3238-9035、又は
メール nonukes@tanpoposya.net で氏名と電話番号をお知らせ下さい。
受付番号をお伝えします。
━━━━━━━
※12月26日(金)第55回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)
福島第一原発の核汚染水海洋投棄を中止せよ!
老朽原発うごかすな! 東海第二原発再稼働するな!
フクシマは終わっていない!
日 時:12月26日(金)18時30分より19時45分
場 所:首相官邸前
主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会
定 例:毎月第3金曜日
次回の第56回は、1月16日(金)18時30分より19時45分です。
━━━━━━━
※2026年1月14日(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!
2つの行動=定例は第1水曜です。
1.第90回日本原電本店抗議行動
東海第二原発の防潮堤は「設計も施工も」無理とごまかしだらけ
欠陥工事による防潮堤は大地震・大津波に役立たず
小手先の補修工事でなんとかなるものではない
日本原電は再稼働をあきらめ、東海第二の廃炉を決めよ!
日 時:1月14日(水)17:00より18:00
場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
JR秋葉原駅より5分
主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549
協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」
☆次回の第91回は、2026年2月4日(水)17:00より18:00です。
2.第148回東電本店合同抗議行動
放射能汚染水海洋投棄を中止せよ!
柏崎刈羽原発を再稼働するな!
東電は2200億円の原電支援するな!
東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
日 時:1月14日(水)18:45より19:45
場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
賛 同:東電株主代表訴訟など141団体
・プラカード、ノボリ旗をたくさん持参してください。
☆次回の第149回は、2026年2月4日(水)18:45より19:45です。
━━━━━━━
※たんぽぽ舎の冬休みは、12月27日(土)より2026年1月7日(水)
です。2026年1月8日(木)より通常業務とさせていただきます。
メールマガジンは、12月25日(木)が年内最終の発信です。
2026年1月9日(金)より発信を再開します。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.泊原発で事故が起きれば北海道壊滅
| 原子力規制委員会は「新規制基準に適合したからといって
| 安全は担保しない」と明言
└──── 上岡直見(環境経済研究所代表)
◎ 報道のとおり、北海道の鈴木知事は北海道電力泊原3号機の再稼働に
同意した。(注・1、2号機は規制委員会の審査中)知事は同意判断につ
いての記者会見で、発電所の安全対策や防災対策などの不安や懸念点につ
いては、今回の判断以降も対応を続けていくものであるとして、道として
防災対策に一層取り組んでゆくとしている。(※1)
◎ しかしそういう問題ではないのである。
鈴木知事は再稼働判断のポイントとして「新規制基準への適合」を挙げ
ているが、よく知られるように原子力規制委員会は、新規制基準に適合し
たからといって安全は担保しないと明言している。
また新規制基準に適合した設備であっても、自治体が事前対策において
想定しておくべき事故のレベルについて確認されている。(※2)
◎ そこで、このレベルの事故が起きたとき、泊原発周辺でどのような影
響が発生するかをシミュレーションした結果を図に示す。
例として2024年2月9日の気象条件で、避難・一時移転範囲が苫小牧
市や千歳市を経て札幌市の一部から岩見沢市まで及び、北海道の社会・経
済の主要な地域が影響を受ける。[下図参照]
http://sustran-japan.eco.coocan.jp/datafile/tomari_20240209.pdf
◎ この千歳市については、膨大な電力需要を必要とするデータセンター
のラピダスの建設が予定されており、知事の再稼働判断の一つともなって
いるが、ひとたび泊原発が事故を起こせば、北海道の経済活性化どころか
ラピダスも廃墟となる。
知事は泊原発について「安定電源」などというが、それどころか苫小牧
地区の既存の発電所まで巻き添えとなる。
(※1)https://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kke/242895.html
(※2)原子力規制委員会委員長定例会見 令和5年11月29日
┏┓
┗■2.宮城・仙台からパレスチナ国家承認の声を!
| ガザの子どもたちが「私たちのことを忘れないでほしい」と訴える
└──── 高橋典久(宮城県柴田郡村田町)
「ガザ死者 7万人超」(11月30日付「河北新報」)
「負傷者17万人 状況深刻」(12月1日付「河北新報」)
ガザの人口は約220万人。そこで死者7万人、負傷者17万人。
正にジェノサイド(大量虐殺)、21世紀の“ホロコースト”です。
11月30日からテレビ番組表を注視していましたが、「ガザ死者7万人
超」の報道はほんのわずか。
ガザの惨状を伝え、トランプ大統領による“一時停戦”がいかに危うい
ものかを報告するものはありませんでした。
9月にG7フランスや英国、カナダがパレスチナを国家承認しました
が、日本政府が見送ったことについて批判的に言及するものもありま
せんでした。
ガザの子どもたちが「私たちのことを忘れないでほしい」と訴える姿が
目に浮かびます。
パレスチナ訪問報告会
11月30日13時30分より16時 仙台市市民活動サポートセンター
ガザでの大虐殺が続くなか、イスラエルはヨルダン川西岸の「併合」計
画を推し進めようとしています。入植者や占領者によるパレスチナ人への
襲撃・暴力、土地からの追放が激化するヨルダン川西岸を巡り、現状を
報告します。【主催】パレスチナと仙台を結ぶ会
思いのほかたくさんの人が来てくれたようで、机を片付けイスだけ並べ
て、現地の映像を眺めながら報告を聞きました。
もっともっとたくさんの人が参加し、全国各地でこのような集会が開か
れ、日本政府もパレスチナ国家を承認するような状況が生み出せれば、と
願っています。
そう言えば、2月2日に開催された「現地の状況報告」でもたくさんの
人が来てくれました。その時は、1月28日の河北新報で「報告会」の
“お知らせ”が比較的大きな記事で掲載され、「報告会」の当日には読売
新聞の記者が取材し、3日にはとても大きな記事「パレスチナの現状
関心を」が掲載されました。
ここに弁護士会や生協などからメッセージが届いたり、夕方のニュース
でテレビ放映されたりすれば、「パレスチナ人への関心」も高まるものと
思われます。
テレビ・メディアの動きも世論の関心もいまいちのようで、心配です。
「戦後80年」もパッとせず、とても気掛かりです。 (後略)
(2025.12.15村田町の「かわら版」第652号より抜粋)
┏┓
┗■3.新聞より5つ
└────
◆柏崎刈羽原発「リスクある以上再稼働反対」
避難者の会が県と東電に申し入れ
2011年に起きた東京電力福島第一原発事故で避難した人たちによる全
国組織「『避難の権利』を求める原発避難者の会」(事務局・札幌市)は12
日、東電新潟本社と県庁を訪ね、東電柏崎刈羽原発を再稼働させないよう
申し入れた。
記者会見したメンバーは「事故リスクがゼロではない以上、原発を再稼
働させることはできない」と訴えた。
会の共同代表で福島市から札幌市に避難する中手聖一さん(64)と、福島
県大熊町から阿賀野市に避難する大賀あや子さん(52)が東電と県に申入書
を提出した。
11日には経済産業省資源エネルギー庁柏崎刈羽地域担当官事務所にも
提出している。
会見で中手さんは「再稼働に対する福島事故避難者の理解は得られてい
ないと伝えた。被害者の理解なしに再稼働に突き進んでいいはずがない」
と主張した。
会は2015年に結成。今月2日には、柏崎刈羽原発の再稼働に反対する
声明も発表している。 (12月15日「新潟日報」より)
https://www.47news.jp/13597351.html
◆巻原発計画で住民投票実施の旧巻町、
元町長笹口孝明さん「判断を仰ぐ先は県民だ」
県議会に信を問う花角知事の選択を批判
【柏崎刈羽原発再稼働問題】
東京電力柏崎刈羽原発の再稼働「容認」の意向を表明した花角英世知事
は、自身の判断について「信を問う」先に県議会を選んだ。
かつて東北電力巻原発計画の是非を問う住民投票を行った旧巻町(新潟
市西蒲区)の元町長笹口孝明さん(77)は、知事の選択を批判し、「判断を
仰ぐ先は県議会ではなく県民であるべきだ」と語った。
(論説編集委員・原 崇)
-知事が自身の信任、不信任を県議会に問うとした手法をどう考えますか。
笹口:「知事の『信を問う』としてきたこれまでの言葉を額面通りに受け
止めれば、県内有権者に何らかの形で問うことだと考えるのが自然
だろう。ところが、いよいよという段階で問う先が県議会になっていた」
(後略) (12月15日「新潟日報」より抜粋)
https://www.47news.jp/13596597.html
◆【独自】柏崎刈羽の廃炉費、新潟県民の電気代にも上乗せか
東北電力と共同開発、原発1号機を廃炉なら
東京電力・福島第二で先例
東京電力が検討する柏崎刈羽原発1号機の廃炉が実施された場合、費用
の一部が新潟県の県民の電気料金に負担として上乗せされる可能性がある
ことが13日、分かった。
1号機は柏崎刈羽原発7基の中で唯一、東電と東北電力による共同開発。
発電量の半分相当が新潟県を含む東北電管内に供給されてきたことが背
景にある。
東電の今後の判断次第では、廃炉が県内の新たな家計負担につながる。
(後略) (12月14日「新潟日報」より抜粋)
https://www.47news.jp/13593133.html
◆吉田松陰を学ぶ日韓高校生
僕は松陰や山縣も尊敬しない 前川喜平(現代教育行政研究会代表)
「日韓高校生、歴史学ぶ交流」。11日本紙タ刊のこの記事を読んで救わ
れる思いがした。
歴史を学ぶ交流に参加した両国の生徒は、相互理解の大切さを知り、排
外主義に惑わされないだろう。
こういう取り組みこそが真の平和の礎になる。
両国の生徒は松下村塾で吉田松陰について学んだそうだ。韓国「東北ア
ジア歴史財団」の研究委員は「日本で明治維新に影響を与えた立派な人物
と紹介される」と説明したという。
たしかに松陰を尊敬する日本人は多い。しかし僕は松陰を尊敬しない。
松陰は1854年「幽囚録」にこう書いた。
「今急いで軍備を固め軍艦や大砲をほぼ備えたら、蝦夷を開墾して諸大
名に与えて統治させ、隙を見てカムチャツカ、オホーツクを奪い、琉球を
諭して参勤・参集させ諸大名と同列にし、朝鮮に迫って古代のように人質
を取り朝貢させ、北は満州を割譲させ、南は台湾・ルソン諸島を手に入
れ、漸次進取の勢いを示すべきだ」(現代語訳)
これは明治維新から太平洋戦争に至る日本の侵略戦争と植民地支配の青
写真にほかならない。
松陰の弟子では伊藤博文だけでなく山縣(やまがた)有朋についても
学んでほしい。
「軍部」という独立権力をつくり上げ、朝鮮を日本の「利益線」として
