寝入りはすこぶるよく、目覚めも悪くない。
少しずつではあるけれど、身体の調子は上向いてきていると思う。
くらくらすることもなくなったし、口も閉じたままにはならない。
きっと先週は疲れのピークがきていたのだろう。
疲れた時に自分はどうなってしまうのか、それを知っておけば次からは対策を立てられるはず。
そこまで考えておきながら、時間が経てばけろっと忘れてしまうのはどうしてだろう。
冬の寒さをもう忘れかけているのと同じように、いつだって今目の前にあることしか身体は感じることができないのかも。
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スーパーのレジに響く若い女性達の声。
どの係員も声を大きく張り上げて料金を読み上げ、てきぱきとお金を受け取り、てきぱきと釣り銭を手渡している。
まるでチェッカー同士で競い合っているかのようで、少し怖く感じながら列に並ぶ。
表向きは笑顔で対応しているけれど、
首から下の部分は笑っているとは思えないような動きをしていたので、全体としてとても違和感を感じてしまった。
客のレジ待ちの時間を減らすことによって、その店の印象が良くなることを見込んでの方針なのだとしたらと思うと少し残念に思う。