人違い | 2Uglassのブログ

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吹きガラス制作

最寄り駅で降りてエスカレーターに向かう途中、少し離れたところで目が合った人が手を挙げてこちらに近づいてきた。
何かと思って立ち止まると、片手に紙を持っているので、道案内だろうと思った。

その人が隣に立って、そのパソコンかなにかで印刷された紙を目の前に差し出したので、
どれどれと覗き込むと、それは部屋の間取りだった。

その紙の一番上に住所が書いてあるのを見て、ここからそこまでの道を尋ねようとしているのかと思っていたら、
その人はトイレなどの詳細写真を指差して、たぶん中国語か何かをこちらに投げかけてくる。
写真をとんとんと指で叩いて、これはどうなんだ?どうなんだ?知ってるんだろ?

雰囲気からしてそんなことを喋っているのかなーと思いながら、
英語でも日本語でも片言でもいいからこちらがわかる言葉を使って欲しいと、ただただ苦笑いを浮かべていたら、
急に相手がはっとした表情になり「ニホンジンデスか?」と恐縮しながら言う。

どうやら同郷の人と思われたらしいが、それはいったいどの辺りがそうだったんだろう。
やっぱり顔がそうだったのか、それとも服装や雰囲気がそうだったのか。
サルエルパンツとスニーカーが雑技団ぽかったんだろうか。
中国なんかに旅行に行っても現地人に勘違いされてしまうんだろうか、などと考えつつ改札を抜けた。