侵略し、支配した中心人物だからだ。もちろん僕は山縣も尊敬しない。
(12月14日「東京新聞」朝刊21面「本音のコラム」より)
◆「誰か故郷を」の連載を依頼 鎌田 慧(ルポライター)
同郷・青森出身の歌人・劇作家に寺山修二さんがいた。
わたしより3歳年上で、青森高校2年時に地元紙の東奥日報短歌大会で
入選などしていて、その名を知っていた。
わたしは28歳のときに月刊総合誌「新評」の編集者となり、青高後輩
のライターを通じて寺山さんと知り合った。ロシアの詩人エフトゥ
シェンコが30歳で書いた「早すぎる自叙伝」にならい、31歳の寺山さん
に勧めてエッセーを連載してもらった。
寺山さんは女優の九條映子さんと結婚し、世田谷区下馬の一軒家住ま
い。1967年の春、原稿をもらいに訪ねると、風呂場や回転式の肘かけ椅
子が一つだけある部屋まで案内して見せたたのには面食らった。
帰りの東横線の電車で原稿を取りだして読むと、笑ってしまった。特高
刑事だった父親が神棚に拳銃を向け、その先に天皇陛下の写真が…という
荒唐無稽な話。実は弘前生まれだったが、「走っている汽車の中で生まれ
た」と。虚構がすぎる自伝だと感じた。
題名は「誰か故郷を想はざる」とあり、少年時代の母親不在や家庭崩壊
による反語だった。サブには「自叙伝らしくなく」とあって、倒錯しなが
らも読み物としては面白かった。挿絵は売れっ子のイラストレーター辰巳
四郎さん。それが不気味な暗い絵で、社長からクレームがついた。
辰巳さんに謝って、4回目から明るい絵にしてもらった。連載中に出版
社を辞めたが、初版本のあとがきで寺山さんはわたしへの謝辞を書いてく
れた。1983年に47歳で病没。早熟奇才の人だった。
(12月10日「東京新聞」朝刊22面「私の東京物語」「4」より)
━━━━━━━
※【動画アップの紹介】
☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より
https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3
・20251203 UPLAN 第89回とめよう!東海第二原発
日本原電本店抗議行動/第147回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=FvRLj0f28_g
・20251124 UPLAN 日本原電は再稼働をあきらめ、今すぐ廃炉を決めよ!
東海第二原発廃炉デー大集会
https://www.youtube.com/watch?v=JJcOMSH2y70
・【抜粋】11/24廃炉デー大集会:東電福島第一原発事故
被害者家族(鴨下美和さん)の訴え
https://www.youtube.com/watch?v=xf_UtMBuMCI
・20251124 UPLAN【デモ】11/24日本原電は再稼働をあきらめ、
今すぐ廃炉を決めよ!東海第二原発廃炉デー大集会
https://www.youtube.com/watch?v=Gb5Foaw2Xaw
・20251115 UPLAN 山崎久隆「東電の闇その3地元同意に向けた新潟県の
動きと再稼働準備でも多発する事故」
https://www.youtube.com/watch?v=BDNlAV6Mtsk
・20251113 UPLAN 小西洋之「改憲の現実の危機と衆参憲法審査会の状況」
https://www.youtube.com/watch?v=rIpmxR4pe0I
・20251030 UPLAN 黒川眞一「幻想の『核融合発電』」
https://www.youtube.com/watch?v=E9lgRs2vxDM
・20250927 UPLAN 山崎久隆
「東京電力の闇 その2 柏崎刈羽原発は再稼働どころではない状態、
デブリ取り出し計画は実現するのか」
https://www.youtube.com/watch?v=AXi0J7RxGCA
・20250926 UPLAN 原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=d5WxPM2D8NE
・20250923 UPLAN【集会】さようなら原発1000万人アクション全国集会
https://www.youtube.com/watch?v=UDnP3KKLL20
・20250923 UPLAN【渋谷デモ】さようなら原発1000万人アクション全国集会
https://www.youtube.com/watch?v=_mK1_luvpqQ
・20250903 UPLAN 第86回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議行動/
第144回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=y6PN6sltbss
・20250823 UPLAN STOP!! 原電東海第二原発の再稼働 いばらき大集会
https://www.youtube.com/watch?v=pfsCqsXR-Uw
・20250823 UPLAN 【デモ】STOP!! 原電東海第二原発の再稼働
いばらき大集会 https://www.youtube.com/watch?v=v0jH-p7aJtg
・20250728 UPLAN 白石草「(福島県)「甲状腺検査」の今」
https://www.youtube.com/watch?v=4jNaSaGMXms
・20250712UPLAN 山崎久隆「東電の闇 経営破綻寸前で原発再稼働の恐怖」
https://www.youtube.com/watch?v=KGnu7sewuzk
・20250702 UPLAN 第84回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議行動/
第142回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=UwY7gFox7zs
・20250626 UPLAN 山田朗 第7回講座「サンフランシスコ講和条約と日米安保」
https://www.youtube.com/watch?v=XFCrhP8hko4
・20250620 UPLAN 第49回原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=xjOEzjSaz_M
・20250610 UPLAN 天笠啓祐「バイオテクノロジーと現代社会」
https://www.youtube.com/watch?v=WJNxMJYD2Kw
・20250607 UPLAN 多原良子「アイヌ女性の複合差別からの脱却を目指して」
https://www.youtube.com/watch?v=uPF1s5TdIwI
・20250606 UPLAN 東電株主代表訴訟控訴審判決
https://www.youtube.com/watch?v=-riUMrgEtn0
・20250531 UPLAN 珠洲原発阻止-日本を救った人たち
青木美希氏のたんぽぽ舎36周年記念講演
https://www.youtube.com/watch?v=PTN4EjtIt3o
・20250529 UPLAN 孫崎享「トランプ政権とこれからの日本」
https://www.youtube.com/watch?v=t9U3LjeXiq0
・20250516 UPLAN 原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=2jKKr4bGzH4
・20250515 UPLAN 山田朗【シリーズ戦後改革第6回】
「G2と逆コース、朝鮮戦争と再軍備」
https://www.youtube.com/watch?v=mrBkxefHXMg
・20250508 UPLAN 避難住宅追い出し訴訟控訴審・判決
https://www.youtube.com/watch?v=9smkeHHg5kk
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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震と原発事故情報」
へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。
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☆《事故情報編集部》より
たんぽぽ舎のメールマガジンは、2024年2月中旬から、『月曜、
水曜、金曜、土曜』の週4回の発信となっています。
「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合は、発信
することもあります。
また、毎月第1水曜は「原電・東電本店抗議行動」なので基本的に
翌日の「木曜」に発信する予定です。
※メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。
1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。
2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し
よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、
たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)
3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、
どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。
そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先
など必要事項を400文字以内でお送り下さい。
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メールマガジンへのイベント案内は1回だけの
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4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、
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件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。
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ガザへの思い、ウクライナについて、政治の腐敗について、
武器輸出問題、パンデミック条約…等々
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たんぽぽ舎です。【TMM:No5308】
2025年12月13日(土)地震と原発事故情報-
4つの情報をお知らせします
転載・転送歓迎
(転載される方はご一報いただけると幸いです)
━━━━━━━
★1.11.30「原発つづけるための乾式貯蔵 NO!全国集会@高浜」
「報告とお礼」
木原壯林(老朽原発うごかすな!実行委員会)
★2.試論「廃原発事始め」第20回
1920年代の信濃川水系発電工事において「北越の地獄谷」と
呼ばれた朝鮮人労働者に対しての虐待・虐殺事件が起きていた!
