からからの晴れ続きで曜日感覚のなかった冬が終わったら、ぱらぱらと雨ばかりの気が滅入る春がやってきた。
傘を片手にスーパーに向かい、買い物を済ませてはたと考える。
買い物袋と折りたたみ傘で両手がふさがってしまうけど、他に方法はないのだし。
右手に傘、左手のひらと親指と人差し指でハンドルを、
残りの指で買い物袋を引っ掛けてよろよろとペダルを漕ぐ。
後輪のブレーキが足で操作するタイプのもので良かったと思うのはこんな時なのだけど、お巡りさんにはその良さがわからない。
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昼の休憩が終わる少し前、予約資料が届いているか図書館のサイトに携帯からアクセスする。
今日も資料は届いていないようだったが、
代わりに返却期限を過ぎ資料があることを知らせる文章がトップ画面に出ていたので「あっ」と思う。
ぱらぱらと眺めただけで、その後は一度も開くことのなかったレシピ本。
既に3日も期日を過ぎていることを知り、申し訳がなくなる。
予約したものを今か今かと楽しみに待っている気持ちを知っているだけに、
こうして自分がその流れを止めてしまっている側に立つと、あわあわしてしまうのだ。
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頭がぼうっとするのは気圧のせいだろうか。
少しだけ時間をかけてストレッチすることにする。