● 明日も彼が生きているとは限りません
不倫恋愛専門カウンセラーの斎藤ともみです。
最近始まった、月9ドラマの「ミステリーと言う勿れ」、なかなか人気が高いですね。
私も、あの原作のマンガが、大好きです。
原作のマンガに、岩波書店出版のマルクス・アウレーリウスの自省録という本の話題が出てきます。
その本に「あたかも 一万年も生きるかのように 行動するな。」という一節があり、私も常にドキッとしていました。
そうなんです。
私達、これから先、一万年も生きているのか?と問われると、まあ無理でしょう。
せいぜい生きたとしても、あと数十年かと思います。
それなのに、まるで、今の状況が永遠に続くかのように感じ、悩みをどうにかしようと、あがき苦しんでいます。
人生は短いです。これは、まごうことなき事実です。
明日、生きているとは限りません。だから、来月も同じことを気にし、悩んでいるとは限りません。
だからこそ、愛する人には、負の感情よりも、自然と湧き出てずっと残り続ける愛や感謝の気持ちを伝えると良いと思います。
例えば・・・
私の大切な人は、マリンスポーツをする人で、年間を通して毎朝早朝に海に入ります。
先日のトンガ沖の大規模噴火の際も、太平洋湾岸沿いは津波警報が出ていて、とても心配になり連絡しました。
LINEでの連絡だったので、既読がつけば無事だとわかるので、それで十分だと思っていたところ、忙しい合間を縫って、わざわざ返信をしてくれました。
本当にありがたかった。生きていてくれれば、それでいいです。
人生も恋心も、いつ終わるともしれません。
いつ終わるとも知れないからこそ、愛情や感謝を伝え、楽しい幸せな時間を紡いでいく方が、お互いにとって良いと思います。
あなたと、あなたの大切な人が、今日も良い一日を終え、穏やかな夜を過ごしていますように。
彼と愛を交わし続けるコツ