Alongside History(電気争議に併行する歴史語り)その1
藤岡彰弘(廃原発watchers 能登・富山)
★3.私事ではございますが、12月8日八戸へ行っておりました
インフラはまあまあ無事でした。電車は止まった
六カ所再処理工場が事故を起こしたら?これにはお手上げ
坂東喜久恵(たんぽぽ舎)
★4.新聞より2つ
◆ 早大で生協機関紙づくり 鎌田 慧(ルポライター)
(12月4日「東京新聞」朝刊22面「私の東京物語」「3」より)
◆ 「人質司法 見直しを」 大河原冤罪 日弁連が報告書
(12月11日「毎日新聞」朝刊より)
━━━━━━━
☆《事故情報編集部》より
1.たんぽぽ舎のメールアドレス< tanpopo3238@yahoo.co.jp >は、2026年
1月1日から使用できなくなります。
「YAHOOの認証対策」更新不可のためです。引き続き、使用できる
よういろいろ試してみましたがうまくいきませんでした。当面、
たんぽぽ舎のメールアドレスは、< nonukes@tanpoposya.net >のみとなります。
学習会・講座などの予約申し込みも< nonukes@tanpoposya.net >を使います。
学習会案内ビラの予約申し込みアドレスも1月印刷分より変更する予定です。
よろしくご了承のほどお願い致します。
2.従来、< tanpopo3238@yahoo.co.jp >からメールマガジンをお送りして
いた方には、WEBメールを使い発信元アドレス< nonukes@tanpoposya.net >
より配信いたします。
3.たんぽぽ舎のメールマガジンは、2024年2月中旬から、『月曜、水曜、
金曜、土曜』の週4回の発信となっています。「火曜、木曜」の発信しない
日でも「緊急事態」の場合は、発信することもあります。
また、毎月第1水曜は「原電・東電本店抗議行動」なので、基本的に翌日
の「木曜」に発信する予定です。
━━━━━━━
※12月23日(火) メディアが報道しない
「トランプ政権の食と医薬のホントの話」
お 話:安田節子さん(食政策センター・ビジョン21主宰人)
日 時:12月23日(火)18時より21時(開場17時30分)
講師のお話は19時より
会 場:たんぽぽ舎セミナー室 定員 30名
参加費:900円(資料代含む)(学生 500円)
予約方法:たんぽぽ舎あてに電話03-3238-9035、又は
メール nonukes@tanpoposya.netで氏名と電話番号を
お知らせ下さい。受付番号をお伝えします。
━━━━━━━
※12月26日(金)第55回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)
福島第一原発の核汚染水海洋投棄を中止せよ!
老朽原発うごかすな! 東海第二原発再稼働するな!
フクシマは終わっていない!
日 時:12月26日(金)18時30分より19時45分
場 所:首相官邸前
主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会
定 例:毎月第3金曜日 次回の第56回は、
1月16日(金)18時30分より19時45分です。
━━━━━━━
※2026年1月14日(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!
2つの行動=定例は第1水曜です。
1.第90回日本原電本店抗議行動
東海第二原発の防潮堤は「設計も施工も」無理とごまかしだらけ
欠陥工事による防潮堤は大地震・大津波に役立たず
小手先の補修工事でなんとかなるものではない
日本原電は再稼働をあきらめ、東海第二の廃炉を決めよ!
日 時:1月14日(水)17:00より18:00
場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
JR秋葉原駅より5分
主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549
協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」
☆次回の第91回は、2026年2月4日(水)17:00より18:00です。
2.第148回東電本店合同抗議行動
放射能汚染水海洋投棄を中止せよ!
柏崎刈羽原発を再稼働するな!
東電は2200億円の原電支援するな!
東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
日 時:1月14日(水)18:45より19:45
場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
賛 同:東電株主代表訴訟など141団体 ・プラカード、
ノボリ旗をたくさん持参してください。
☆次回の第149回は、2026年2月4日(水)18:45より19:45です。
━━━━━━━
※たんぽぽ舎の冬休みは、12月27日(土)より2026年1月7日(水)です。
2026年1月8日(木)より通常業務とさせていただきます。
メールマガジンは12月25日(木)が年内最終の発信で、
2026年1月9日(金)より発信を再開します。
━━━━━━━
┏┓
┗■1. 11.30「原発つづけるための乾式貯蔵 NO!全国集会@高浜」
| 「報告とお礼」
└──── 木原壯林(老朽原発うごかすな!実行委員会)
皆様には「老朽原発うごかすな!」の行動で、多々お世話になり、
ありがとうございます。
さて、電力会社や政府は、1.使用済み核燃料の乾式貯蔵、
2.老朽原発稼働の拡大、3.原発新増設によって、
原発を延命させようとしています。
この中で「使用済み核燃料の乾式貯蔵」は、以下の理由により、
近々の原発廃炉に向けての要となる課題です。
原発を運転すれば発生する使用済み核燃料は、発生直後には、膨大な
放射線と熱を発しますから、燃料プールで水冷保管しなければなりません。
そのプールが満杯になれば原発を運転できなくなるため、電力会社や
政府は、放射線量と発熱量が減少した使用済み核燃料を乾式貯蔵に移
して、プールに空きを作ることに躍起です。
例えば、伊方原発3号機では、6年後に燃料プールが満杯になり、
原発を停止せざるを得なくなるため、去る7月1日に500トンの乾式
貯蔵の運用を開始しました。
これによって、原発の運転可能期間は29年に延びました。
また、高浜原発では、あと3年でプールが満杯になるため、460トン
の乾式貯蔵を画策しています。これを許せば、原発は10年近く延命します。
このように、乾式貯蔵を許すことは、原発の運転継続を許すことに
なります。逆に、乾式貯蔵を阻止できれば、原発を停止させることが
できます。
ところで、関西電力などの電力会社は、乾式貯蔵に移した使用済み
核燃料の搬出先として再処理工場の稼働を願望していましたが、昨年8月、
日本原燃が27回目の再処理工場の完成延期を発表したため、この願望は
破綻しました。
再処理工場には、耐震補強が必要な個所が多数ありますが、その多く
は、使用済み燃料を用いたアクティブ試験によって、高濃度の放射性
物質で汚染されていて、人が近寄れず、工事は至難です。
また、発生する高放射線廃液のガラス固化もトラブル続きで、再処理
工場の完成は全く見込めません。乾式貯蔵に移した使用済み核燃料の
行き場はないのです。
それでも関電などの電力会社は、乾式貯蔵施設の建設を画策してい
ます。原発延命のための乾式貯蔵であることは明らかです。
乾式貯蔵問題で初の全国集会・「原発つづけるための乾式貯蔵 NO!
