単純作業の効能 | 2Uglassのブログ

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吹きガラス制作

よく寝たせいで昨日の疲労感は軽くなり、頭も働くようになったので喫茶店で読書にはげむ。

ぐっと集中して読み進めようやく最後のページにたどり着くと、
重たいテーマから解放された安堵感の他に、何かどっしりとしたものが残った。


図書館で借りる本の中に闘病記が混じるようになってきたのは去年からのこと。
正月に見た映画もそういったものだった。
何かが起こる前に備えておこうという気持ちが無意識に働いているのだろうか、と思う。


***

単純作業をこなしながら考え事をする時間というのは心地がよいものだと思う。

きっと手が動いているから頭も動くのだろう。
視野が手元に集中していくに従って、周りの雑音が聞こえなくなっていく。
作業に慣れていくにつれ、手元を見ているのに見ていないような感覚になっていき、頭の中の言葉が繋がりだす。

それは頭が頭だけで独立しているような感覚。
身体は身体で手が塞がっているから、頭にちょっかいが出せないような感じなのだ。

これがもしも慣れない作業や複雑な作業だったなら、頭が身体を動かすのに必死になってしまい、考え事をするには適さないのだろう。