全国集会@高浜~使用済み核燃料の行き場はないぞ~(11.30高浜
全国集会と略す)」は、3年後に燃料プールが満杯になる高浜原発の
立地・高浜町で、11月30日に開催されました
(主催:老朽原発うごかすな!実行委員会)。
「11.30高浜全国集会」当日、高浜原発周辺での前段集会には主と
して関西、福井から駆け付けた200人、高浜町文化会館での本集会に
は全国から結集した400人のご参加を頂き、関電に、乾式貯蔵の断念→
原発全廃→自然エネルギーへの転換を求め、高浜町に乾式貯蔵拒否を
求めました。前段集会では、関電への申し入れも行いました。
本集会では、「乾式貯蔵は原発延命策」であることを確認した後、
青森から鹿児島までの全国および関西、福井で反原発、反核燃料サイ
クルを闘う団体からの「乾式貯蔵NO!」の連帯アピール(ビデオ
メッセージを含む)を頂きました。
また、全国23の団体からは、連帯のメッセージが届き、プログ
ラム冊子に収録されて、配布されました。
最後に、集会宣言と高浜町への「乾式貯蔵を容認するな!」「原発
のない町つくりを求める」申入れを、参加者全員の万雷の拍手で採択し、
町内デモに出発しました。
約1時間のデモは、沿道の町民の注目を集め、各所で激励もいただきました。
11.30高浜全国集会に、ご参加、ご支援いただきました皆様、
ありがとうございました。
┏┓
┗■2.試論「廃原発事始め」第20回
| 1920年代の信濃川水系発電工事において「北越の地獄谷」と
| 呼ばれた朝鮮人労働者に対しての虐待・虐殺事件が起きていた!
| Alongside History(電気争議に併行する歴史語り)その1
└──── 藤岡彰弘(廃原発watchers 能登・富山)
【2】電気ハ誰ノモノデスカ? …
電気に関わる事件史の中に、廃原発への手がかりを探す
―「中津川事件」をご存知ですか?―
◎ 新潟県津南町で、今も稼働を続ける東京電力中津川第1、第2
水力発電所。
この工事のため、信濃川の支流であり長野県境に近い中津川の渓谷
地帯で、1920年代に多くの朝鮮人労働者が働かされていました。
「中津川事件」とは、その工事現場で働いていた朝鮮人労働者が、
ひどい虐待を受け、逃亡しようとした労働者がリンチによって撲殺さ
れたり、崖から突き落とされていたことが明らかになったものです。
事件についての単著はありませんが、『在日朝鮮人研究15』、『新潟
近代史研究3』、『新潟県史通史編近代』(いずれも佐藤泰治さんによる)
に、その実態が記されています。
◎ 私は、これらをもとにした「人権平和・浜松」の記事(2022年)
を参照してこの事件を紹介したいと思います。
1922年7月29日に読売新聞が「信濃川を頻々流れ下る鮮人の虐殺
死体」と題する記事を掲載し、大きな反響を巻き起こします。
◎ 工事を発注した東京電燈(東京電力の前身)や、工事を請け負っ
た大倉組(大成建設の前身)はこれを否定しますが、問題を重視した
「東亜日報」は、編集局長を派遣し、事件の真相究明にあたりました。
関係者等の証言から、甘言利説で騙され、朝鮮各地からここに連れて
こられた朝鮮人労働者は7月末時で大倉組だけで600人程がいて、
下請けの土建業者によって飯場に閉じ込められ、虐待された結果、
多くの人々が命を落とすか、大けがを負っていたことが明らかに
なっていきました。
◎ 亡くなった方で、名前が判明しているのは10数人にすぎません。
コンクリート詰めにされたり、山中で白骨化した状態で見つかった方
が何人もいます。なぜこんなことが起きたのでしょう。
当時は、日本が重化学工業化に向かって突き進んでいく転換点で
あり、そのための電力が何より求められていました。
いわゆる五大電力が、京浜、阪神の工業地帯への送電・発電をめぐ
ってしのぎを削っていた時です。
東京電燈はその筆頭的存在で、信濃川や阿賀野川の上流地帯から
東京方面に向かう高圧鉄塔による送電線敷設と、大水力発電所の建設
を急ピッチで進めていたのです。
◎ 大倉組も、東京電燈も、日本政府も、躍起になってこの事件を
否定し続けました。
日本人労働者の間からは、事件は次第に遠のいていきましたが、一方、
この事件をきっかけに朝鮮人労働者たちの声は高まり続け、政府による
弾圧をはねのけて、1925年には在日本朝鮮労働総同盟が、そして1928
年には新潟県朝鮮労働組合が結成されていきました。
中津川流域の秋山郷は、近年「苗場山麓ジオパーク」として観光地化
が進められています。
今は、静かに雪の季節を迎えているのでしょうか。 (第21回へ続く)
┏┓
┗■3.私事ではございますが、12月8日八戸へ行っておりました
| インフラはまあまあ無事でした。電車は止まった
| 六カ所再処理工場が事故を起こしたら?これにはお手上げ
└──── 坂東喜久恵(たんぽぽ舎)
私事ではございますが、12月8日私ども夫婦、八戸へ行っておりました。
コロナの時期を除いて、毎年1~2回は青森・八戸(本八戸)に行っ
ています。
連れ合いの務めていてた会社の工場や事業所が十和田市や八戸市に
ある関係で退職前は頻繁に仕事で行き来していました。
今は行くと言っても、お気に入りの「のみやさん」に行くだけですが。
もう80歳近い夫婦なので、いつまで行けるかも考えて、今年も出
かけた次第です。まさに地震は想定外。ホテルに戻り、大浴場にもつ
かり・・・寝入りばなにドスンゆらゆら、「あ、大きい」とは思いま
したが、そんなに大きい感じではなかったので収まるのを待って、
NHK。震度6強?M7.5?
揺られた感じは5弱+α。ベットから振り落とされなかったし、
停電もしてないし、エレベーターは止まったと館内放送はあったけど。
新しいホテルで耐震もいいらしいからかな。
でももっと大きいのがすぐ来るといけないので、いざという時避難
できる準備はしました。スマホ充電、着替えをそばに・・・等々。
ただ、いろいろな状況を頭の中でシミュレートしました。
(1)もっと大きいのがすぐ来て、インフラがやられたら?
◎火事でなかったら、このままここにいた方が良さそうだ。
着替えて待機。
(2)津波がもっと大きいのがきたら?
◎このままここにいた方が良さそうだ。(13階建て)
(3)六カ所再処理工場が事故を起こしたら?
◎これにはお手上げ!きっと大パニック
後で見ると、結構被害が出ていて大変なようです。
インフラは、八戸市内は個別にしか壊れなかったので全体での大事
には至らなかったようです。皆さん、まだ十勝沖地震(1968)の記憶
が強く、比べる人が多かったですね。
ただ、公共交通機関は予想どおり止まっていて、新幹線は動き
出したのが午後4時過ぎ。新幹線八戸駅で5時間位待ちました。
でも、なんとか帰ってこられてほっ!
9日中に東京に戻ってこれなかったら、家族以外にも連絡しま
くりになっていましたね。
┏┓
┗■4.新聞より2つ
└────
◆早大で生協機関紙づくり 鎌田 慧(ルポライター)
19歳からの2年4カ月の謄写学院時代は青春の一ページだった。1959年
10月に退職し、大学を受験するため下宿にこもって、社会と国語と外国語の
勉強に励んだ。
高校生のときにNHK講座でフランス語を学んだことがあり、お茶の水の
専門学院「アテネ・フランセ」にも通い、外国語はフランス語で受けて
合格ができた。
60年4月、早稲田大学第一文学部露文科に入学した。昼は授業に
出て、夜は謄写印刷の仕事、それに早大生協の編集アルバイトで月
2回ほど、機関紙「生協ニュース」をつくった。芸術運動で知られた
作家の花田清輝、NHKのドラマ演出家の和田勉、映画監督の勅使河原
宏といった方々に原稿を依頼した。よく授業はサボったが、論文を
出せば単位がもらえるいい時代だった。
日活が日比谷で上映する無料の産業映画を見に行ったが、溶鉱炉
から灼熱したオレンジ色の鉄の塊がダーッと流れる映像に惹かれた。
鉄鋼は日本の基幹産業であり、八幡製鉄所の大争議を描いた30年の
浅原健三著「溶鉱炉の火は消えたり」を読んでいたこともあって、
大学卒業後、神田に本社があった業界紙の鉄鋼新聞社に入った。
そんな高炉製鉄とは異なり、都内には鉄スクラップを購入して、
電気炉で鉄鋼をつくる町工場が多かった。鉄鋼の圧延工場もあり、
首都圏全ての工場を見て回り、2年半ほど記事を書いた。それから
月刊総合誌「新評(しんひょう)」を発行する出版社に移り、編集
者となった。
(12月9日「東京新聞」朝刊22面「私の東京物語」「3」より)
◆「人質司法 見直しを」 大河原冤罪 日弁連が報告書
化学機械メーカー「大河原化工機」(横浜市)の冤罪事件を巡り、日本
弁護士会連合は9日、警察、検察、裁判所の対応について検討した報告書
をまとめた。現代の刑事司法が抱える問題点が凝縮した事件だとした上で、
裁判所は「人質司法」と呼ばれる現在の身柄拘束の判断を検証し、抜本的
に見直すべきだとした。
外為法違反容疑で逮捕・起訴された大河原化工機社長らの拘留は約11
カ月に及び、その間に胃がんが見つかった元顧問は保釈が認められず、
被告の立場のまま死亡した。
報告書は、裁判所が罪状隠滅をうかがわせる具体的な事情がないにもかか
わらず、社長らの保釈請求の却下を続けたと指摘。無罪主張を理由に罪状
隠滅のおそれを認める運用が裁判所に定着してしまっているとし、決別
するように求めた。
警視庁については、国家賠償訴訟で東京高裁が「(捜査に)犯罪の
成立にかかる基本的な問題があった」と認定したことを踏まえ、
「成果」への焦燥感が冤罪を生み出す温床となり得ることを真正面
から認識する必要があると批判。また、捜査方針への異議の申し出を
封じ込めない指揮命令系統を再構築しなければならない地言及した。
検察に対しては、警察による事件の見立てに引っ張られず、独立した
立場で消極証拠を十分に吟味することが求められるとした。
(12月11日「毎日新聞」朝刊より)
━━━━━━━
※【動画アップの紹介】
☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より
https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3
・20251203 UPLAN 第89回とめよう!東海第二原発
日本原電本店抗議行動/第147回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=FvRLj0f28_g
・20251124 UPLAN 日本原電は再稼働をあきらめ、今すぐ廃炉を決めよ!
東海第二原発廃炉デー大集会
https://www.youtube.com/watch?v=JJcOMSH2y70
・【抜粋】11/24廃炉デー大集会:東電福島第一原発事故
被害者家族(鴨下美和さん)の訴え
https://www.youtube.com/watch?v=xf_UtMBuMCI
・20251124 UPLAN【デモ】11/24日本原電は再稼働をあきらめ、
今すぐ廃炉を決めよ!東海第二原発廃炉デー大集会
https://www.youtube.com/watch?v=Gb5Foaw2Xaw
・20251115 UPLAN 山崎久隆「東電の闇その3地元同意に向けた新潟県の
動きと再稼働準備でも多発する事故」
https://www.youtube.com/watch?v=BDNlAV6Mtsk
・20251113 UPLAN 小西洋之「改憲の現実の危機と衆参憲法審査会の状況」
https://www.youtube.com/watch?v=rIpmxR4pe0I
・20251030 UPLAN 黒川眞一「幻想の『核融合発電』」
https://www.youtube.com/watch?v=E9lgRs2vxDM
・20250927 UPLAN 山崎久隆
「東京電力の闇 その2 柏崎刈羽原発は再稼働どころではない状態、
デブリ取り出し計画は実現するのか」
https://www.youtube.com/watch?v=AXi0J7RxGCA
・20250926 UPLAN 原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=d5WxPM2D8NE
・20250923 UPLAN【集会】さようなら原発1000万人アクション全国集会
https://www.youtube.com/watch?v=UDnP3KKLL20
・20250923 UPLAN【渋谷デモ】さようなら原発1000万人アクション全国集会
https://www.youtube.com/watch?v=_mK1_luvpqQ
・20250903 UPLAN 第86回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議行動/
第144回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=y6PN6sltbss
・20250823 UPLAN STOP!! 原電東海第二原発の再稼働 いばらき大集会
https://www.youtube.com/watch?v=pfsCqsXR-Uw
・20250823 UPLAN 【デモ】STOP!! 原電東海第二原発の再稼働
いばらき大集会 https://www.youtube.com/watch?v=v0jH-p7aJtg
・20250728 UPLAN 白石草「(福島県)「甲状腺検査」の今」
https://www.youtube.com/watch?v=4jNaSaGMXms
・20250712UPLAN 山崎久隆「東電の闇 経営破綻寸前で原発再稼働の恐怖」
https://www.youtube.com/watch?v=KGnu7sewuzk
・20250702 UPLAN 第84回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議行動/
第142回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=UwY7gFox7zs
・20250626 UPLAN 山田朗 第7回講座「サンフランシスコ講和条約と日米安保」
https://www.youtube.com/watch?v=XFCrhP8hko4
・20250620 UPLAN 第49回原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=xjOEzjSaz_M
・20250610 UPLAN 天笠啓祐「バイオテクノロジーと現代社会」
https://www.youtube.com/watch?v=WJNxMJYD2Kw
・20250607 UPLAN 多原良子「アイヌ女性の複合差別からの脱却を目指して」
https://www.youtube.com/watch?v=uPF1s5TdIwI
・20250606 UPLAN 東電株主代表訴訟控訴審判決
https://www.youtube.com/watch?v=-riUMrgEtn0
・20250531 UPLAN 珠洲原発阻止-日本を救った人たち
青木美希氏のたんぽぽ舎36周年記念講演
https://www.youtube.com/watch?v=PTN4EjtIt3o
・20250529 UPLAN 孫崎享「トランプ政権とこれからの日本」
https://www.youtube.com/watch?v=t9U3LjeXiq0
・20250516 UPLAN 原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=2jKKr4bGzH4
・20250515 UPLAN 山田朗【シリーズ戦後改革第6回】
「G2と逆コース、朝鮮戦争と再軍備」
https://www.youtube.com/watch?v=mrBkxefHXMg
・20250508 UPLAN 避難住宅追い出し訴訟控訴審・判決
https://www.youtube.com/watch?v=9smkeHHg5kk
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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震と原発事故情報」
へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。
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☆《事故情報編集部》より
たんぽぽ舎のメールマガジンは、2024年2月中旬から、『月曜、
水曜、金曜、土曜』の週4回の発信となっています。
「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合は、発信
することもあります。
また、毎月第1水曜は「原電・東電本店抗議行動」なので基本的に
翌日の「木曜」に発信する予定です。
※メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。
1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。
2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し
よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、
たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)
3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、
どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。
そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先
など必要事項を400文字以内でお送り下さい。
件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
メールマガジンへのイベント案内は1回だけの
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4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、
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件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。
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☆字数は2から4行位(70文字から140文字程度)、
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武器輸出問題、パンデミック条約…等々
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なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上、全て掲載できない場合も
あります。ご了解下さい。
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「メルマガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。
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たんぽぽ舎です。【TMM:No5307】
2025年12月12日(金)地震と原発事故情報-
4つの情報をお知らせします
転載・転送歓迎
(転載される方はご一報いただけると幸いです)
━━━━━━━
★1.青森県東方沖地震で六ヶ所再処理施設はどうなるか
再処理施設で事故が発生した場合…[青森県の広範囲にわたって
居住不能の範囲が発生する](濃縮廃液の10%が放出されると仮定)
上岡直見(環境経済研究所代表)
★2.12/8青森県沖の大きな地震について
原発・再処理工場は再稼働、稼働を止め、廃棄すべき
佐々木敏彦、佐々木和子(たんぽぽ舎会員、北海道在住)
★3.脱原発季刊誌『季節』2025年冬号発売中!
《特集》福島の汚染土と汚染水の行方
小出裕章「生命体の世界と原子核の世界」
樋口英明「未来の人々から裁かれないために」
井戸謙一「311子ども甲状腺がん裁判にご支援を」 季節編集委員会
★4.新聞より3つ
◆上野は人生の出発点 鎌田 慧(ルポライター)
(12月4日「東京新聞」朝刊22面「私の東京物語」「1」より)
◆神田駿河台でガリ版印刷 鎌田 慧(ルポライター)
(12月5日「東京新聞」朝刊22面「私の東京物語」「2」より)
◆絶対謝(誤)らない人 三木義一(青学大名誉教授)
(12月11日「東京新聞」朝刊21面「本音のコラム」より)
━━━━━━━
☆《事故情報編集部》より
1.たんぽぽ舎のメールアドレス< tanpopo3238@yahoo.co.jp >は、
2026年1月1日から使用できなくなります。
「YAHOOの認証対策」更新不可のためです。引き続き、使用
できるよういろいろ試してみましたがうまくいきませんでした。
当面、たんぽぽ舎のメールアドレスは、< nonukes@tanpoposya.net >
のみとなります。
学習会・講座などの予約申し込みも< nonukes@tanpoposya.net >を
使います。
学習会案内ビラの予約申し込みアドレスも1月印刷分より変更する
予定です。よろしくご了承のほどお願い致します。
2.従来、< tanpopo3238@yahoo.co.jp >からメールマガジンをお送り
していた方には、WEBメールを使い発信元アドレス
< nonukes@tanpoposya.net >より配信いたします。
3.たんぽぽ舎のメールマガジンは、2024年2月中旬から、『月曜、
水曜、金曜、土曜』の週4回の発信となっています。「火曜、木曜」
の発信しない日でも「緊急事態」の場合は、発信することもあります。
また、毎月第1水曜は「原電・東電本店抗議行動」なので、基本
的に翌日の「木曜」に発信する予定です。
━━━━━━━
※12月23日(火) メディアが報道しない
「トランプ政権の食と医薬のホントの話」
お 話:安田節子さん(食政策センター・ビジョン21主宰人)
日 時:12月23日(火)18時より21時(開場17時30分)
講師のお話は19時より
会 場:たんぽぽ舎セミナー室 定員 30名
参加費:900円(資料代含む)(学生 500円)
予約方法:たんぽぽ舎あてに電話03-3238-9035、又は
メール nonukes@tanpoposya.net で氏名と電話番号をお知らせ下さい。
受付番号をお伝えします。
━━━━━━━
※12月26日(金)第55回「原発いらない!金曜行動」(首相官邸前)
福島第一原発の核汚染水海洋投棄を中止せよ!
老朽原発うごかすな! 東海第二原発再稼働するな!
フクシマは終わっていない!
日 時:12月26日(金)18時30分より19時45分
場 所:首相官邸前
主 催:「原発いらない金曜行動」実行委員会
定 例:毎月第3金曜日
次回の第56回は、1月16日(金)18時30分より19時45分です。
━━━━━━━
※2026年1月14日(水)2つの申し入れ・抗議行動にご参加を!
2つの行動=定例は第1水曜です。
1.第90回日本原電本店抗議行動
東海第二原発の防潮堤は「設計も施工も」無理とごまかしだらけ
欠陥工事による防潮堤は大地震・大津波に役立たず
小手先の補修工事でなんとかなるものではない
日本原電は再稼働をあきらめ、東海第二の廃炉を決めよ!
日 時:1月14日(水)17:00より18:00
場 所:日本原電本店前(住友不動産秋葉原北ビル 台東区上野5-2-1)
JR秋葉原駅より5分
主 催:「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」TEL 070-6650-5549
協 力:「再稼働阻止全国ネットワーク」
☆次回の第91回は、2026年2月4日(水)17:00より18:00です。
2.第148回東電本店合同抗議行動
放射能汚染水海洋投棄を中止せよ!
柏崎刈羽原発を再稼働するな!
東電は2200億円の原電支援するな!
東電は福島第一原発事故の責任をとれ!
日 時:1月14日(水)18:45より19:45
場 所:東京電力本店前(千代田区内幸町1-1-3)
呼びかけ:「経産省前テントひろば」070-6473-1947
「たんぽぽ舎」 03-3238-9035
賛 同:東電株主代表訴訟など141団体
・プラカード、ノボリ旗をたくさん持参してください。
☆次回の第149回は、2026年2月4日(水)18:45より19:45です。
━━━━━━━
※たんぽぽ舎の冬休みは、12月27日(土)より2026年1月7日(水)
です。2026年1月8日(木)より通常業務とさせていただきます。
メールマガジンは、12月25日(木)が年内最終の発信です。
2026年1月9日(金)より発信を再開します。
━━━━━━━
┏┓
┗■1.青森県東方沖地震で六ヶ所再処理施設はどうなるか
| 再処理施設で事故が発生した場合…[青森県の広範囲にわたって
| 居住不能の範囲が発生する](濃縮廃液の10%が放出されると仮定)
└──── 上岡直見(環境経済研究所代表)
◎ 12/10発信【TMM:No5306】で、青森県東方沖地震と女川原子力発電所
の危険性が指摘されたが、六ヶ所再処理施設の危険性にも注目する必要が
ある。
今回の地震で再処理施設燃料貯蔵プールの水があふれたトラブルが報告
された。
幸いそれ以上の事故には進展しなかったが、再処理施設には通常の原発
の数基分の放射性物質が貯蔵されている。
六ヶ所再処理施設の危険性が現実化したというべきだ。
再処理施設で事故が発生した場合に、施設のどの部分が破損し、どのよ
うな核種がどのくらい放出されるかについてはさまざまなシナリオが考え
られ、影響の評価(被ばく量など)も各種提案されている。
ここでは貯留されている濃縮廃液の10%が放出されると
仮定する。(※1)
当面、ある気象条件でシミュレーションした結果を図に示す。
http://sustran-japan.eco.coocan.jp/datafile/rokkasho_haieki.pdf
◎ 日本の被ばく基準は甘いが、参考としてチェルノブイリ基準を適用し
た場合、図の紫は強制移住ゾーンである。
青森県の広範囲にわたって居住不能の範囲が発生する。
条件の設定によってはさらに広範囲に影響が及ぶ可能性もある。
とりあえず限られた資料でシミュレーションしたが、さらに検討して
報告したい。
(※1)参考
原子力規制委員会
「第89回核燃料施設等の新規制基準適合性に係る審査会合」
┏┓
┗■2.12/8青森県沖の大きな地震について
| 原発・再処理工場は再稼働、稼働を止め、廃棄すべき
└──── 佐々木敏彦、佐々木和子(たんぽぽ舎会員、北海道在住)
◎ 12月8日深夜、午後11時15分ごろ、青森県東方沖を震源とする
地震があり、同県八戸市で震度6強、おいらせ町と階上町で震度6弱の揺
れを観測しました。
震源の深さは54キロ、地震の規模はマグニチュード7.5だが、
「モーメントマグニチュード(Mw)」では7.4と推定されるそうです。
青森県や北海道、岩手県によると、計50人以上がけがをした、と報道
されています。
◎ 函館市も震度5強の揺れを観測し、我が家は何も問題はなかったです
が、津波、余震も気になり明け方まで起きていました。函館市の市街地・
中心部はその両側が海です。
青森県は東通原発、六ケ所再処理工場、中間貯蔵施設などがあり、とて
も心配しています。
今回の地震は海溝地震ですが、先の核施設の周りには活断層があり、
連動して動くこともあり得ます。
9日午前2時には、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発令され
ました。
私たちは、3.11東北地方太平洋沖地震(Mw9.0-9.1)を経験し
ていますが、確かその2日前にM7クラスの地震があったことも想起して
います。
◎ 北海道は今週、1シーズンに1回あるかないかの寒波・冬将軍に見舞
われます。
ただでさえ、水道管凍結防止の対策をしなければならず、電気、ガス、
水道、灯油などのライフラインが途絶えたら、大変なことになります。
いかなる意味においても、原発、再処理工場、は再稼働・稼働を止め、
廃棄しなければなりません。
皆さん、頑張りましょう。
┏┓
┗■3.脱原発季刊誌『季節』2025年冬号発売中!
| 《特集》福島の汚染土と汚染水の行方
| 小出裕章「生命体の世界と原子核の世界」
| 樋口英明「未来の人々から裁かれないために」
| 井戸謙一「311子ども甲状腺がん裁判にご支援を」
└──── 季節編集委員会
〈原発なき社会〉を求めて集う不屈の〈脱原発〉情報誌『季節』の20
25年冬号が12月11日より全国書店で発売されました。
今号も多くの皆様の協力で読み応えのある内容に仕上がりました。
定価770円(税込み)。A5判 132頁
発行:鹿砦社 東京編集室 TEL 03-3238-7530
主な執筆者は以下の通りです。
小出裕章(元京都大学原子炉実験所助教)/樋口英明(元福井地裁裁判
長)/井戸謙一(311子ども甲状腺がん裁判弁護団長)/山川剛史
(東京新聞編集委員)/鈴木邦弘(絵本作家/イラストレーター)/まさ
のあつこ(ジャーナリスト)/和田央子(放射能ゴミ焼却を考えるふくし
ま連絡会)/平井玄(新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに反対する会)
/門馬好春(「三〇年中間貯蔵施設地権者会」会長)/菅野みずえ(「AL
PS処理汚染水差止訴訟」原告)/吉澤正巳(「希望の牧場・よしざわ」
代表)/水戸喜世子(「子ども脱被ばく裁判の会」共同代表)/村田三郎
(医師)/末田一秀(『はんげんぱつ新聞』編集長)/山崎久隆(たんぽ
ぽ舎共同代表)/後藤政志(元東芝・原子力プラント設計技術者)/古居
みずえ(映画監督)/森松明希子(原発賠償関西訴訟原告団代表)/
《対談》木村三浩(一水会代表)×板坂剛(作家/舞踊家)/三上治
(「経産省前テントひろば」スタッフ)/原田弘三(翻訳者)/瀬尾英幸
(北海道泊村在住)/志田文広(とめよう!東海第二原発首都圏連絡会世
話人)/けしば誠一(反原発自治体議員・市民連盟事務局長)/藤岡彰弘
(廃原発watchers能登・富山)/木原壯林(老朽原発うごかすな!実行
委員会)/木村雅英(再稼働阻止全国ネットワーク)/天野恵一(再稼働
阻止全国ネットワーク)/《反原発川柳》乱鬼龍
◎季節2025年冬号の概要は下記URLを参照ください。
amazon https://www.amazon.co.jp/dp/B0FTFV57G5/
┏┓
┗■4.新聞より3つ
└────
◆上野は人生の出発点 鎌田 慧(ルポライター)
わたしは青森県弘前市に生まれた。津軽藩の弘前城跡の公園があり、春
の桜はとても華やか。その東北の果てから初めて墓京にきたのは、小学生
の頃だった。
兄が国鉄職員なので国鉄パスがもらえ、家族もタダでどこにでも行け
た。おふくろと一緒に東京の親戚に何回か会いにきた。記憶にあるのは新
宿駅で高かったバナナを買ってもらい、荻窪あたりの駅から人力車に
乗ったこと。有楽町の日劇で一つ年上の天才少女・美空ひばりが歌ったの
も見た。
あれから80年近く。思い出深いのはやはり上野駅。1964年にはやった
井沢八郎の「あゝ上野駅」の歌碑が広小路口前に立ち、高度経済成長期に
「金の卵」と呼ばれた中学卒業者の集団就職の絵がある。
中学校の同級生の4、5人が下町の工場に就職したが、当時は「上京少
年」といわれた。上野は北の郷里と直結している「心の駅」であり、ノス
タルジアを覚えるのだ。
出稼ぎ帰りの男性が出発した列車に慌てて飛び乗って転落死した悲しい
事故も目撃した。
上京後、わたしの待ち合わせ場所は上野公園の西郷さんの銅像前。
あるとき遅れて行ったら、ついに現れず、下宿に帰ると、おふくろが
部屋でちょこんと座って待っていたことも懐かしい。
今も上野が人生の出発点だったとの思いは消えない。
☆1938年青森県生まれ。早稲田大卒。業界紙の鉄鋼新聞記者などをへ
て、ルポライターに。「さようなら原発」運動の呼びかけ人。
「鎌田慧セレクション-現代の記録-」全12巻を刊行中。
(12月4日「東京新聞」朝刊22面「私の東京物語」「1」より)
◆神田駿河台でガリ版印刷 鎌田 慧(ルポライター)
1957年、青森県の弘前高校をでて、上京した。その頃、8ミリカメラ
のブームがはじまり、親戚の紹介で板橋区の志村坂上にあったカメラ試作
所の見習工となった。だが金ノコで薄い材料を切ると刃を折ったりしてや
る気もでないし、すぐに辞めた。
100分の1ミリ単位で長さを測るマイクロメーターなどを使いこなせな
い。飯田橋の職安に仕事を探しに行くと、すごい人の山だった。1960年
に池田勇人内閣が所得倍増計画を閣議決定して高度経済成長が始まる前
の、ナべ底不況の失業者であふれていた。
運良く転職したのが神田駿河台の中央謄写学院。鉄筆で蝋(ろう)原紙を
切るガリ版の技術を教える養成所だった。先生と職員が労働組合を結成す
ると、正月休みに社長がいきなり建物に鍵をかける「ロックアウト」をお
こない、労組を嫌った偽装倒産にでた。
組合員みんなでドアを破って中にこもり、解雇撤回闘争にはいった。机
の上に貸布団を敷いて寝て、応援してくれる労組の機関紙やパンフレット
をつくり続けた。通勤もなく、3食あって、独り身には楽だった。
職場占拠は75日間。会社側が負けて学校はそのまま継続し、印刷部門
は別会社とする分離案で決着した。
組合員たちは「自主管理」の印刷会社で再スタートした。
スクーターで印刷物を納入する際、転んで足の骨を折って2カ月入院し
たこともあった。
自由な時間が多く、井上光晴の詩集や社会科学の本などを読んでいて、
大学に行こうと思いはじめた。
(12月5日「東京新聞」朝刊22面「私の東京物語」「2」より)
◆絶対謝(誤)らない人 三木義一(青学大名誉教授)
「おや、ご隠居、何をうなっているんで?」
「うーん、まずこれを読んでご覧」
「なになに、1968年10月22日の衆議院内閣委員会で当時の増田甲子
七防衛庁長官が『戦艦というものは全世界にもうございません・・・』と
いっているので、高市首相が答弁で述べた『戦艦』発言は誤りではないか、
答弁を修正する気はないか、って辻元議員の質問主意書ですね。へえー、
戦艦はもうなかったんだ」
「そのようだな。だから高市さんが言ったのであれば、修正すればよい
ものを次のように答弁」
御指摘の「戦艦という艦種の軍艦」については一義的に確立された定義
があるとは承知しておらず、文脈によってその意味するところが異なり得
るため、お尋ねについて一概にお答えすることは困難である。なお、「戦
艦」の意味は、例えば、広辞苑(第7版)によれば「1.戦争に用いる
船。…」とされているものと承知している。
「えっ?これが回答。全然分からねえ」
「つまり、修正したくないんだ。弁護士などに時々いる『謝ったら
死んじゃう病』かもしれん。首相がこれだとこわい」
「なんですそれ?」
「間違いを認めたり、謝罪すると死ぬんじゃないかと思うくらい、往生
際悪く不合理な弁解や曲解をしてしまう人格障害だそうだ。
(大西洋一『法律版・悪魔の辞典』26頁)」
(12月11日「東京新聞」朝刊21面「本音のコラム」より)
━━━━━━━
※【動画アップの紹介】
☆三輪祐児さんのユープラン(UPLANpart3)より
https://www.youtube.com/results?search_query=UPLANpart3
・20251203 UPLAN 第89回とめよう!東海第二原発
日本原電本店抗議行動/第147回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=FvRLj0f28_g
・20251124 UPLAN 日本原電は再稼働をあきらめ、今すぐ廃炉を決めよ!
東海第二原発廃炉デー大集会
https://www.youtube.com/watch?v=JJcOMSH2y70
・【抜粋】11/24廃炉デー大集会:東電福島第一原発事故
被害者家族(鴨下美和さん)の訴え
https://www.youtube.com/watch?v=xf_UtMBuMCI
・20251124 UPLAN【デモ】11/24日本原電は再稼働をあきらめ、
今すぐ廃炉を決めよ!東海第二原発廃炉デー大集会
https://www.youtube.com/watch?v=Gb5Foaw2Xaw
・20251115 UPLAN 山崎久隆「東電の闇その3地元同意に向けた新潟県の
動きと再稼働準備でも多発する事故」
https://www.youtube.com/watch?v=BDNlAV6Mtsk
・20251113 UPLAN 小西洋之「改憲の現実の危機と衆参憲法審査会の状況」
https://www.youtube.com/watch?v=rIpmxR4pe0I
・20251030 UPLAN 黒川眞一「幻想の『核融合発電』」
https://www.youtube.com/watch?v=E9lgRs2vxDM
・20250927 UPLAN 山崎久隆
「東京電力の闇 その2 柏崎刈羽原発は再稼働どころではない状態、
デブリ取り出し計画は実現するのか」
https://www.youtube.com/watch?v=AXi0J7RxGCA
・20250926 UPLAN 原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=d5WxPM2D8NE
・20250923 UPLAN【集会】さようなら原発1000万人アクション全国集会
https://www.youtube.com/watch?v=UDnP3KKLL20
・20250923 UPLAN【渋谷デモ】さようなら原発1000万人アクション全国集会
https://www.youtube.com/watch?v=_mK1_luvpqQ
・20250903 UPLAN 第86回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議行動/
第144回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=y6PN6sltbss
・20250823 UPLAN STOP!! 原電東海第二原発の再稼働 いばらき大集会
https://www.youtube.com/watch?v=pfsCqsXR-Uw
・20250823 UPLAN 【デモ】STOP!! 原電東海第二原発の再稼働
いばらき大集会 https://www.youtube.com/watch?v=v0jH-p7aJtg
・20250728 UPLAN 白石草「(福島県)「甲状腺検査」の今」
https://www.youtube.com/watch?v=4jNaSaGMXms
・20250712UPLAN 山崎久隆「東電の闇 経営破綻寸前で原発再稼働の恐怖」
https://www.youtube.com/watch?v=KGnu7sewuzk
・20250702 UPLAN 第84回とめよう!東海第二原発 日本原電本店抗議行動/
第142回東電本店合同抗議
https://www.youtube.com/watch?v=UwY7gFox7zs
・20250626 UPLAN 山田朗 第7回講座「サンフランシスコ講和条約と日米安保」
https://www.youtube.com/watch?v=XFCrhP8hko4
・20250620 UPLAN 第49回原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=xjOEzjSaz_M
・20250610 UPLAN 天笠啓祐「バイオテクノロジーと現代社会」
https://www.youtube.com/watch?v=WJNxMJYD2Kw
・20250607 UPLAN 多原良子「アイヌ女性の複合差別からの脱却を目指して」
https://www.youtube.com/watch?v=uPF1s5TdIwI
・20250606 UPLAN 東電株主代表訴訟控訴審判決
https://www.youtube.com/watch?v=-riUMrgEtn0
・20250531 UPLAN 珠洲原発阻止-日本を救った人たち
青木美希氏のたんぽぽ舎36周年記念講演
https://www.youtube.com/watch?v=PTN4EjtIt3o
・20250529 UPLAN 孫崎享「トランプ政権とこれからの日本」
https://www.youtube.com/watch?v=t9U3LjeXiq0
・20250516 UPLAN 原発いらない金曜行動
https://www.youtube.com/watch?v=2jKKr4bGzH4
・20250515 UPLAN 山田朗【シリーズ戦後改革第6回】
「G2と逆コース、朝鮮戦争と再軍備」
https://www.youtube.com/watch?v=mrBkxefHXMg
・20250508 UPLAN 避難住宅追い出し訴訟控訴審・判決
https://www.youtube.com/watch?v=9smkeHHg5kk
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☆ひきつづき、たんぽぽ舎のメールマガジン=「地震と原発事故情報」
へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致します。
郵便振込 加入者名 たんぽぽ舎 口座番号 00180-1-403856
☆《事故情報編集部》より
たんぽぽ舎のメールマガジンは、2024年2月中旬から、『月曜、
水曜、金曜、土曜』の週4回の発信となっています。
「火曜、木曜」の発信しない日でも「緊急事態」の場合は、発信
することもあります。
また、毎月第1水曜は「原電・東電本店抗議行動」なので基本的に
翌日の「木曜」に発信する予定です。
※メールマガジン読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他
投稿(「川柳・俳句・短歌」など)を歓迎します。
1.「投稿」のテーマは、「原発問題」が中心軸ですが、エネルギー、
自然、政治・経済、社会、身近な生活も歓迎します。
2.原稿に「見出し」をつけて下さい。(「見出し」は1行見出し
よりも2行又は3行見出しの方が読む人にとってわかりやすい)
執筆者名(基本的に本名でお願いしています)と執筆者名の後にかっこ
書きで「所属・団体名」か「在住県名」を記載して下さい。
例:たんぽぽ花子(たんぽぽ舎)、
たんぽぽ太郎(東京都千代田区在住)
3.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」の投稿に関しては、
どの団体・グループも平等に掲載する基本方針です。
そのため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先
など必要事項を400文字以内でお送り下さい。
件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
メールマガジンへのイベント案内は1回だけの
掲載とさせていただきます。
4.集会や行動の参加報告等に関しては600文字以内で、
タイトル(見出し)及び本文をお送り下さい。
件名に「メルマガ掲載希望」と明記して下さい。
5.【読者からのつぶやき】(仮)
☆字数は2から4行位(70文字から140文字程度)、
タイトルも付けて下さい。
☆テーマ:原発関連、「今、悩んでいること、困っていること」、
ガザへの思い、ウクライナについて、政治の腐敗について、
武器輸出問題、パンデミック条約…等々
☆投稿者名は、ペンネームも可能です。名前の後ろにかっこで
在住県名を入れて下さい。
「投稿」の送付先はたんぽぽ舎のアドレス
< nonukes@tanpoposya.net > です。
なお、お送り頂いた投稿は紙面の都合上、全て掲載できない場合も
あります。ご了解下さい。
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◆このメールマガジンのバックナンバーは、ホームページの
「メルマガ:地震と原発事故情報」をご参照下さい。
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たんぽぽ舎では、「地震と原発事故情報」(メールマガジン)を
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